ブログ記事をリライトして検索順位を上げるには?
ブログ記事を書いたはいいけれど、思ったように検索順位が伸びない…。多少は検索エンジン経由で集客できているけど、もう少し底上げできるのでは…。そう思われている人も多いのではないでしょうか。
そんなときに考えられる手法が、既存のブログ記事のリライトです。うまくリライトすることで、検索順位を上げることができます。
ここでは記事のリライトを行うメリット・デメリットのほか、リライトする記事の選び方、検索順位の上昇が見込めるリライトの方法について詳しくご紹介します。
\成果につながる記事を作る!資料ダウンロードはこちらから/
「ナイルのSEO相談室」は業界歴15年超のナイルが運営しているメディアです。SEOの最新情報を随時発信しているので、ぜひブックマークしてください!
リライトなど、SEO改善についてのご質問やお困りごとがありましたら無料相談やSEOコンサルティングサービスのご利用もぜひご検討ください!
目次
リライトのメリット・デメリット
まず、既存記事のリライトには、どのようなメリットとデメリットがあるのか解説します。
<リライトによるメリット>
・既存記事を有効活用できる
既存の記事をリライトするので、新規に記事を作るよりも、制作にかかるコストがかからないことが多いです。
・新たな関連検索キーワードからの流入が見込める
リライトにより、記事の内容を増やすことで、その記事が取ることができなかった新たな関連キーワードからの検索流入を見込むことができます。
<リライトによるデメリット>
・リライトによる成果が見えない場合がある
検索順位は、さまざまな要因が絡み合った上で決まります。そのため、いくらリライトしても検索順位が変わらないというケースもあるでしょう。
場合によっては、リライトするよりも、新たな記事を作ったほうが結果的に良かったということもあります。
・どの記事をリライトすればいいか判断が難しい
すべての記事をリライトしたとしても、等しく検索順位を上げることはできません。
そこで重要なのが、どの記事をリライトすれば結果が出るのかということですが、どのような基準でリライト対象の記事を選べばいいのかは、難しい判断となります。
リライトする既存記事をどう選ぶか(判断基準となる指標)
実は、元々検索順位が低い記事は、いくらリライトしても検索順位が上がらないことが多くあります。
例えば、ある記事の現在の検索順位が60位前後で、リライトによって、なんとか検索結果の1ページ目(検索順位10位以内)に入れられないかと考えていても、それは難しい話です。そのような場合は、新たに記事を作ったほうがいいでしょう。
それでは、リライトして結果が出る既存記事は、どのように選べばいいのでしょうか。
惜しい記事
「惜しい記事」とは、もう少しで上位表示ができそうな記事を指します。ターゲットとなるキーワードによって変わりますが、例えば検索結果の2ページ目(検索順位20位以内)までに入っていて、1ページ目を狙いたいという場合には、リライトによる効果を見込むことができます。
この場合の指標は「検索順位」、つまり「ボリュームのあるキーワードである程度の順位が取れているか」ということになります。
エース記事
すでに検索エンジンからの集客ができている記事が「エース記事」です。このような記事は、リライトによる改善により、さらなる集客の可能性を秘めています。
エース記事であるかどうかの指標は、「自然検索経由のセッション数」や「PV数」です。ある程度、検索エンジン経由の集客ができているか、またサイト内でよく読まれている記事であるかどうかということになります。
検索エンジンからの集客(SEO対策)については以下の記事で解説しております。
効果的なリライトの方法
リライトすることに決めた記事を、どのようにリライトすればいいのか。その具体的なポイントをいくつかご紹介します。
titleタグの変更・改善
titleタグに、内容に関連した新たなキーワードを追加することで、今まであまり取れていなかったキーワードからの流入増加を狙います。
titleタグの変更・改善は、比較的簡単にでき、成果も見込める施策です。ただし、検索エンジンが同じキーワードと判断している単語(些末な表記揺れレベルの単語など)を追加しても、効果を得ることはできません。
既存記事を改善する
既存の記事を改善する方法には、2つのアプローチがあります。
・既存記事の量を増やす
既存の記事内容と関連したコンテンツを増やすことで、追加した内容に紐付く周辺キーワードからの検索流入を増やすことが見込めます。また、ある程度の順位がついている記事に、あまり成果が出ていない記事内容をマージしてしまうという方法もあります。
この方法は、一番効果が出やすいのですが、既存記事にどのように内容を追加すればいいか、構成を見直さなければならず、その分、手間がかかります。結果的に、新規で記事を作ったほうが早い場合もあります。
・既存記事の質を良くする
情報量を増やすのではなく、ユーザビリティを含め、記事のクオリティを上げるやり方も考えられます。
クオリティを上げるためには、不要な情報・言い回しを削除する、キャッチーな画像を入れる、記事の冒頭に目次を追加する、信頼性の高い一次情報に基づいた情報に変えるなどの手法があります。
この方法は、情報を増やしてみたけれど、それでも検索順位が上がらない場合に試してみましょう。
2023年最新のSEOコンテンツ制作のポイントを動画で紹介しています!
リライトの効果が期待できる記事をきちんと見極める
リライトをすれば、どんな記事でも検索順位が上がるというわけではありません。リライトの効果が期待できる記事をきちんと選ぶことが重要です。
リライトした結果、あまり成果が見えなかったという場合は、一から新しい記事を書いてしまったほうがいいこともあります。状況を見極めながら、施策を打っていきましょう。
また、成果につながる記事を作れる「記事要件シート」をご用意しております。
- 見出しや記事の流れをまとめた設計図
- 記事要件シートによって執筆しやすくなる
具体的な内容については、ダウンロードの上、ご確認ください。
関連記事