【2024年最新】ブログ集客する4つの方法!コツやおすすめツールまで詳しく解説

【2024年最新】ブログ集客する4つの方法!コツやおすすめツールまで詳しく解説

ブログ集客とは、まずブログにアクセスしてもらい、自サイトやサービス紹介ページに誘導する集客方法です

BtoCかBtoBかに関わらず、コンテンツマーケティング施策のひとつとして、アクセスや企業の認知獲得、売上促進、サービスへの申し込みを目的に行われています。

しかし、「ブログ集客を実施してみたけれどうまくいかなかった」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、2024年の最新ブログ集客情報とブログ集客する4つの方法を解説します。成果を出すためのコツやできないときの原因、おすすめツールも併せて紹介します。

ブログ集客の取り組み方がわからない、実際に運営しているがうまくいかなかったという方は、お気軽にナイルまでご相談ください。

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ブログ集客とは

ブログ集客とは、ユーザーが知りたい情報を満たすブログ記事を公開してアクセスを集め、そこから自サイトやサービス紹介ページへユーザーを誘導する施策です

ブログ集客は、無料で開始することができる上、検索上位に表示されれば中長期的に集客につなげられます。そのため、効率的な集客方法のひとつとして多くの企業やWebサイトが取り入れています。

一方で、手軽な集客手法ゆえ競争も激しい傾向があります。闇雲に始めるのではなく、後述する観点や方法をもとに、事前計画を立ててから進めることをおすすめします

2024年最新のブログ3つの集客術

ここでは、2024年最新のブログ集客術について説明します。

2024年最新のブログ3つの集客術

方法1 「AI Overview(旧SGE)」のピックアップ

AI Overviewの例

1つ目は、生成AIを活用した「AI Overview(旧SGE)」です。

AI OverviewとはGoogleが検索結果に取り入れている、生成AIを利用した、新しい検索体験のことです。さまざまなWebサイトから抽出した情報を基にAIが独自の回答を生成し、Googleの検索結果ページ(SERPs)へ表示しています。

AI Overviewが参照した記事は、上図のようにリンクカード付きで紹介され、アクセスが期待できます。そのため、AI Overviewの参照傾向をもとにブログを制作し、集客につなげる動きが増えています。

なお、AI Overviewは2023年8月から日本でも試験運用が始まった機能です。まだ不確定要素が多いため、どんなキーワードがAI Overviewに表示されるのか検証しながら、最新情報をチェックしておきましょう

方法2 一次情報の活用(隠れた宝石)

2つ目に紹介するのは、「一次情報の活用」による検索順位の向上、いわゆる隠れた宝石です。

「隠れた宝石」とは、具体的で有益な内容にもかかわらず、これまで上位に表示されてこなかった埋もれたコンテンツのことです。 例えば、ツールの紹介をする記事があったとして、どこのブログでも紹介しているような概要や基本機能だけではなく「実際にツールを数年活用してみてわかった使い心地」のような、独自の一次情報を持った記事がこれに該当します。

今や生成AIを利用すれば、誰でも簡単にツールの概要や基本機能をまとめた記事を作成できる時代です。Googleも「ユーザーに役立つ情報であれば、生成AIによるものでもこれまでと同様に評価する」と公表しており、今後もAI活用記事は広まっていくと予想されています。(参考:AI 生成コンテンツに関する Google 検索のガイダンス | Google 検索セントラル ブログ)

一方で、生成AIが誤って生成した情報がそのまま記事として公開されたり、独自性がない似たり寄ったりなコンテンツが氾濫してしまったりするリスクも指摘されています。

このような状況を受け、独自の一次情報を持った「隠れた宝石」が再評価されるようになると考えられています

方法3 超ニーズメット

3つ目は、「超ニーズメット」です。ニーズメットとは、検索ユーザーの意図にまっすぐ回答するコンテンツを制作する施策を指します。「超ニーズメット」は、この考え方を突き詰めて考えることです。

以前のSEO対策では、情報量の多い包括的なコンテンツが検索結果の上位に表示される傾向がありました。しかし、今後は「隠れた宝石」でもお伝えしたようにユーザーのニーズを的確に満たせるコンテンツが評価されると予想されています。

