アンサーボックスとは?参照リンクが表示されるケースや種類について解説
※本記事は、2016年公開当時の情報を基にした記事です。
アンサーボックスとは、Googleの検索結果上部に検索キーワードに対する答えを直接表示する機能のことです。参照リンクが表示されるケースとされないケースの2パターンがあります。
ここでは、アンサーボックスの概要や種類について解説します。
この記事のポイント
- アンサーボックスはGoogle検索結果の上部に検索キーワードの答えが表示される機能
- 参照リンクが表示されるパターンとされないパターンがある
- 強調スニペットやナレッジ・カード、ライブ・リザルトなどの種類がある
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目次
意味:アンサーボックスとは
アンサーボックスとは、ワンボックスとも呼ばれ、Google検索された際にウェブページの結果とは別に検索結果の上部にその検索キーワードに対する答えを表示する機能のことを指します。アンサーボックスが表示されやすいキーワードとして、「SEOとは」「りんごの由来」「会社の定義」など何らかの意味や数値などの「答え」を直接的に求めているものが挙げられます。
例えば、「SEOとは」で検索すると、下記のように表示されます。
※下記のURLにリンクされています。
https://www.seohacks.net/blog/963/
なぜアンサーボックスが表示されるのか
端的に言うと、検索結果上でユーザーに答えを提供することで、ユーザーがより早く答えに到達できるようになり、ユーザー体験が向上するとGoogleが考えているからです。Googleが検索エンジンをより多くのユーザーに使ってもらうためには、ユーザーにとって有益かつ利便性のある情報を提供しなければなりません。
アンサーボックスにより検索結果上で答えが受け取れることによって、ユーザーが最短距離で情報を得ることが可能となり、その意味でユーザーの利便性は向上したと言えます。
参照リンクありなしのアンサーボックス
アンサーボックスには参照先のリンクが表示される場合とされない場合があります。それは、検索キーワードに対する回答が一つに定まっている(「福沢諭吉 享年」、「アメリカの首都は」などの年号、数値、国名・首都等を調べるキーワード)かそうでないか(「KGIとは」、「不動産 定義」などの意味や定義を調べるキーワード)の違いによって異なります。
参照先リンクなしのアンサーボックス
下記の画像では参照先のリンクがありません。「アメリカの首都」で検索した時のアンサーボックスです。
参照先リンクありのアンサーボックス
一方でこちらのアンサーボックスには参照先のリンクが出ています。下記は「KGIとは」で検索した時のアンサーボックスです。
アンサーボックスの種類
アンサーボックスには現在四種類あるとされています。
1.Featured Snippets(フィーチャード・スニペット)
Featured Snippetsとは、あるサイトに書かれているテキストを引用してその検索キーワードの答えを説明する枠です。下記は「MNPとは」で検索した時のアンサーボックスです。
2、Quotes Snippets
Quotes Snippetsとは、著名人の名言・格言を表示するアンサーボックスです。下記は「shakespeare quotes」で検索した時のアンサーボックスです。
しかし2016/02/23現在、この機能は日本版のGoogleで実装されていません。「shakespeare quotes」や「田中角栄 名言」と検索してみましたが、下記のようにアンサーボックスは表示されませんでした。
下記は「shakespeare quotes」で検索したアンサーボックスです。
下記は「田中角栄 名言」で検索した時のアンサーボックスです。
3. Knowledge Cards(ナレッジ・カード)
Knowledge Cardsはナレッジ・グラフをもとに作成されています。というのも、ナレッジ・グラフには、10億以上の物事に対する整理された情報があり、ここから検索キーワードに対する答えを回答しています。下記の例は「りんご カロリー」で検索した時のアンサーボックスです。
4.Live Results(ライブ・リザルト)
Live Resultsは、プロ野球の試合速報や今日の天気など最新の情報を提示する機能です。例えば、「今日の天気」で検索すると検索地域の結果が出てきます。下記は東京にて「今日の天気」の検索キーワードで検索した結果のアンサーボックスです。
まとめ
サイト運営者の立場からすればアンサーボックスに表示されることで、サイトへの流入が減少する可能性もあります。これにより検索ユーザーに対して、求めている情報をいち早く検索結果で返すことが出来るようになりました。Googleが重視している、ユーザーの利便性という視点から考えた時、アンサーボックスが出る検索結果は今後増えてくるのではないではないかと思われます。
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