インターネット利用時の検索行動に関するアンケート調査|2024年7月実施

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インターネット利用時の検索行動に関するアンケート調査|2024年7月実施

「ナイルのSEO相談室」は、全国の男女4017名を対象に、インターネット利用時の検索行動に関するアンケート調査を実施しました。

また、昨年の同調査データと比較し1年間で起きた、ユーザー検索行動の変化をまとめました。

調査結果の概要

  • 「YouTube検索」が前年比で増加傾向

  • 「1回の検索で回答が出ず、複数回検索する」人は、約1/2に減少

  • 「検索後に他アプリへ移動する」人は、約1.6倍に増加

  • 直近で検索エンジンを利用して調べたキーワード抜粋15選

  • 約4割が1つの検索キーワードに対し「関連キーワードを2~3回検索した」と回答

調査概要

  • 調査期間:2024年7月19日~7月23日

  • 調査方法:インターネット調査(Fastask利用)

  • 調査対象:全国の20代~60代男女 4017人

    年齢:20~29歳 27.4%、30~39歳 32.6%、40~49歳 24.1%、50~59歳 10.5%、60歳以上 5.4%

「YouTube検索」が3位で、増加傾向

全国男女4017人を対象に、インターネットを利用して調べものをする時もっとも利用頻度が高いものを聞いたところ、1位「Google(50%)」2位「Yahoo!(25.2%)」3位「YouTube(5.3%)」でした。

前年は、3位に「Twitter(5%)」がランクインしており、今年は「X_旧Twitter(4.4%)」と、0.6%マイナスで4位に。3位の「YouTube」は、前年比で2%増加しています。

検索で利用するもの

一方で、男女別データで比べると、変化が最も大きかったものは、男性「YouTube(6.4%)」で前年比2.1%の増加、女性は「Yahoo!(25.9%)」で前年比5%の減少傾向が見られました。

「その他(0.9%)」の回答では、前年同様に「楽天ウェブ検索」、次いで「DuckDuckGo」があげられています。

「1回の検索で回答が出ず、複数回検索する」人は、約1/2に減少

キーワードの検索方法

検索エンジン(Google、Yahoo!など)を利用して調べものをする男女223名のうち、キーワードの検索方法として最も多かったのは「キーワードを複数入力する(70%)」、次いで「キーワードを1つ入力する(59.2%)」「キーワードを入れたあとに出る、検索候補で検索する(33.6%)」と回答しました。

「検索候補で検索する」人が前年比1.6倍で増加する一方で、「1回の検索で回答が出ず、複数回検索する(8.5%)」と回答した人は、前年比で約1/2に減少しています。

「検索後に他アプリへ移動する」人は、約1.6倍に増加

検索後にみる箇所

キーワード入力後、どこを見て答えを見つけるかの問いに対して、70%が「検索結果に出た、上位の記事を見る」と回答。次いで「1番上に出てきた情報を見る(47.1%)」、「画像(タブ)を見る(21.1%)」と回答しました。

一方で、「検索結果に表示された、他アプリに移動する」と回答した人は、前年と比べ、約1.6倍で増加しています。

検索エンジンで調べること、1位「知らない言葉、人物」2位「ニュース」3位「趣味に関すること」

普段インターネットを利用した調べ物をするときに、SNSではなく検索エンジンを使う目的を聞きました。最も多くの人が「知らない言葉、人物(77.3%)」を検索すると回答。2位「ニュース(47.1%)」、3位「趣味に関すること(45.7%)」でした。

検索エンジンを使って調べること

続いて、「直近で検索エンジンを利用して調べたキーワードを覚えている」と回答した87名に、実際に調べた検索キーワードを聞きました。

※一部抜粋

  • セキセイインコ 毛が抜ける

  • お好み焼き 広島

  • くちゃおじさん

  • 関東 川 涼しい スポット

  • マウス右クリックできない

  • 夏休み キャンプ

  • White KATーTUN 歌割り

  • 水出しコーヒー 紅茶

  • 北海道 旅行

  • アルビレックス新潟 掲示板

  • 犬 熱中症

  • Apple Pay 使い方

  • ガリガリ君 チョコミント

  • 三鷹 パンケーキ

  • ファンデーション 人気ランキング プチプラ

    約4割が「関連キーワードを2~3回検索した」と回答

    上記で回答いただいた87名に、先ほど回答したキーワードを検索した後の行動として近いものを聞いたところ、約半数が「関連キーワードを2〜3回検索した(44.8%)」と回答しました。

    検索後の行動

    まとめ

    インターネットで調べものをする際の検索行動を、昨年の同調査データと比較して公開しました。「YouTube検索」は、昨年4位から3位にランクインし、特に男性のYouTube検索利用者に増加傾向がみられました。

    検索後に回答を探す場所として、新たに「AIの回答/AIの回答に表示されたページ」を追加しましたが、1.3%ほどにとどまりました。Googleは、現在米国で実装されている「AI Overview」を、年内に日本でも展開予定のため、ナイルのSEO相談室では、今後の検索行動の変化についても調査してまいります。

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    編集者情報

    大澤 心咲
    大澤 心咲
    新卒でアクセンチュア株式会社を経て、2018年ナイル入社。
    コンサルタントとして大手企業SEO戦略策定・コンテンツマーケティング支援を担当。
    現在はナイルのマーケティングとセールスの統括マネージャーとして従事。
    著書:「ひとりマーケター成果を出す仕事術

    監修者情報

    ナイル編集部
    ナイル編集部

    2007年に創業し、約15年間で累計2,000社以上の会社にマーケティング支援を行う。また、会社としても様々な本を出版しており、業界へのノウハウ浸透に貢献している。(実績・事例はこちら

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