例えば、「パソコン作業 スピードアップ」という検索キーワードに対して、パソコン作業の種類や、スピードのアップのメリットばかりを説明している記事は超ニーズメットとはいえません。この場合、ユーザーが最も求めているのは、キーボードショートカットやおすすめツールのような実際にスピードアップにつながる施策の紹介です。

現在のブログ集客では、ただ関連する情報を網羅的に紹介するのではなく、ユーザーが本当に知りたいと思っている情報を的確に紹介することが求められます

ブログで集客する4つの方法

ここでは、ブログで集客する4つの方法について紹介します。いずれも基本的な施策なので、確実に押さえておきましょう。

ブログで集客する4つの方法

方法1 SEO対策

SEO対策とは、検索結果の上位に自分のブログや記事を表示させる対策のことです

検索上位に表示されると多くのユーザーの目に止まり、アクセス数増加の効果があります。また、低コストで始められ、それ以降も低額のランニングコストで中長期的な効果の持続を見込めます。そのため、ブログ集客の基本施策として多くの企業やWebサイトが取り組んでいます。

SEO対策の具体的な対策内容としては以下のとおりです。

ただし、SEO対策は成果がでるまでに時間がかかります。対策したいキーワードによっては集客が難しい可能性もあるので、後述するほかの方法と併用して進めるのがおすすめです

ナイルでは、SEO対策のノウハウの基本をまとめた資料をセットで提供しています。これからSEO対策の知識やノウハウを身につけたい方は、お気軽にダウンロードしてご活用ください。

方法2 被リンク獲得

2つ目は被リンク獲得です。

被リンク獲得とは、自サイト以外のページやサイトからリンクを貼ってもらうことで、外部サイト経由のアクセスが見込めるほか、クローラーの来訪頻度の向上や、Googleからの評価アップなどSEO対策効果の向上も期待できます

ただし、被リンクは数が多ければ良いわけではありません。例えば、政府のサイトや大企業の公式サイトのような、ドメインパワー(Webサイトが検索エンジンからの信頼度を示す指標)が高く、かつ自サイトの関連性が高いサイトからの自然な被リンク獲得が理想です。

ドメインパワーが高いサイトからの良質な被リンクを獲得するためには、独自性がある、ユーザーに役立つ情報の発信が欠かせません。詳しくは以下の記事で解説します。併せてご覧ください。

方法3 SNS

SNSの活用もブログの集客方法のひとつです。ブログで公開した記事をSNSにも投稿することで、より多くのユーザーに読んでもらえるほか、情報の拡散効果も期待できます。

このとき、どのSNSを活用するか慎重に選びましょう。ブログを読んでほしいユーザーが使っているサービスにアカウントを開設すると、ターゲット層への認知拡大やアクセスを獲得できます。

主要なSNSをまとめましたので、下記の表を参考にご覧ください。

SNSの種類 特徴
X(旧Twitter) ・2023年12月時点の国内アクティブユーザー(MAU)は、6,650万人
・10代~20代の利用者が多い
・リアルタイム性と拡散力が高い
・さまざまな機能を利用できる有料サブスクリプションあり
Instagram ・MAUは、推定6,600万人以上 ・10代、20代の利用者が多い
・写真や動画を主体としたSNS
・利用は基本無料、有料サブスクリプションあり
LINE ・2023年9月末時点のMAUは9,600万人以上
・全世代で利用率が高い
・コミュニケーションのインフラ的SNS
・企業アカウントの運用は有料
Facebook ・2019年7月時点のMAUは、2,600万
・30代~40代の利用者が多い
・実名登録で1人1アカウント制が特徴

 

SNSは拡散性が高い一方で、炎上のリスクもあります。投稿しようとしている内容が、第三者の目線で見て常識から外れていないか、またそれによる炎上が許容できるリスクの範囲におさまっているのかを発信前に確認するようにしましょう。

方法4 YouTubeなど動画投稿サイト

ブログ集客方法には、YouTubeをはじめとした「動画投稿サイト」への投稿もあります。ブログの内容を動画にしてYouTubeやTikTokなどに投稿することで、多くのユーザーにブログを認知してもらえ、新たなアクセス獲得につながります

