オウンドメディア運営をコンサルに依頼するメリットや注意点【相談例あり】

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オウンドメディア運営をコンサルに依頼するメリットや注意点【相談例あり】

「オウンドメディアを立ち上げたけれど、運用がうまくいかない」

「そもそも、オウンドメディアの立ち上げ自体、どうすればいいのかがわからない」

このような悩みを抱えてはいないでしょうか。オウンドメディア運営に行き詰まっているなら、プロにコンサルティングを依頼するのもひとつの手です。

そこでこの記事では、オウンドメディアをコンサルタントに依頼するメリットやポイントを解説し、弊社に寄せられた問い合わせ例について紹介します。

なお、「コンサルに依頼する前に、自社でできることを見直したい」という方向けに、「オウンドメディアのよくある課題と解決策」をまとめた資料を作成しました。以下のバナーから無料ダウンロードの上ご活用ください!

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オウンドメディア運営におけるコンサルの役割は?

コンサルとは、課題の解決に向けていっしょに並走する外部パートナーのことです。

コンサルタントのことを、略してコンサルと呼びます。オウンドメディアにおけるコンサルの主な役割は、戦略設計やコンテンツ制作などのサポートがあります。まずは、それぞれの内容について見ていきましょう。

オウンドメディア コンサル

【役割1】戦略設計

オウンドメディア全体の戦略設計を行うことは、コンサルの大きな役割のひとつです。

まず行うべきことは、「何のためにオウンドメディアを立ち上げるのか」という目的の整理です。一口にオウンドメディアといっても、さまざまな目的が考えられます。

オウンドメディアには、下記のような目的があります。

  • 集客してユーザー接点を得る
  • 商品・サービスを印象づけてブランディングする
  • 商品・サービスの購入や問い合わせにつなげて売上貢献する
  • 社員や会社の情報を発信することで、人材の採用や求人につなげる

など。

オウンドメディアの失敗の多くは、目的が明確でないことから起きるといっても過言ではありません。プロのコンサルにアドバイスをもらいながら、まずはしっかりと目的を設定することから始めてください。目的到達に向けてどの数字を追うべきか、KGIやKPIの設定もコンサルの役割となります。

また、商品・サービスの典型的なターゲット像である「ペルソナ」が適切かどうかも確認しておきたいところです。ペルソナの行動や心の動きを可視化する、「カスタマージャーニーマップ」の作成を行ってみることもおすすめです。

ペルソナとカスタマージャーニーマップは自社でも作成できますが、プロのコンサルに依頼して客観的な視点を入れることで、より実態に即した内容になっていきます。

【役割2】SEO戦略

適切なSEO戦略を立てることも、コンサルの役割になります。

検索キーワードの設定はオウンドメディアの集客を考える上で、非常に重要な要素です。特にオウンドメディアの立ち上げ期は、コンテンツ量が十分ではない上に被リンク数も乏しく、Googleからの評価も高くはないでしょう。

そのため、競争相手が多い人気の検索キーワードではなく、検索ボリュームが少なくても自社にマッチしたキーワードを選定する必要があります。その際に、プロのコンサルの知見や経験が必要になってくるのです。

ひたすらコンテンツ制作を行うだけでは、オウンドメディアの流入が伸びない可能性が高いため、プロのコンサルにSEO戦略を立ててもらうことを検討してみてください。

【役割3】SNS戦略

コンテンツをたくさんの人に拡散するには、SEOだけではなくSNSの活用を検討すべきです。

といっても、さまざまな種類のSNSを駆使するのは、簡単なことではありません。Twitter、Facebook、Instagram、LINE、YouTube、TikTokなどから、自社に適したSNSを選択する必要があります。

その上で、プラットフォームの特性に適した形で運用していく必要がありますが、十分なリソースや経験がなければ難しいといえます。

そこで、SNS戦略にコンサルのサポートを検討するのもいいでしょう。コンサルのサポートを受ければ、SNS戦略から運用までを任せられます。また、フォロワーの属性を分析した上で、コンテンツの打ち出し方の提案もしてもらえます。

