Yahoo! SSL化の影響、対応策を徹底解説~SEO・解析の今後は?~

Yahoo! SSL化の影響、対応策を徹底解説~SEO・解析の今後は?~

※本記事は、2015年公開当時の情報を基にした記事です。

「Yahoo! JAPANがSSL化した」「検索キーワードが取得不可能に!?」「Google アナリティクスがYahoo!のSSL化についに対応!」など、Yahoo! JAPANのSSL化についての話題を耳にすることが多くなりましたね。Web担当者としては知っておくべき話題ではあるのですが、いまいちピンとこない方もいるはずです。

特に自社サイトへの流入の多くを検索エンジンに頼っている場合、今のうちに基本的な情報やWebサイトの運営に検索エンジンのSSL化がどのように影響していくのか抑えておいたほうがいいでしょう。

こちらの記事では、検索エンジンのSSL化、特にYahoo!のSSL化のサイト運営への影響、基礎知識、今後の対応策を解説します。

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Yahoo!検索がSSL化導入を発表、HTTPS化へ

Yahoo! JAPANは、8月12日にYahoo!検索のSSL化を8月18日から「段階的に」導入することを発表しました。
参考:「Yahoo!検索」SSL化のお知らせ – ヤフー株式会社

これにより、Yahoo!検索のURLは
http://search.yahoo.co.jp/* から、https://search.yahoo.co.jp/* に変わることになります。

確かに「SEOHACKS」と検索すると”https”に変わっています。
SEOHACKS_検索結果

まだSSL化がされていないページも多数見受けられるようです。
「ナイル株式会社」で検索しても”http”のままです。
ナイル_検索結果

10/15追記:検索キーワードによって変わるような表現に見えますが、タイミングによっては同じキーワードでもSSL化の有無が変わります。

SSLってそもそも何なのか

では、SSLとは一体どういったものなのでしょう。

SSLとはSecure Socket Layerの略称で、インターネット上で通信を暗号化する技術です。SSLを利用することで、パソコンとサーバ間のデータのやり取りを暗号化し、第三者によるデータの盗み見や、改ざんを防ぐことができます。

SSLは主に2つの役割があります。

Webサイトの信頼性を担保する「社会的な役割」

SSLを使用しているWebサイトは、SSL証明書というものを持っています。この証明書は、第三者機関の認証局(CA)によって発行されています。

この証明書により、サイトの運営元が実在しているという会社の実在証明を示され、利用者がWebサイトを信頼できることが保証されます。

第三者に情報を見られないようにする「技術的な役割」

通常のWebサイトをパソコンで表示する際用いる”http”通信は、SSL化したデータ通信と違い暗号化されていないため、第三者に通信を見られた際、簡単に通信している情報が読み取られてしまいます。

中には、SSL化をしていないことで、クレジットカードや住所や名前などの個人の重要な情報も読み取られる可能性もあります。

SSLの仕組み

今回、検索エンジンのSSL化によってサイト運営者に直接影響があるのは主に後者の「技術的な役割」についてです。

サイトがSSL化されると、URLが”http”ではなく”https”から始まります。サーバとパソコン間のデータのやり取りが暗号化されるため、SSL化されたサイトと非SSL化サイト間の遷移でデータの通信の内容に違いがあります。

SSL化したサイトから非SSL化サイトに遷移するとリファラ(参照元)情報が受け渡されない

上記の通り、SSL化されたサイトと非SSLサイトでは、データ通信の内容が異なるためリファラ(参照元)情報の受け渡しができません。

※リファラ(参照元)情報とは、アクセスログに記録されるデータの一つで、ユーザーがどのサイトに訪問するときに利用したリンク元のページ情報のこと

以下は、SSL化したサイトと非SSLサイトでどのようにリファラ情報の受け渡しが変わるのかまとめたものです。

SSL_notSSL

通常、SSL化サイトから非SSLサイトへユーザーが遷移する場合を除けば、リファラ情報が受け渡されます。

では、検索エンジンがSSL化するとどうなるのか?