加えて、投稿した動画はGoogleの検索結果にも表示されるため、SEO対策の効果を期待できるのもメリットの1つです。ブログ内にYouTube動画を埋め込むことでユーザーのページ滞在時間が増加し、ブログ記事の順位が上がりやすくなる可能性もあります。

さらには、動画の中や概要欄、プロフィールにもブログのURLを記載しておくと、そこからアクセスしてもらえるようになります。ユーザーがリンクをクリックしてページに訪れてくれるよう、導線を設置しておくことがおすすめです

ブログ集客で成果を出す4つのコツ

ここでは、ブログ集客で成果を出す4つのコツを紹介します。

コツ1 ターゲットを明確にする

1つ目のコツは、ブログの「ターゲットを明確にする」ことです。どんな人に読んでもらいたいのかが明確になっていないと、記事やブログ全体の内容や方針がブレてしまい、何のブログかがユーザーに伝わらなくなってしまいます

例えば「Webマーケティング」について解説するブログで考えてみましょう。アクセスが取りやすいからとコンセプトとまるで異なる「今日からできる節約料理術」のような記事を投稿すると、コンテンツの幅が広がりすぎてしまい、何を伝えたいブログなのかわからなくなってしまいます。

結果として、ブログの専門性が下がってしまうため、ユーザーが離反するだけではなく、後述するE-E-A-Tにも悪影響が懸念されます。

意図的に雑記ブログを運用する場合は別ですが、ユーザーや検索エンジンからの評価を不要に落とさないためにも、まずはターゲットを明確に設定した上で、ブログを制作しましょう

ターゲットを決める具体的な方法については、こちらの記事で解説していますので、参考にしてください。

コツ2 適切なキーワードを選定する

2つ目のコツは、「適切なキーワードを選定する」ことです。適切なキーワードとは、コツ1で明確にしたターゲットを呼び込むことができるキーワードです

適切なキーワード選定を行うことができない場合、望まないターゲットの流入数ばかり増加してしまい、コンバージョンが発生しないことも考えられます。

どれだけ品質の高いコンテンツを作成できたとしても、自サイトのターゲット層からずれてしまっては、その価値を最大限発揮できません

また、キーワード選定を適切に行わないと、SEOの評価が複数の記事で分散してしまうカニバリゼーション(カニバリ)といった現象も発生するリスクが高まります。

ただし、適切なキーワードを選定するには、自サイトの規模やトピックに応じた適切な戦略と、ツールを用いた効率化が求められます。

下記の記事では、そうした情報を初心者の方でもわかるよう、網羅的に解説しています。記事を読んだ後、直ぐに実践できる内容となっていますので、ぜひご覧ください。

コツ3 ユーザーの役に立つ独自性の高い記事を作る

3つ目のコツは、「ユーザーの役に立つ独自性の高い記事を作る」ことです。無料でブログを開設できるサービスが豊富なことから、現代では企業・個人問わず、多くの人がコンテンツを発信しています。

ライバルが多いので、ほかのブログと似たような内容の記事を書いても読んでもらえません。そのため、そのブログならではの情報や実際の体験などを盛り込んだ独自性が高く、ユーザーの疑問を解決できるような記事を書いて差別化しましょう

生成AIの進化で誰でも記事を制作できるようになったこともあり、近年ではSEOにおいて「E-E-A-T」と呼ばれる評価基準が重視されています。E-E-A-Tとは「Experience(経験)、Expertise(専門知識)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)」の頭文字を取った略称で、情報の品質と信頼性を評価する重要な指標です

E-E-A-T

E-E-A-Tの対策として有効なSEO施策ついて詳しく知りたい方は、こちらの記事も併せてご覧ください。

コツ4 わかりやすい導線を設定する

4つ目のコツは、ユーザーが購入や問い合わせ、申し込みといった行動ができるよう「わかりやすい導線を設定する」ことです。

ブログ集客を強化し、ユーザーから紹介している商品やサービスを欲しいと思ってもらえても、購入や問い合わせ方法がわかりづらければそのまま離脱されてしまいます。機会損失を避けるためにも、バナーやボタンを利用して購入や問い合わせに誘導するなどの工夫を検討しましょう

