キーワード出現率とは
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キーワード出現率とは
キーワード出現率とは、「キーワード密度(Keyword Density)」とも言われ、「そのページで対策したいキーワードが、ページ内の全ての単語のうち何%含まれているか」という比率です。
かつては「キーワード出現率は何%が最も適正か」という議論があり、5%、7%など諸説ありましたが、2019年現在のところGoogleのアルゴリズムは進化を遂げ「キーワード出現率は全く意味のない指標」という考え方が主流です。
キーワード出現率がなぜ重要視されたか
キーワード出現率が重視される前提には、「検索エンジンはページ内のテキストに何度も表れるキーワードを、そのページの主要なトピックと判断する」という発想があります。
そこから「では『結婚』って単語がたくさんページ内にあれば、『結婚』というキーワードで順位が上がりやすいのではないか」というような考え方が生じました。
その上で「キーワード出現率は5%が良い」とか、「いや7%だ」とか議論が繰り広げられていましたが、現時点では「キーワード出現率とかを考えていたのははるか昔の話、現在のSEOではそんなことは考えなくて良い」というのが一般的な見解になっています。
結論を言うと、キーワード密度は上位ランキングにはまったくと言っていいほど影響しない、というのがほとんどに共通する見解です。
中には、○%くらいが好ましいというコメントもありましたが、重要視はされていないようです。キーワード密度自体を気にしたことすらないという答えも、いくつかありました。
タイトルタグやH1タグに、キーワードを入れるのはともかくとして、コンテンツ内のキーワード密度を調整して上位表示を狙うのは、まったくもって無意味なことのようです。
(引用:海外SEO情報ブログ「SEOにはキーワード出現率なんて効果なし(2008年3月7日)」)
2019年現在のアルゴリズムは当時以上に進歩を遂げており、コンテンツとして適切にトピックが絞り込めていれば、そのページの主要なトピックを検索エンジンは問題なく見極めると思われます。また引用でも語られている通り、特定のキーワードを強調したければtitleやh1要素に入れるなどと言った、より効果的な手法があります。
無理にキーワード出現率のことを考えて、コンテンツを書く手が止まるくらいであれば、ただユーザーにも検索エンジンにも伝わりやすい、理解しやすいようなコンテンツを書くことに注力すべきでしょう。
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「0%」ではどうしようもないのは事実
もちろんページ内に主要なHTMLタグを含めてコンテンツにキーワードが一切含まれていなければ、当然そのキーワードで検索されても意図通りにヒットすることは難しいでしょう。
キーワード出現率の具体的な数値に悩むことには意味がありませんが、コンテンツを書くにあたって「そのページはどのような検索キーワードで表示されうるか・されるべきか」をあらかじめ洗い出し、実際に出来上がった原稿と突き合わせてチェックするという工程は重要です。
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