最近ソフト404が急に増えたサイトは、検索エンジンの不具合が影響しているかも
こんにちは!ナイル株式会社の青木です。
この記事の④でも紹介しておりますが、WebマーケティングにおけるKPIの設計は、非常に奥深いトピックと思います。
「このサイトにおいてはどの指標を改善すれば、売上が増えるのか」という点を忘れずにしっかり設計していきましょう。
本日は「ソフト404」を含む4つのニュースをお届けします!
※トピックは初級者~中級者くらいの方向けを想定して紹介します。
なお、本企画は取り上げるページを実際に読んでいただくことを想定しております。簡単なひとことコメントとお役立ち度(収集部隊の主観です)を参考に、該当ページを読んでみてください。
本日のSEOニュース
目次
①最近ソフト404が増えたサイトは、Googleのバグの影響かもしれません
記事紹介:Bug in How Google Detects Soft 404s May Be Causing Traffic Losses(Search Engine Journal)
お役立ち度:★★★☆☆
ナイルのひとこと
検索エンジンがソフト404を検出する仕組みを変更したことで発生したと考えられるバグで、ソフト404の検出数が増え、デスクトップのランキングに影響が出ているサイトがあるというニュースです。
全てのサイトで当てはまる話ではないですが、ここ数週間でじわじわとソフト404が増加し、思い当たる原因がない場合には、このバグが原因の可能性があります。
基本的には待つことしかできませんが、気になる場合はGoogle 検索オフィスアワーで質問してみるのはいかがでしょうか?
補足:多くのソフト404は、ステータスコード404で返すべきところを200で返しているという、基本的な問題が原因ですので、必要以上に深刻に捉えないようにしましょう。
②検索エンジンが302リダイレクトを301リダイレクトと”同等”のように扱う流れ
参考:Why 302 Redirects Often Are Treated As 301 Redirects By Google Search(Search Engine Roundtable)
お役立ち度:★★★★☆
ナイルのひとこと
301リダイレクトと302リダイレクトは本質的には違いがないものの、インデックスが変わるまでに時間がかかるとこちらの記事で説明したのですが、その流れ・仕組みを解説しています。
301リダイレクト→リダイレクト先URLを優先
302リダイレクト→ソースURLを優先→内部リンクなどのシグナル確認→リダイレクト先URLを優先
ということで、数ヶ月単位で考えると302リダイレクトは301リダイレクトとして処理されるようになります。
よって、公開後1年経った問題のないページのリダイレクトを、わざわざ301リダイレクトに変更する必要はないかと思いますが、これからサイトを移転する場合などは301リダイレクトを用いましょう。
③YMYLトピックを扱う際のサイトのテーマ性に関して
参考:YMYLコンテンツと非YMYLコンテンツを1つのサイトで混ぜて公開すべきでない、Googleのアルゴリズムが判断に迷う(海外SEO情報ブログ)
お役立ち度:★★★★★
ナイルのひとこと
以前紹介した「多言語サイト、アダルトコンテンツをもつサイトはURL構造が重要になる」の記事に関連しているトピックです。
対応としては、テーマ毎に最低でもサブディレクトリで分ける。可能であればサブドメインに分ける。アダルトコンテンツなどを扱う場合には、別ドメインを取得することも視野に入れるの流れが良いかと思います。
例えば、DMM.comでは、メインサイトを「dmm.com」、DMM英会話は「eikaiwa.dmm.com」、FANZAは「dmm.co.jp」などと使い分けています。
④WebマーケティングにおけるKPIの考え方・立て方を解説
参考:WebマーケティングにおけるKPIの考え方・立て方を解説
お役立ち度:★★★★☆
ナイルのひとこと
セールス部門の今﨑が、Webマーケティング領域におけるKPIの考え方・立て方について解説していく記事です。
KPIを設けていないという人や、KPIは設けたけど上手く改善できていない人にもおすすめの内容です。KPIの参考例も複数用意しておりますので、ぜひご覧になって下さい! ※クリックすると記事に遷移します。
まとめ
みなさまのSEO施策にお役に立てるように、今後もSEOニュースまとめを平日数回更新する予定です。
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