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【役割4】コンテンツ制作

オウンドメディアの運営において、最も苦労するといえるのがコンテンツの制作です。

質の高いコンテンツ制作を行うには、ライター、編集者、校正者などのプロの役割をこなす人材が必要になります。実際、自社だけでコンテンツ制作を行うのはハードルが高いため、コンサルに入ってもらい、コンテンツ制作と合わせて外部に依頼するのもひとつの方法です。

社内のオウンドメディア担当者は、外部で制作したコンテンツをチェックするだけでいいので、オウンドメディア全体の戦略や分析に注力することができるでしょう。

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オウンドメディアを運営する上で、コンサルに依頼するメリット

オウンドメディアの運営において、コンサルに依頼するメリットはいくつかあります。

続いては、その主なメリットについて解説していきましょう。

オウンドメディア コンサル

【メリット1】プロの視点で全体戦略を立てることができる

自社のオウンドメディアが発信するコンテンツを読んでもらうには、戦略設計が必要となります。

自社の強みを把握して、コンテンツという形で情報発信をしていく必要がありますが、何が一番の強みなのかは意外と自分たちでは気づきにくいものです。

経験豊富な第三者であるコンサルに任せることで、自社の強みを存分に活かし、差別化されたオウンドメディアの戦略設計ができます。

競合サイトの分析を行いながら最適なターゲットを設定し、最適化されたコンテンツを発信していくにはどうすればいいのか、プロ視点で戦略設計ができることは、コンサルに依頼する大きなメリットです。

【メリット2】質の高いコンテンツを定期的に更新できる

オウンドメディアに人が集まるかどうかは、質の高いコンテンツが定期的に更新されるかどうかにかかっています。

良質なコンテンツを公開していくことで、狙ったキーワードの検索結果で上位に表示されたり、SNS経由で拡散されたりする可能性が高まるからです。

しかし、質の高いコンテンツの定期的な公開を社内だけで行うのは限界があります。ですが、コンサルに外注すれば、企業の価値を高めるような情報発信を無理なく継続できるようになるでしょう。

【メリット3】リソースの逼迫を軽減できる

オウンドメディアの運営は、企画を考えてコンテンツを制作するだけではなく、分析を行うことも大切です。

コンテンツの企画・制作・分析までをコンサルに外注すれば、短時間で質の高いコンテンツを作成できます。さらに、社内のリソースの逼迫を軽減できるようになる点は、大きなメリットです。

リソースのほかにも、気をつけるべきポイントが多くあります。無理のないオウンドメディア運営をするためにも、ぜひ下記の記事もご一読ください。

オウンドメディア運営におけるダメなコンサルの特徴

オウンドメディアをコンサルに外注するのはメリットが多い一方で、中には結果を出せそうにないコンサルもいます。

オウンドメディア運営におけるダメなコンサルの特徴を紹介しますので、見分けるための判断基準にしてみてください。

オウンドメディア コンサル

【特徴1】分析レポートを提出してくれない

オウンドメディアの運営においてコンサルに期待する役割のひとつに、的確な分析とそれを踏まえた戦略の提案があります。

つまり、プロならではの分析力に期待して、コンサルに外注するわけです。しかし、実際にはコンサルの対応範囲にもかかわらず、分析レポートすら提出してくれないケースがあるようです。

どのような流入があって、どのくらい売上貢献に結びついているのか、現状の分析レポートがなければ、今後の戦略を検討することもできません。分析レポートの提出がないコンサルは、すぐにでも見切ったほうがいいでしょう。

【特徴2】定期的なミーティングがない

コンサルには、何か問題が起きたときに動いてもらうのではなく、常にオウンドメディアを改善していく姿勢が求められます。

定期的なミーティングがないコンサルは、オウンドメディアの細かいケアを怠っている可能性が高いです。無駄なミーティングを行う必要はありませんが、競合の動きも含めて、目まぐるしく変わる状況をきちんと関係者全員で共有する必要があります。

