パーソナライズド検索とは?Googleのパーソナライズ機能とSEO上の注意点
※本記事は、2016年公開当時の情報を基にした記事です。
SEOで使われる用語「パーソナライズド検索」について解説します。
パーソナライズド検索がどのようなものかを把握しておきましょう。
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目次
パーソナライズド検索(Personalized Search)とは
パーソナライズド検索とは、Googleで導入されている検索機能の一つで、ユーザー毎に検索結果をカスタマイズして表示する機能のことを言います。
検索ユーザーの意図をくみ取ってより良い検索結果を返すことを目的としたこの機能は、2005年6月から開始され、2009年12月にはある程度デフォルトでパーソナライゼンーションされた結果が表示されるようになりました。つまり、現在の検索結果は、ほぼパーソナライゼーションされており、検索する人の数だけ検索結果があると考えてよいと思われます。
主に、以下のようなデータからユーザーの属性を判断し、興味や関心を反映した検索結果を表示していると考えられます。
- 検索したユーザーの所在地
- 過去に検索したキーワード
- ソーシャルのつながり
- 過去に訪問したサイトやクリックしたリンク
例えば、検索した地域によるパーソナライゼーションは、以下のように五反田で「ラーメン」と検索した場合、「東京」のラーメンランキングが1位に表示され、五反田近郊のラーメン店に関する情報を優先的に表示します。
パーソナライズド検索の注意点
パーソナライズド検索は一般の検索ユーザーにとっては便利な機能ですが、自社サイトのSEOを考える際には少し注意が必要です。というのも、web担当者は頻繁に自社サイトをチェックしているため、パーソナライゼーションの影響によって自社サイトが通常より上位表示されてしまい、本来の検索順位を見誤る可能性があるからです。
パーソナライゼーションされていない本来の検索結果を表示するためには以下のような方法があります。
- シークレットモードで検索する
- 順位チェックツールを利用する ツール例)「GRC」:http://seopro.jp/grc/
シークレットモードの呼び名はブラウザによって異なりますが、例えばGoogle Chromeの場合、メニューバーから選択することができます。また、「Ctrl+Shift+N」のショートカットがありますので、こちらから検索するのが最も楽な方法です。
また、一度任意のキーワードで検索を行った後、表示されるURL末尾に「&pws=0」を記述する事でパーソナライズド検索を無効化することもできます。検索した後に、シークレットモードで検索結果を見たい時に便利でしょう。
通常の検索画面とシークレットモードの検索画面は以下のような違いがあります。
シークレットモードの検索画面では、通常モードにない探偵のようなマークが表示されます。
まとめ
パーソナライズド検索は、ユーザーニーズに合わせた検索結果を表示するための便利な機能ですが、自社サイトの現状を把握する際は、本来の順位をチェックできるように工夫することだけには気を付けましょう。
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