グローバルナビゲーションとは?役割とポイントについて解説
グローバルナビゲーションとは、Webサイトの全てのページに設置された案内リンクのことです。また、グローバルナビゲーションはユーザビリティの観点だけでなく、SEOの観点でも重要な役割を果たします。
ここでは、グローバルナビゲーションの概要や役割、作り方のポイントについて解説します。
この記事のポイント
- グローバルナビゲーションは、すべてのページに設置された案内リンクのこと
- 検索エンジンに主要コンテンツを分かりやすく伝えることもできる
- グローバルナビゲーションは5~7個程度の項目に絞るのがおすすめ
目次
グローバルナビゲーションとは
グローバルナビゲーションとは、Webサイトの全てのページに共通して設置された案内リンクを指します。会社概要やサービス紹介などWebサイト内の主要なページに対してリンクされ、Webサイト内のショートカット機能として活用することが一般的です。
ナイルのSEO相談室の場合
グローバルナビゲーションの役割
ユーザーを目的のコンテンツページへ導くだけではなく、サイト全体のコンテンツ構成を分かりやすくすることや、ユーザーがWebサイトの中のどのコンテンツページを閲覧中であるかを伝える役割もあります。
※検索エンジンからWebサイトの末端ページに訪れたユーザーにとってもサイト全体のコンテンツが見渡せるような内容でメニューの設置が望ましいでしょう。
グローバルナビゲーション(グローバルメニューともいいます)は、全ページに共通して設置されるため、TOPページの次にサイト内からリンクを集めることができますので、検索エンジンに”主要なコンテンツはこれです!”と伝えることもできます。
また、主要コンテンツ以下のコンテンツ内容を分かりやすく伝えることもできる重要な役割を果たします。
グローバルナビゲーションに設置するメニュー(コンテンツ)は十分に情報を整理し、検討した上で設置することをお勧めします。
「マジックナンバー 7プラスマイナス2」の法則
心理学者のジョージ・A・ミラー氏が提唱する、人間が一度に記憶できる要素(言葉)の数についての概念です。最大で7つ程度までの要素なら、人間はスムーズに把握して識別できるという考え方です。
この考え方に即して言えば、普段見慣れない要素(言葉)の場合は7つ以下の認識しかできないので、グローバルナビゲーションに設置するメニューは7つ以下に抑えることが推奨されています。
グローバルナビゲーションの例
例として、要素(言葉)が7つ程度のときと5つ程度のときのグローバルメニューを示します。覚えやすいグローバルメニューはもしかしたらこの法則に沿って作られているかもしれません。
ナビゲーションの要素(言葉)が分かりやすい場合は7つ程度のナビゲーション
例)北海道/東北/関東/甲信越・北陸/東海/関西/中国・四国/九州・沖縄
ナビゲーションの要素(言葉)が分かりづらい場合は5つ程度のナビゲーション
例)企業固有商材名/企業固有商材名/企業固有商材名/企業固有商材名/企業固有商材名
これだという正解があるわけではありませんが、基本的なWeb上の重要な情報設計項目の一つですので、こうしたことを意識して作ってみて頂ければと思います。
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