【特徴3】迅速な情報提供がない

オウンドメディアの運営においては、最新情報をいち早く把握して、対策を検討することが重要です。

「オウンドメディアへの流入が急に下がってしまったが、原因がわからない……」といった事態を避けることが大切です。コンサルが入ったことにより、最新情報にもとづいた施策が打てるのは大きなメリットといえるでしょう。

ですが、Googleのコアアップデートなど、オウンドメディアに多大な影響がある情報についてのアナウンスが不十分だとしたら、そのコンサルは要注意です。

オウンドメディアへの流入の減少といった事態にいち早く気づき、対策の提案をしてもらえないのであれば、コンサルに外注する意味はありません。

オウンドメディア運営にコンサルを依頼するときの3つのポイント

オウンドメディア運営を適切かつ、迅速にサポートしてくれるコンサルには、どのような特徴があるのでしょうか。

下記の3つのポイントを意識して、コンサルを選定してみてください。

オウンドメディア コンサル

【ポイント1】得意分野を確認する

オウンドメディアのコンサルが行う業務は、多岐にわたります。

SEOが得意なコンサルもいれば、サイト全体の戦略立案に長けたコンサルもいます。コンサルの運用実績をチェックして、得意分野を把握した上で依頼先を選びましょう。

また、実際に担当するコンサルには、どのような人がいるのかも重要です。コンサル会社のサイトで、スタッフのプロフィールを確認してみてください。自社のオウンドメディアにマッチしそうなコンサルがいれば、依頼時にリクエストを伝えてみることをおすすめします。

【ポイント2】見積もりの内訳にロジックがある

コンサルに依頼するにあたっては、複数の会社から見積もりを取るようにしてください。

相場を把握した上で、見積もりの内訳にきちんと裏づけがあるか確認しましょう。理由を説明できない費用が含まれている場合は、要注意です。コンサル依頼後に、成果物と料金が合わずに、トラブルになる可能性があります。

【ポイント3】成果物が明確になっている

コンサル対応をお願いする場合、どのような成果物があるのか依頼時に明確にしておきましょう。

オウンドメディアの戦略設計やコンテンツのキーワード調査、コンテンツの分析において、どのようなレポートが成果物として納品されるのか、不明確なケースは注意が必要です。

オウンドメディアのコンサル依頼でよくある問い合わせの例4つ

ここからは、ナイルへのコンサル依頼でよくある問い合わせを紹介します。

ここまでコンサルのメリットや依頼時のポイントを解説しましたが、ある程度理解しても、実際にいきなり問い合わせや相談をするのはハードルが高いと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

オウンドメディアのコンサル依頼を検討している方は、ぜひご参考にしてください。

オウンドメディア コンサル

【問い合わせ1】問い合わせ数が増えない

コンテンツを着々と投入し、流入(訪問者)が増えてセッション数が伸びても、商品に関する問い合わせや購入相談が増えないことがあります。

その場合は、ユーザー視点に立ち、製品の購入や契約に至るハードルを再度確認することをおすすめします。

例えば、オウンドメディアの広い読者層に、機器や大規模システムなどの高額商品をいきなり売ることは容易ではないでしょう。まずは、読者の温度感に合わせて問い合わせやダウンロード資料を促すなど、ハードルを下げたコンバージョンポイントを検討するのが重要です。

とはいえ、「具体的にどう改善すればいい?」とお悩みの方は、こちらから「コンバージョン改善・アクセス解析コンサルティング」の相談を受け付けております。お気軽にお問い合わせください。

【問い合わせ2】狙ったキーワードで1位を獲得したい

ご要望の中には、「狙ったキーワードで検索結果の1位にランクインさせたい」という声も多いです。

確かに、検索上位の中でも1位になれば流入数が増える可能性が高く、米国seoClarityの調査では、日本における検索結果1位の場合、クリック率が14%弱、2位で7.5%という結果が発表されています。

