【1年でUU3倍!】事業成長を加速させるSEOコンサルタントの正しい活用法とは(Web担当者Forum掲載)

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【1年でUU3倍!】事業成長を加速させるSEOコンサルタントの正しい活用法とは(Web担当者Forum掲載)

画像引用:1年で月間アクティブユーザーを3倍に! 事業成長を加速させるSEOコンサルタントの正しい活用法

はじめに

こんにちは、ナイルの渡邉です。先日、Web担当者Forumで、弊社クライアントであるスマートショッピング様の「SEOコンサルタントの正しい活用法」に関するインタビュー記事が公開されました。

下記のような課題感をお持ちの方に是非読んで頂きたいです。

  • SEOコンサルタントを活用できていないケース
  • SEOコンサルタントからの提案が事業方針とずれていた
  • SEOの改善提案が、技術的な問題で実装できなかった
  • PVは増えたが、売上に貢献するユーザーを獲得できなかった
  • 検索エンジンからの流入を獲得するためにコンテンツを制作したが、サイトの世界観と合っていなかった

Web担当者Forumの記事本文はこちら

 

SEOコンサルタントの活用法①:優先度付けの判断

スマートショッピング代表である林英俊氏は前職AmazonでのECサイト運営経験もあり、自社のSEO課題も解決策もある程度絞れていましたが、その中での優先度を判断できないという課題があったそうです。

林氏

Amazonのような大手がやるべき施策と、我々のような小規模のサイトがやるべきことが、Webでは同列に語られることも少なくありません。そのため、課題や解決策の目論見はついているものの、何をどういう優先度で手を付けるべきか、判断できない状況でした。

担当コンサルタントの糸田川は、これまで色々なサイトのSEOに関わってきた経験を踏まえて「カテゴリの再設計」を最優先事項として提案しました。1サイト専任ではなく、複数のサイトに関わって成功も失敗も体験してきたからこそ、どこに取り組めば得られる果実が大きいのかを判断しやすいというのはあると思います。

SEOコンサルタントの活用法②:自分の考えの壁打ち相手になってもらう

林氏

コンサルタントというと、願いをなんでも叶えてくれる魔法のランプみたいに考えている方もいますが、そんなことはありません。最後はクライアントが動かなければ、問題は解決しないからです。

「魔法のランプ」を期待してコンサルに任せきりにすると、理想論を詰め込んだピカピカの提案資料が上がってきます。そして、最後の実装段階で「提案された改善を実装するのは技術的にどうしても無理」と問題が発覚し、実現されることなくプロジェクトが頓挫したりするのです。

SEOは単純にキーワードやコンテンツ、技術要件を考えればいいものではなく、ビジネスやユーザーのことなどを深く理解した上で施策に落とし込んで行かなければ成果が出なくなってきました。そうなった時に判断をすべてコンサルタントに委ねるのではなく、自分たちが考えている方針や取り組みが正しいのかを確かめる壁打ち相手としてコンサルタントとコミュニケーションをとり、「一緒に解決策を探す」というスタンスでコミュニケーションをとって頂く方がうまくいくことが多いです。

これまでコンサルタントとして200を超えるプロジェクトに関わってきた身として感じることとしては、外部から関わっている以上、クライアント様のビジネスやユーザーについて詳しくなるのにはどうしても限界があり、いずれにせよ学習や理解に一定期間を要します。ですので、「SEOコンサルティング会社に求めること」や「Web/SEOの目標」だけではなく、「自社の強みや弱み」「Web以外のビジネスの取り組み」「社内の組織体制や望まれるコミュニケーションの取り方」などをコンサルタントに対して事前にインストールして頂けると、よりスムーズに、無駄な稼働をすることなく精度の高い提案できるなと感じます。

SEOコンサルタントの活用法③:こまめなコミュニケーションで前進させる

きれいな資料作成は時間の無駄。その時間を使って改善を進める

今はクライアント側の私にとって、コンサルタントが資料をまとめている時間は無駄でしかありません。彼らが発見したアイデアを手書きでも共有してもらって、改善を進める方がはるかに価値は高いのです。

こまめに途中経過を教えてもらう

毎週必ず電話やチャットツールでコミュニケーションを取るようにしていました。「どんな感じですか?」と10分連絡するだけで、あとから調整が必要になるリスクを回避できます。

「できないこと」は早めにコンサルに伝えておく

技術的な制約でどうしても対応できないとか、ビジネス上の理由でこういうことはできないとか、そういう「できないこと」は早めに伝えておかないと、小さなコミュニケーションの行き違いでやり直しになるのは、時間と労力がもったいないです。 システムやオペレーション、あと会社のカルチャーとして対応できないとか、そういうクリティカルなものは早めに伝えるようにすると違います

これは社内外に関わらずだと思いますが、「任せて進めていたら明後日の方向に進んでしまっていた(認識すり合わせの問題)」「任せていた間に方針が変わったので依頼していたものが無駄になってしまった(情報共有漏れの問題)」なんてことも少なくありません。林氏の述べているように、こまめにコミュニケーションをとることで、お互いの認識をすり合わせて、少しずつでも前進させていくためのコミュニケーションの時間を設けることが大切です。

弊社でもなるべく定例MTGはこれまでの振り返りと今後の展開をディスカッションする場にして、電話やチャットツールなどの日常的なコミュニケーションを重視しています。

おわりに

今回はスマートショッピングの林氏の考える「SEOコンサルタントの正しい活用法」のインタビュー記事について、実際にコンサルタントとしてプロジェクトに関わる立場からコメントさせて頂きました。ぜひ外部のコンサルティングサービスを利用されているインハウス担当者の方は今後のコミュニケーションの取り方の参考にして頂ければと思います。

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ナイル編集部
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2007年に創業し、約15年間で累計2,000社以上の会社にマーケティング支援を行う。また、会社としても様々な本を出版しており、業界へのノウハウ浸透に貢献している。(実績・事例はこちら

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