上記で解説した内容を踏まえると、一般的なサイトの場合SSL化されていれば、遷移元のSSLの対応状況の有無に関わらずリファラ情報が受け渡される事がわかります。

前提として、検索エンジンからのリファラ情報には、どのようなキーワードで検索したかという、ユーザーの検索キーワード情報が含まれています。

今まで解説した内容を踏まえると、本来であれば検索エンジンがSSL化すると検索キーワードの情報が非SSLサイトには引き渡されないが、SSL化サイトには引き渡されるということになります。

しかし検索エンジンの場合、個人の情報とも言える「ユーザーの検索キーワード」を保護するということがSSL化を行う目的の一つに含まれています。検索キーワード情報が含まれるリファラ情報をSSL化サイトにも引き渡されないようにする処理が施されているのです。

補足:SSL化サイトに対してもリファラを引き渡さない仕組み

SSL化したサイトに対してもリファラを引き渡さない仕組みとして、どのような流れでそれが行われているのか簡単に説明します。

SSL化されたYahoo!検索の検索結果からサイト1のリンクをクリック

非SSLで作成されたYahoo!検索のページに遷移

SSL化されたサイト1にリダイレクト

referer情報の受け渡し

このように、非SSLページを挟むことにより、SSL化されたサイトに対してもリファラ情報を受け渡さない仕様となっています(2015年10月現在)

GoogleとYahoo!のSSL化の流れ

検索エンジンのSSL化は、米国のGoogleが2011年にSSL化の導入を開始し、その後日本のGoogleや米国のYahoo!でも導入されてきました。

googleとYahoo!のSSL化の流れ

Googleは2014年初頭に『HTTPSをSEOで優遇』 SSL化を推奨するアルゴリズム導入の検討を公式発表し、一時期話題にもなりました。
参考:『HTTPSをSEOで優遇』 SSL化を推奨するアルゴリズム導入をGoogleが公式発表 ++ SEO HACKS公式ブログ

近年インターネット上のデータの爆発的な増加に対するセキュリティ対策、サイバー犯罪の巧妙化に対する対策、ユーザー保護・情報保護のための対策の必要性が叫ばれています。それに応じ、Web全体でクレジットカード情報や個人情報のみでなく、サイト全体をSSL化する常時SSL化の流れが起きています。

SSL化の流れは、検索エンジンだけのものではないと言えるでしょう。
Yahoo! JAPANは現在段階的にYahoo!検索のSSL化を行っており、その影響が徐々に現れ始めています。

Yahoo!検索のSSL化は必然の流れだった?

以上のような流れに鑑みると、Yahoo!検索のSSL化は予測できるものでした。

GoogleやYahoo!以外にも、BingもSSL化の導入を行っている現状、Yahoo!検索のSSL化はむしろ遅すぎたくらいとも言われています。

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Google アナリティクスの計測への影響

Web担当者を務める多くの方は、Google アナリティクスでサイトのアクセス解析を行っているかと思いますが、以上のような仕様の変更によりGoogle アナリティクスの計測に影響が出ています。

現状ではGoogle アナリティクス上で、検索エンジン経由からの流入した(以下自然検索流入)キーワードを把握するのが難しくなる、参照元・refererにYahoo!検索経由の流入が自然検索流入にカウントされなくなる(注:現在はGoogle アナリティクス側の改修によりカウントされるようになっています)などの影響が出ています。

この2つの影響の詳細、確認方法、対処方法について解説します。

Google アナリティクスで検索キーワードが見られなくなる?

上記の通り、Google アナリティクス上の自然検索流入のキーワードに影響が出始めています。
Google アナリティクスでは、ユーザーがYahoo!やGoogleなどの検索エンジンの検索結果を経由してサイトを訪れた場合、どのような検索キーワードを使用したのか確認することができます。

Google アナリティクス上で把握できなくなった検索キーワードはどう見えるのか?