なお、この際に注意したいのが「ユーザーからのサイトの見え方」を意識することです。多くのユーザーはスマートフォンでブログを見ています。そのため、PCを利用してブログを作成する際には、必ずスマートフォンでの見え方を確認し、小さな画面でも目立つ、わかりやすい導線を設定するようにしましょう。

ブログ集客ができない3つの原因

実際にブログ集客に挑戦したけれどうまく集客できないと感じる場合には、いくつかの原因が考えられます。ここでは、ブログで集客できないときに起こりがちな3つの原因について説明します。

原因1 ブログを開設したばかりで誰からも認知されていない

1つ目の原因が「認知不足」です。ユーザーがブログの存在を認知していないと、そもそも読んでもらえません

認知不足を改善するためには、とにかく記事の数を増やす必要があります。記事数が少ないと、SEO対策をしようにも流入経路が限られてしまうため、集客できるユーザーの数も減ってしまいます。ユーザーが訪れるための「受け皿」として、質の高い記事をたくさん用意しましょう。

記事を増やしても集客効果がでない場合には、そもそも自分のブログがインデックスされているかを確認します。特に、開設直後のブログはクローラーの巡回頻度が低い傾向があるため、この作業が欠かせません。

検索結果にページが登録されていない場合にはGoogleサーチコンソールでインデックスの依頼をしましょう。インデックス依頼をすると、クローラーがブログを訪れ、検索結果に表示するかどうかを判断してくれます。ただし、品質の低い記事だとGoogleのロボットがインデックスを見送る場合もあります。ここでもユーザーの疑問を解決できるような「役立つ記事」を提供することが大切である点は押さえておきましょう

インデックスの概要やSEO上での効果について詳しく知りたい方は、こちらの記事も併せてご覧ください。

原因2 記事の品質が低い

記事の品質もブログ集客に影響します。品質の低い記事は、ユーザーにとって価値がないだけではなく、検索エンジンからの評価も下げてしまいます。検索エンジンはユーザーにとって有益な情報を提供するサイトを優先的に表示するため、品質の低い記事は検索結果の上位にはなかなか表示されません。

具体的な対策としては、主に以下のようなものがあります。

  • E-E-A-Tの観点を満たした記事を作成する
  • 記事はユーザーのニーズの変化に合わせて随時リライトする

ユーザーのニーズや競合記事の動きは常に変化しています。そのため、トレンドや新しい情報にあわせて頻度高く更新をかけ、常に最新の情報を提供するようにしましょう

これによりユーザーや検索エンジンからの評価が高まり、信頼できる情報源としてブログを繰り返し見てもらえるようになります。

原因3 競合が多い・ニーズが少ないトピックを選んでいる

集客ができないブログでは、競合が多い・ニーズの少ないトピックを選んでいる場合もあります。ライバルが多ければ多いだけユーザーが分散してしまうので、競合性が高いトピックでの集客はハードルが高いです

特に、YMYL(Your Money or Your Life)と呼ばれる医療や金融系トピックのブログは競合性が高く、よほど専門的な知識や経験がない限り集客が難しいといわれています。競合性の高いトピックでライバルブログが強すぎて検索順位を上げるのが難しいときは、SEOではなく、SNSや広告に切り替えての集客がおすすめです

また、ニーズの少ないトピックの場合、そもそもユーザーの母数が少ないことから、集客が難しい一面があります。効率的に集客するために、トピックにニーズがあるかどうかを事前に調べておきましょう。

トピックのニーズは、「ラッコキーワード」や「Googleキーワードプランナー」などのツールで調べられます。選ぼうと思っているトピックに関するキーワードのサジェストキーワードや検索ボリュームを分析すると、簡単にニーズを確認できます

ほかにも、ユーザーによる口コミやレビューが書かれたCGM(Consumer Generated Media)や、「Yahoo!知恵袋」や「教えて!goo」などのナレッジコミュニティでもユーザーニーズを確認できるので、ツールの調査と併せてチェックしましょう。

