SEOに強い用語集をサイトに作るのは難しい?3つのポイントを紹介

SEOに強い用語集をサイトに作るのは難しい?3つのポイントを紹介

サイト運営にあたって、SEOのためにサイト内に用語集を作りたいという人もいるかと思います。しかし、用語集のページを作成しても、なかなかその効果を得ることは難しいでしょう。
ここでは、用語集を作るそもそもの目的や、SEOに効果的な用語集の作り方をご紹介します。

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用語集を作る目的

そもそも用語集は、何のために作るのでしょうか。まずは、用語集を作るおもな目的を見ていきましょう。

サイトに訪れたユーザーのニーズのために

ウェブサイトを訪れた人は、少なからずそのサイトに関連する分野について関心を持っている場合が多いです。わからない単語があったときに調べられるよう、その分野に関する用語集を掲載することで、ユーザーのニーズに対応しているということになります。
また、コンテンツの中で専門用語が出てきた場合、いちいち専門用語の説明を入れると、冗長なものになりかねません。その場合は、その用語が説明してある用語集のページにリンクを貼ることで、注釈としてコンテンツを補足することができます。

社内辞書として

社内辞書として用語集を作れば、社内で使用する用語を統一することができます。特にウェブサイトや資料、メールなど、外部へ情報を発信する際の社員の使用する用語を統一したい場合、用語集で共有しておくことが有効です。
基本的な用語はもちろん、事業に関する専門用語も用語集にまとめておけば、全社で情報発信の際の表記を統一することができる上、幅広く知識を共有することもできるでしょう。

教育ツールとして

用語集は、新入社員やアルバイト・パート従業員などに向けた教育ツールとしても活用することができます。入社してすぐは、業界の基礎知識や事業にも関係する専門用語を学ぶ必要があるでしょう。用語を詳しく解説する用語集があれば、新入社員がいつでも学んだり、確認したりすることが可能です。
内容が充実した用語集であるほどメリットも多く、事業にも貢献するコンテンツになります。

用語集ページはSEOの効果がある!?

それでは、ウェブサイト上にコンテンツとして用語集を掲載することは、SEOにとって効果があるのでしょうか。

結論から言ってしまうと、「一般的な内容で用語集を作って掲載しても、SEOに効果はありません」。そのため、社内辞書や教育ツールとしての用語集ではなく、SEOを第一の目的として用語集を作りたい場合は注意が必要です。それではなぜ、一般的な用語集では効果が出ないのでしょうか?

一般的な用語集の内容

一般的な用語集の内容は、独自性がないものがほとんどで、Googleといった検索エンジンからの評価も低い傾向があります。多くの用語の解説は、ウェブ上から情報収集して内容を編集したものであるためです。編集やリライトが甘いと、検索順位が上がるどころか、ペナルティを受けてしまうリスクもあります。

SEOとなる用語集の作り方

SEOとなる用語集を作るためには、次の3つのポイントを押さえていることが求められます。

・独自の見解を含んでいる

用語に対する会社独自の見解を盛り込むことで、単に用語の意味だけをまとめた、独自性のない用語集となることを避けることができます。

・文字数が多く、きちんと完結した読み物であること

用語の「意味」をまとめただけでは、どうしても文字数は少なく、読み物としても不十分なページになってしまいます。用語の意味以外にも、「その用語を使用する場面」や「使用例」などの項目を設けることで文字数が増え、コンテンツとしても成立させることができるでしょう。

・ページが個別ワードごとに切り分けられている

用語集のページは、一つひとつの用語ごとにページを分けるようにします。また、ページタイトルに対象の用語を入れることで、検索エンジンに「この用語に関するページである」と認識され、SEOの効果が期待できるのです。

SEOとなる用語集づくりは難しい

社内辞書や教育ツールとして用語集を作ることは事業にも役立ちますが、SEOの効果を期待して用語集を作るとなると、一般的な内容や作り方では難しいという側面があります。
SEOを目的に用語集を作りたい場合は、ここで紹介したようなポイントを押さえ、独自性のあるコンテンツとなるようにすることが大切です。

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編集者情報

ナイル編集部
ナイル編集部

2007年に創業し、約15年間で累計2,000社以上の会社にマーケティング支援を行う。また、会社としても様々な本を出版しており、業界へのノウハウ浸透に貢献している。(実績・事例はこちら

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