落ち着いてゼロクリック検索について考える

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落ち着いてゼロクリック検索について考える

こんにちは!ナイル株式会社の青木です。

ゼロクリック検索が話題になっていますが、私の最近のゼロクリック検索は「エブリシング 歌詞」です。検索結果にそのまま歌詞が出ているので、それをそのまま読んだ次第です。

さて、本日はゼロクリック検索に関するニュースを含めた3つのニュースをお届けします!

※トピックは初級者~中級者くらいの方向けを想定して紹介します。

なお、本企画は取り上げるページを実際に読んでいただくことを想定しております。簡単なひとことコメントとお役立ち度(収集部隊の主観です)を参考に、該当ページを読んでみてください。

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本日のSEOニュース

①ゼロクリック検索を落ち着いて理解するために

記事紹介:In 2020, Two Thirds of Google Searches Ended Without a Click(SparkToro)

記事紹介:Google Search sends more traffic to the open web every year(The Keyword | Google)

記事紹介:Study: 65% Of Google Searches Do Not Click On Results But Should They?(Search Engine Roundtable)

記事紹介:Rand Fishkinが公開した「65%がゼロクリックサーチ」の問題点(SEMリサーチ)

お役立ち度:★★★☆☆

ナイルのひとこと
昨日今日とゼロクリック検索に関するニュースを見た人も多いのではないでしょうか。
中には「検索流入の獲得は難しそう」「クリックされないならGoogleってどうなの?」と思った方もいるのではないでしょうか。
そうした流れを受け、Googleも公式見解(補足)を提示したわけですが、これを機にゼロクリック検索を考えてみると良いと思います。 ちなみに私は以下のような考えを持ちました。

・Search Consoleのデータを見ている限り、モバイル全体のCTRはもう少し高いのでは?
Search Consoleの表示回数、クリック数などのデータを見る限り、ナレッジパネルが出るようなゼロクリック検索が多いと思われる検索結果でも、もう少しCTRはありそうです。

・ゼロクリック検索は以下の場合もあると考えられるので、一概に敵視する必要はない。
①「検索してみたけどなんか違ったのでもう一度検索した」
この状態でサイトに流入するよりも、「あった!これこれ」位な感じで入ってもらった方が、こちらとしても嬉しい。

②「検索結果に書いてある情報で事足りた検索だった」
そもそも流入したところで即離脱するような検索は、ユーザーを思うと検索結果に出して上げた方が親切ではある。

ということで、データや意見はそのまま鵜呑みにせず、自分の中でなんらかの形で落とし込み、それから考え、必要に応じ運用するサイトに活かすといいのではないかと思います。

※とはいえ、冒頭で記載した「歌詞」など、ゼロクリック検索によって明確にCTRが下がっているクエリも存在し、それによる影響を受けているサイトがあるのも確かです。サイトへの流入を検索一辺倒にならないよう、定期的にその他のルートも検討してみましょう。

②ローカルレビューにまつわるエトセトラ

参考:4 local review trends to watch in 2021(Search Engine Land)

お役立ち度:★★★☆☆

ナイルのひとこと
いくつかのデータを元にレビューに関する情報をまとめています。日本だけのデータではないので、そのまま活かすということはできませんが、「感染防止対策による営業時間短縮やお店を訪れても、周囲の目を気にしてレビュー、感想の投稿を控える」などの動きは日本でもありそうです。
ちなみに私は「久しぶりに友人と会う」などの1回毎のイベントの重要性(価値)も高まったのか、レビューをよく見るようになりました。

③モバイルとデスクトップにおけるユーザートラフィックの違い

記事紹介:Mobile vs. Desktop Usage In 2020(Perficient Blogs)

お役立ち度:★★★★☆

ナイルのひとこと
PC、スマホを中心としたユーザーのトラフィックデータをまとめています。
単純に面白いデータなのですが、そこで終わらずに、こうした全体の統計と自社サイトのデータを見比べ、ボトルネックになっている箇所を探したり、改善のヒントにできると良いでしょう。

まとめ

みなさまのSEO施策にお役に立てるように、今後もSEOニュースまとめを平日数回更新する予定です。
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編集者情報

ナイル編集部
ナイル編集部

2007年に創業し、約15年間で累計2,000社以上の会社にマーケティング支援を行う。また、会社としても様々な本を出版しており、業界へのノウハウ浸透に貢献している。(実績・事例はこちら

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