Google アナリティクスで、検索エンジンからの流入キーワードを確認することができますが、検索エンジンのSSL化によって(not provided)という表記になり検索キーワードが把握できない状態となっています。

(not provided)とは、GoogleやYahoo!などからサイトへの自然検索流入キーワードが提供されていないことを差します。(not provided)の表記になってしまいますと、キーワードが表示されませんので、ユーザーがどのようなキーワードで検索を行い、サイトを訪問したのかGoogle アナリティクスで確認することができなくなってしまいます。

こうしたキーワードを確認できないと、SEO施策を行う上でユーザーがどのような検索意図を持ってサイトを訪問したのかなど、検索キーワードのデータを元に行ってきた施策が今後行えなくなってしまう可能性があります。

余談ですが、(not provided)と似た(not set)というものがあります。こちらはGoogle アナリティクスの設定ミスなどで流入キーワードが正確に取得できなかった場合に表示されます。

Google アナリティクスの参照元・referer情報に関するSSL化の影響

現在はGoogle アナリティクス側の改修によりカウントされるようになっていますが、Yahoo!検索がSSL化を導入し始めた当初は、参照元・refererにYahoo!検索経由の流入が自然検索流入にカウントされなくなる現象が確認されました。

Google アナリティクスでは、どのようなメディアやサイトを経由してサイトにユーザーが訪問したのか、「参照元」で確認することができます。

GA参照元

上記のように、参照元を確認すると検索エンジンからの自然検索流入を示す「◯◯/organic」やリンクを経由してサイトを訪問したことを示す「◯◯/referral」といった形式で表示されています。

ユーザーがYahoo!やGoogleなどの検索結果を経由してサイトを訪れた場合(リスティング広告を除く)、Yahoo!検索経由であれば上記のように「yahoo / organic」として表示されます。一時的な話ですが、こちらの「参照元」の表記がSSL化の影響で、Yahoo!検索を経由してもGoogle アナリティクス上では「◯◯/refferal」、つまり単なる参照元サイトとして表記されてしまい、自然検索流入にカウントされなくなる状況が確認されました。

現在では、Yahoo!検索からの流入が適切に「yahoo / organic」としてGoogle アナリティクス上では表示されているため、Google アナリティクス側の改修によりこちらの問題は収束したと思われます。

参考:SEO HACKSの参照トラフィックにて、「search.yahoo.co.jp」から流入していたもの。8月18日周辺に増加し、9月18日にはほぼ0件の流入となっている
serch.yahooからの流入

Google アナリティクスで見る Yahoo! JAPAN SSL化 の進行状況

参考までに、SEO HACKSのYahoo!検索経由の(not provided)の流入状況の変化を見て、Yahoo!検索のSSL化の進行状況を見ていきましょう。
Yahoo!検索経由の(not provided)の流入傾向

数値は伏せますが、8/18日周辺を期に、徐々にYahoo!検索からの流入キーワードの(not provided)が増えていることがわかります。SEO HACKSの全体のYahoo!検索経由の流入は大きく変動もないので、Yahoo!検索のSSL化が進行していることがわかります。

SEO HACKSのアクセスデータなのでYahoo!検索のSSL化の全体的な進み具合がわかるものではありませんが、参考までにYahoo!検索経由の検索キーワード全体で(not provided)の割合がどのように変化しているかも見てみましょう。

8月18日のYahoo!検索からの流入

9月29日のYahoo!検索からの流入

10月7日のYahoo!検索からの流入

Yahoo!検索がSSL化の導入を開始した8月18日よりは、(not provided)の検索キーワード全体を占める割合は確かに大きくなりました。しかしSEO HACKSに限って言えばあまり大きな変化は無いように見受けられます。

Yahoo!検索は少しずつSSL化されてはいるものの、完全にSSL化するにはまだまだ時間がかかるかもしれません。

注:SEO HACKSのYahoo!検索からの流入はGoogleに比べて5分の1程度の流入です。

検索キーワードが見られなくなることによって行いにくくなる施策

2015年10月現在、Yahoo!検索のSSL化は完全に移行していないということもあり、検索キーワードはまだ把握することができます。しかし前述のとおり、いずれGoogle アナリティクス上で検索キーワードがほぼ把握できなくなっていくことが予想されます。