初心者でも使えるおすすめブログサービス

ここでは、初心者でも使える2つのおすすめブログサービスを紹介します。

初心者でも使えるおすすめブログサービス

サービス1 WordPress

WordPressトップページ

出典:WordPress

まずは、WordPress(ワードプレス)を紹介します。WordPressとは、専門的なプログラミング知識がなくてもWebサイトを制作できるオープンソースのシステム(CMS)です。世界ナンバーワンシェアを誇るほどユーザーが多いことが特徴で、日本のCMSシェアでは84%を占めています。

WordPressは、ユーザー側でブログのドメイン(URL)やレンタルサーバーを準備できていれば、無料で利用可能です。さらに、WordPressならリンクボタンの設置や文字カラーを自由に設定したり、広告バナーを埋め込んだりしたブログを作れるので、使い方次第ではアフィリエイト広告による収入を得られる可能性もあります。

なかには専門的な設定が必要な部分もありますが、WordPressは参考にできるリファレンスサイトや便利なプラグインなどが豊富です。そのため、プログラミング知識のないブログ初心者でも、設定方法を調べながら簡単に上質なブログを作れます

SEOの知識や経験がなくても、SWELLをはじめとした有料テーマを使えば、デザイン性が高く、SEO対策もできたサイトも簡単に構築可能です。コンテンツマーケティング施策として長期的な運用を考えているなら、WordPressでのブログ運用をおすすめします

こちらの記事では、WordPressの基本情報やSEO対策について紹介しています。導入方法についても解説していますので、詳しく知りたい方は併せてご覧ください。

サービス2 note

note

出典:note

note(ノート)は、個人から企業まで幅広く活用されている人気のブログプラットフォームです。誰でも簡単に使えるため、特別な知識がなくても手軽にブログを始められます。

企業の場合は、月額88,000円の有料プラン「note pro」を利用できます。noteトップのレコメンド枠に表示される可能性が2倍になり、充実したサポートを受けられるので、初めてブログ運用する企業でも安心です。

数あるブログサービスの中でも、noteはドメインパワーが強いので、徹底したSEO対策を施さなくてもブログが検索結果の上位に表示されやすい傾向があります。そのため、「まずは手間なくブログをスタートしたい」という方におすすめのサービスです。

noteを活用すれば、自社の商品やサービスを手軽に発信し、多くのユーザーにリーチできます。一方で、万が一サービスが終了すると、ブログ記事や画像などがすべて消えてしまうリスクもあるため、注意が必要です。

ブログの更新ごとにバックアップを取り、リスクを回避しましょう。

ブログ集客に役立つ3つのおすすめツール

ここでは、上述したブログサービスと組み合わせて活用できる、ブログ集客に役立つ3つのおすすめツールについて紹介します。

ツール1 ラッコキーワード

ラッコキーワード

出典:ラッコキーワード

ラッコキーワードは、誰でも無料で利用できるキーワード分析ツールです。手軽にマーケティングに活用できることから人気を博しており、19万人以上のユーザーが利用しています。とても簡単に操作できるので、ブログ初心者からプロのマーケターまで幅広い方におすすめのツールです。

ラッコキーワードはブログ集客のために、キーワード選定から記事構成の制作にまで活用できます。数ある機能の中でも、「キーワード検索」を使うと、約1,000件のサジェストキーワードを網羅的に取得できるので、ブログのキーワード選定に役立ちます

キーワード検索はGoogleだけではなく、BingやYouTube、楽天などのサジェストキーワードも取得可能です。ボタン1つでCSVデータをダウンロードできるため、どんなキーワードにニーズがあるのか簡単に確認できます。

さらに、検索結果の上位に表示されている競合ページの見出しを抜き出し、検索エンジンから評価されている記事の構成を手軽に調査できます。そのため、SEO対策したい記事の執筆には、ラッコキーワードの活用が欠かせません。

ブログ記事を作るときは、まずラッコキーワードで対策したいキーワードを調べることから始めることをおすすめします。

ツール2 GA4(Googleアナリティクス)

GA4(Googleアナリティクス)は、どんな人がどこからブログへアクセスしてどんな操作をしたかという、ユーザー行動を解析できるツールです。

GA4のレポート機能を使うと、PV(ページビュー)数CV(コンバージョン)数、直近30分間のユーザー行動などをリアルタイムで分析できます。ほかにも、ユーザーが使用しているデバイスやブラウザの情報や新規ユーザー数、セッション数などを確認可能です。

