リッチコンテンツとは?動画広告のメリット・デメリットと5G大容量時代のSEO
リッチコンテンツとは、Webサイト上の、CGやアニメーションなどの動画や、音声を利用して表現された、動的なコンテンツのことです。
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目次
リッチコンテンツとは?
動画や音声を使ったコンテンツにより、ユーザーにとって「わかりやすく」「直感的に」伝えることが可能になります。
Flashのみで構成されたフルフラッシュサイトが一時期流行しましたが、現在ではYoutubeなどの動画を埋め込んだり、画面上で人物がプレゼンテーションを行うPIP(Person In Presentation)などが代表的です。
Adobe Flashも、徐々に利用されなくなり2020年をもってサポートを終了するとAdobeから発表しています。
リッチコンテンツの背景
日本初のWebサイトが、1992年9月30日に作られてから、20年以上の時が経ちました。時の流れの中で、通信環境や通信技術は大きく進歩し、大容量のコンテンツを高速で通信することができる環境整備が行われていきました。その結果、より多くの容量を持ったコンテンツをWebサイト上にのせることが可能になりました。
従来のHTMLベースで作成された、テキストばかりのWebコンテンツでは、自社の商品やサービスの魅力を表現しづらいこともあります。そういった問題を解決する手段として、リッチコンテンツは有効な解決策となります。
また、スマートフォンやタブレットの普及やYoutubeやニコニコ動画などの動画共有サイトの発展により、人々は日常的にウェブサイトを閲覧する時間が増え、買い物などの生活習慣もウェブ上で行うことが増えてきました。
そういった人々の行動の変化の中で、リッチコンテンツはウェブ広告の世界でも有用性が認めれれ、ウェブ動画広告の市場規模も拡大しつつあります。国内の市場規模は、2013年には約130億円の市場規模でしたが、2017年には約640億円まで拡大し、インターネット広告市場全体に占める動画広告構成比は7%程度増加すると予測されています。
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リッチコンテンツのメリット・デメリット
ここで、リッチコンテンツを使用するメリットとデメリットをまとめたいと思います。
【メリット】
- 文字だけでは説明しづらい商品やサービスを分かりやすく説明することができる。
- 映像を利用し、五感に訴えかけることで、採用や企業イメージの向上、広告など幅広い活用ができる。
- Web上でしかできないブランド体験を作り出すことができる。
【デメリット】
- 容量が大きいと、ユーザーの環境により快適に利用することができないことがある。
- 音量や色味などで、ユーザーに不快な思いをさせてしまう可能性がある。
リッチコンテンツの重要性
SEO・Webマーケティングにおいてコンテンツの充実はとても重要視されています。また、5G(第5世代移動通信システム)が2020年にスタートとなります。そうなると現状の多少容量が大きくても、今後はスマホ環境でもページ容量への影響も気にしなくて済む世界が来るでしょう。
リッチコンテンツは、検索エンジンのインデックスに直接効果はありませんが、ユーザーの満足度を高め、ブランド体験・ユーザー体験をするという点においては、テキストだけで構成されたWebサイトよりも効果的でしょう。
しかし、ユーザー目線でのコンテンツ作りを心がけないと、ユーザビリティの低下やイメージダウンを引き起こす可能性もあるので、利用にはユーザー視点に立ったコンテンツ作りを心がけることが重要です。
まとめ
- リッチコンテンツとは、CGやアニメーションなどの動画や、音声を利用して表現された、動的なコンテンツのこと
- テキストでは伝えられない特徴や魅力を伝えるときに効果的
- ユーザービリティに心がける
なおナイルでは、コンテンツ制作代行のプランをご用意しております。さまざまなコンテンツを作成して、情報発信していきたいけれど、記事を書くリソースがない場合、まずはお気軽にご相談ください。