では、検索キーワードが把握できなくなると、SEO施策にどのような影響が出るのか見てみていきたいと思います。

自社ブランドの浸透度を検索キーワードから把握することが難しくなる

検索キーワードが把握できなくなると、ユーザーが自社の名前やサイトの名前、製品名など自社関連のキーワードで検索してサイトを訪問する数値が計測しづらくなります。

これにより、自社のブランドの浸透度をこれらのキーワードの増加傾向から計測することなどが難しくなることが予測されます。

検索キーワードベースのSEO施策やSEO方針の策定が難しくなる

サイトへの検索流入キーワードが把握できる状態では、例えばページごとに、どのようなキーワードで検索してユーザーがサイトを訪れたのか把握することができます。

キーワードとページタイトル

今後どのような検索キーワードでどのページに流入してきたか把握出来なくなると、検索キーワードを元にしたSEO施策が難しくなります。

検索キーワードから類推してコンテンツを作成することが難しくなる

どのような検索キーワードで流入していて、どのような検索キーワードで流入が少ないかを把握することにより、
「このキーワード群でたくさんの流入を獲得している。今後はこのキーワード群を狙ったコンテンツを作成して、さらに流入を伸ばしていこう」「このキーワードで流入が少ないから、このキーワードで流入を獲得できるようなコンテンツを作成しよう」
のようなSEO施策が今まで行われてきました。

しかし検索キーワードを把握が出来なくなることで以上のようなSEO施策が難しくなることが予想されます。

検索キーワードと流入先のページがマッチしていない場合の対処が難しくなる

例えば『「PVとは」というキーワードを狙ってコンテンツを作ったのに、「セッションとは」という検索キーワードで流入している(ので、titleタグを調整してみよう)』

と言った、検索キーワードと流入先のページがマッチしていない場合に対する対処を、検索キーワードが把握できないことにより難しくなることが予想されます。

検索キーワード周りのSEO施策のレビュー、PDCAサイクルを回すことが難しくなる

どのようなキーワードでどれほどの流入を獲得しているか把握出来なくなることにより、検索キーワードに頼ったSEO施策の成果状況のレビューや、仮説検証が今後難しくなる事が考えられます。また、どのような検索意図を持ってユーザーがサイトに訪問したか検索キーワードから読み取ることも難しくなるでしょう。

10月中旬の現在はYahoo!検索のSSL化が完了しておらず、ページごとの流入キーワードも確認できています。

しかし今後Google アナリティクスで(not provided)の割合が増え検索キーワードの確認が出来なくなるとSEO施策の検索キーワードをベースにした成果状況の判断やPDCAサイクルを回すのが難しくなっていくでしょう。

検索キーワードがGoogle アナリティクスで完全に見られなくなったらどうすればよいのか?

では、今後検索キーワードがGoogle アナリティクスで把握できなくなった場合どのよう代替策を打てば良いのかご紹介します。

Google Search Console(旧ウェブマスターツール)の検索アナリティクスを活用する

まずひとつ目の方法として、GoogleのSearch Console(以下GSCと記載)の検索アナリティクスという機能を用いて検索流入キーワードの把握をすることができます。

検索アナリティクスでの検索流入キーワードの確認方法

「検索トラフィック」に格納されている「検索アナリティクス」から、流入キーワード(GSCではクエリと記載)を確認することができます。

検索アナリティクスのデメリット、注意点

検索アナリティクスは上記のようにキーワードごとのクリック数や検索結果上での掲載順位などを確認することができますが、ページごとにダウンロードできるキーワードのデータの上限が999件と制限されています。そのため大規模サイトを運営されている方などは注意が必要です。

※Googleが公開している検索アナリティクスAPIを使用すれば、最大5000件まで取得することが可能です。
参考:Google ウェブマスター向け公式ブログ: 検索アナリティクス API のご紹介

リスティング広告のクリック率やコンバージョン率をヒントにする

これは自然検索から流入を獲得する施策というよりは、お問い合わせなどのコンバージョンを増やしていく施策になりますが、リスティング広告で出稿している各キーワードのクリック率やコンバージョン率から、自社のサイトにおいて成果の出ている重要なキーワードを把握し、SEO施策に活用するという方法が考えられます。

