SEOニュース抜粋版(2020年1~2月)
SEOに関して起こったニュースをまとめてお送りするSEOニュースのコーナーです。
こちらでは、メールマガジンやeBookとして展開している「SEOニュース最新動向レポート(2020年1月~2月)」を抜粋してお届けしています。
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目次
1.検索結果1ページ目の同一ページ二重掲載廃止
概要
1月24日のTwitterでGoogleは、検索結果1ページ目に表示される強調スニペットと通常検索結果の両方で、同一ページを二重掲載する仕様を廃止したことを発表しました。
しかし、Google検索の強調スニペットに採用されたページが、同じGoogleの検索エンジンを利用するYahoo! JAPANの通常検索結果で表示されず、検索結果自体から消えるという事態が一時的に発生。
現在は、Google検索の強調スニペットに採用されたページは、Yahoo! JAPANの通常検索結果で1位に表示されるよう落ち着いています。
【参考】
Google、強調スニペットと通常検索結果の同一URLの重複掲載を廃止。ただし検索結果1ページ目に限る
強調スニペットと通常検索の重複解消の余波、ヤフーからの検索トラフィックがゼロになる
ヤフー検索で消滅していた強調スニペットが通常の検索結果として復活する
ナイルのひとこと
Googleは検索結果の多様性を重視しており、今回の変更はユーザーのことを考えた妥当な改善のように思えます。
強調スニペットに採用される検索クエリが多いサイトを運営している場合は、今回の変更による影響をアクセス解析ツールで確認することをオススメします。
※強調スニペットがSEO成功とは限らなくなる?グーグルが検索結果1ページ目の表示を変更 より引用
2.data-vocabulary.orgのサポート終了予定
概要
1月21日の公式ブログでGoogleは、リッチリザルトのためのボキャブラリーとして古くから使用されていた、data-vocabulary.orgのサポートを終了予定と発表しました。
4月6日より、data-vocabulary.orgでマークアップされた情報は、検索結果の特殊表示であるリッチリザルトで対象外となります。
Google・Yahoo!・Bingで共通の仕様を提供するschema.orgの人気の高まりに伴い、schema.orgの開発に集中したいという意図があります。
【参考】Sunsetting support for data-vocabulary(リンク先は英語)
ナイルのひとこと
schema.orgでは、JSON-LD・Microdata・RDFaの3つの構文をサポートしています。
data-vocabulary.orgでマークアップしているサイトは、3月末までにschema.orgのマークアップに変更していきましょう。
※Sunsetting support for data-vocabulary より引用
3.ファッションアイテムに関するモバイル検索結果刷新(アメリカ)
概要
1月15日の公式ブログで米Googleは、ファッションアイテムに関するモバイルの検索結果を刷新したことを発表しました。
具体的には、Web上のECサイトから人気商品をリスト化し、性別・スタイル・サイズなどの項目で絞り込んだり、複数の関連画像を閲覧できる機能が実装されました。
商品詳細を知りたい or 購入したい場合は、対象のECサイトに簡単にアクセスできます。
【参考】A new way to find clothes, shoes and more on Search
ナイルのひとこと
今後、より多くの検索クエリ・カテゴリ・商品・デバイスに拡大される予定です。
商品を検索結果に表示するには、Merchant Centerへの登録や商品の構造化データの実装が必要です。
ECサイトを運営している場合は、Merchant Centerへの登録や商品の構造化データの実装で、日本での導入に備えてみてはいかがでしょうか?
※A new way to find clothes, shoes and more on Search より引用
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