参考:2021 CTR Research Study(seoClarity)

このように流入を増やす目的から、1位にさせたいとの声を多くもらいますが、メディアの目的によっては、検索1位の獲得を最優先すべきなのか検討が必要です。

例えば、メディアの運営目的が商品の購入や問い合わせなどの獲得なら、流入を増やすよりコンバージョンを増やす施策を優先すべきでしょう。検索1位を取り、流入を増やすのも重要ですが、メディアの状態や目的に応じて適切にSEOに取り組む必要があります。

とはいえ、内部からは具体的にどの点を優先して改善すべきか見えづらいこともあります。そのため、外部の専門家に相談したり、一緒に改善点を検討してもらったりするのがおすすめです。

なお、ナイルでは、豊富な経験・データに裏付けされたコンサルティング力で、サイト改善の支援が可能です。具体案が見えてくる「SEOコンサルティングサービス」をご覧ください。

【問い合わせ3】Googleアップデートで集客が安定しない

日ごろからSEO対策を実施していても、「Googleのアップデートによってユーザーの流入が減少してしまった」というご相談がナイルによくあります。

アルゴリズムによるアップデートは、メディアを担当している者には大きな悩みの種といえるでしょう。アップデートを回避することはできないため、SEOの検索流入だけに依存せず、複数の集客チャネルを確保することが重要です。

例えば、TwitterやInstagramなどのSNSを活用し、日ごろから自社の活動やメディアの活動を発信し続け、メディア自体のファンになってもらうこともひとつの方法です。

昨今、SNSは多くの人が利用しているため一度つながれば、集客だけではなく認知度の向上にも役立ちます。このようにアップデートに左右されない集客チャネルを他にも複数用意し、集客を安定させるのがおすすめです。

オウンドメディアの運営を行いながらSNSを上手く活用したい方は、下記の記事もご参考ください。

【問い合わせ4】社内だけでは記事作成に手が回らない

オウンドメディアを軌道に乗せるためには多くの記事制作が必要ですが、「社内の人的リソースが足りず対応できない」という声も多いです。

実際、記事の制作は時間がかかる作業になる上、オウンドメディアの運用には、分析や改善施策といった業務も発生します。そのため、担当者のみのリソースでは手が回らないことは珍しくありません。

また、SEO記事は記事を量産すればよいのではなく、読者の検索意図を満たしつつ、Googleに評価されるコンテンツにすることが重要です。その上で、メディアの目標達成に向けたコンバージョン施策も同時に行います。

記事制作の一部業務を外部へ委託するなど、社内ではオウンドメディアに必要な他の業務のリソースを確保するのがおすすめです。

SEO記事などコンテンツ制作を外部へ委託する場合は、委託先の選び方が重要になります。委託先選びを失敗してしまうと成果につながらなかったり、コンテンツの質に満足できなかったりすることがあるからです。

下記の記事では、SEOを外部へ依頼する際に知っておくべきポイントをまとめて紹介しています。委託をご検討の方は、ぜひご参考ください。

オウンドメディア運営は、信頼できるコンサルに並走してもらう

オウンドメディアは、立ち上げから運営まで、プロのコンサルに入ってもらうことで、スムーズに進む場面が多くあります。

信頼できるコンサルに並走してもらいながら、オウンドメディアの目標達成に向けて、情報発信を重ねていきましょう。

オウンドメディア コンサル

ナイルの無料相談では、幅広いコンサルティングサービスを提供しており、オウンドメディアの運営やSEOに関して何でもご相談いただけます。

「まずは情報収集したい」という方も、お気軽に以下のバナーをクリックして、無料相談をお申し込みください。お急ぎの方は、お電話でもお気軽にどうぞ。

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編集者情報

ナイル編集部
ナイル編集部

2007年に創業し、約15年間で累計2,000社以上の会社にマーケティング支援を行う。また、会社としても様々な本を出版しており、業界へのノウハウ浸透に貢献している。(実績・事例はこちら

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