ページとリスティング広告で出稿しているキーワードがマッチしていないと、クリック率やコンバージョン率は高くなりません。

逆に言えば、マッチしていればクリック率やコンバージョン率は高くなるはずなので、そういった成果の出ているキーワードをSEO施策でも狙っていくと言う方法が考えられます。

検索キーワードの流入データに頼らないSEO施策を考える

今後、Yahoo!のSSL化が進み検索キーワードからの流入をほとんど把握することができなくなった場合のことを考えておく必要があります。

キーワードはユーザーが何らかの目的を検索する際に現れるものですので、ターゲットユーザーの目的や検索を行う意図、求められている情報を今後考えていくことが重要になってきます。

ターゲットユーザーの一連の行動を具体的にイメージする

検索ユーザーのニーズ、検索結果で求めるゴール、ユーザーがどのような態度変容してどのような行動に出るのかを具体的にイメージをすることで、検索キーワードの流入データに依存せずにSEO施策を考えることが可能です。

検索キーワードは、ユーザーの求めているものが反映されます。その求めているものに対しての「答え」を用意することで、初めて検索上でユーザーと接点を持てるようになります。

自社サイトが「答え」を提供できうる、ユーザーの潜在的なニーズを取りこぼしてしまっていないか考えてみることは、検索キーワードの閲覧の可否に関わらずSEO施策にとって重要です。

ターゲットユーザーの一連の行動を具体的にイメージする手法としてカスタマージャーニーというものがあります。弊社のコンサルタントがわかりやすく解説している記事がありますので御覧ください。

参考:カスタマージャーニーとは?作成の目的と注意点を解説

ページごとのPV、流入数、コンテンツ内容からヒントを得る

ページごとの流入状況をGoogle アナリティクスで把握することで、現在のサイトからユーザーに求められているコンテンツを把握し、SEO施策に活かす方法が考えられます。

Google アナリティクスで「行動」 > 「サイトコンテンツ」 > 「全てのページ」でページごとの流入状況を出し、「プライマリディメンション」を「ページタイトル」、セグメントを「自然検索トラフィック」にすることで確認が可能です。

Google アナリティクスのページタイトルと流入状況
※弊社SEO HACKSのデータですが、実際のページ別訪問数順とは異なります。

ページ別訪問数の高いページタイトルやそのコンテンツを実際に見ることで、現状どのコンテンツやトピックスがユーザーに読まれている(=ニーズがある)かを確認することができます。

この際に、平均ページ滞在時間が明らかに短いコンテンツはユーザーに読まれていないコンテンツなので、参考とするコンテンツから外すと良いでしょう。

例えば、タイトルが「~の基礎知識」や「初心者向けの~の方法」のような初心者に向けた記事への流入が多い場合を考えてみましょう。

この場合「応用的な内容よりも、基礎的なコンテンツが好まれて読まれている事が考えられるので、初心者をターゲットにしたコンテンツ作成を主軸に置く。」など今後のコンテンツ作成の方針として取り入れることができます。

まとめ

Yahoo! JAPANは段階的にYahoo!検索のSSL化を進めているので、現状ではまだGoogle アナリティクスで検索キーワードを確認することができます。
しかし今後のことも考えると、徐々にキーワードが把握できなくなることが考えられます。

ですが、検索キーワードが見ることが出来なくなるからといって、SEOの本質的な部分な変わるわけではありません。

どのようなコンテンツがユーザーに見られているのか、ユーザーが求めている有益なコンテンツとは何なのか、ユーザーの検索意図、ユーザーのニーズを読み取ることがSEO施策にとってもっとも重要なことです。

検索キーワードに依存したSEO施策から脱却をすることが今後ますます重要になるでしょう。

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2007年に創業し、約15年間で累計2,000社以上の会社にマーケティング支援を行う。また、会社としても様々な本を出版しており、業界へのノウハウ浸透に貢献している。(実績・事例はこちら

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