ユーザーがどんな属性の人なのかがわかるとユーザーの解像度が上がり、より役立つ記事を制作できるので、GA4による分析はブログ運営に欠かせません。

また、後述するGoogleサーチコンソールと連携させることで、SERPsでのクリック数やクリック率、平均掲載順位も把握できます

以下の動画でも詳しい活用方法を解説していますので、併せてご覧ください。

 

ツール3 Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソール

出典:Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソールは、自社のブログがGoogleの検索結果からどのくらいアクセスされているかを調べるツールです

ブログの中でユーザーがどう動いているかを見るGA4とは違って、Googleサーチコンソールではブログの外側、つまりGoogleからどう見られているかがわかります。

具体的には、以下のような情報が把握可能です。

  • どのようなキーワードで検索し、自社のブログにたどり着いたか
  • サイトがGoogle検索結果で何位に表示されているか
  • インプレッション数やクリック数の動向

このようなデータを参照しながら、上位に表示されていないページを他のサイトと比べて、足りないところを改善することで、自社ブログの改善にもつながります。また、上述したとおり、Googleサーチコンソールを使えば、書いた記事の公開や更新をGoogleに知らせることもできます。

ブログ集客を成功させた事例

トライアルカンパニー事例

ここでは、オウンドメディア「トライアルマガジン」のローンチから、2年で100万セッションを獲得した株式会社トライアルカンパニー様の事例を紹介します。

トライアルカンパニー様は、SEOに取り組む前は「チラシ」をメインに情報を発信していました。しかし、新聞の購読数の減少により近い将来「トライアルのオリジナル商品の情報をどうやってお客様に伝えればいいのか」という課題に直面することが予想されていました。その対策として始めたのがオウンドメディアの立ち上げです。

まず取り組んだのは、店舗を利用するお客様の動向や競合メディアの調査です。その調査を受け、オウンドメディアの目的やコンセプトを明確にし、店舗への来店の決め手になるようなブログ記事を優先的に制作しました。

継続的に新規コンテンツを制作し、既存記事の変更や改善にも取り組んだ結果、ローンチから2年で100万セッションを獲得できました。さらに、これまでリーチできていなかった20代〜40代へのアプローチにも成功しています。

事例について詳しく知りたい方は、以下をご確認ください。

この案件・類似案件を担当したメンバー

 加藤 直子

加藤 直子(かとう なおこ)

・主に女性向けメディアや食関連のコンテンツ制作を担当。担当メディアではローンチから約3年で月間200万セッション達成などの実績を持つ
・一般情報誌、ムック本、ウェブメディア等の制作経験があり、コンテンツ制作の造詣が深い

コツを知ってブログ集客を成功させよう

この記事では、ブログ集客の基礎や最新情報、成果を出すコツまで詳しく紹介してきました。

ブログ集客は、ユーザーに役立ち満足してもらえる情報を発信してアクセスを集め、ホームページやショッピングサイトに誘導することです。比較的低コストで効率的に集客できるので、コンテンツマーケティング施策のひとつとして多くの企業が取り入れています。

この記事を参考に、自社のブログに合った集客方法を選び、おすすめサービスやツールを活用しましょう。

ナイルでは、オウンドメディアの運営にお悩みの方へ向けて、「オウンドメディア支援サービス紹介資料」を提供しています。これまでに累計2,000社以上にサービスを提供し、多くの成果をあげてきました

以下の資料では、ナイルのサービス詳細や費用を端的にご確認いただけますので、お気軽にダウンロードしてご覧ください。

オウンドメディア運営でお困りの方へ

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編集者情報

伊藤 嵩(いとう たかし)
伊藤 嵩

新卒でナイルに入社以降、マーケターとして、SEO、サイト改善、メールマーケティング、ウェビナー、YouTubeなどの施策を幅広く経験。お客様の無料相談にも誠心誠意対応し、高い満足度を獲得することに定評がある。
現在はナイルTV(YouTube)・メルマガ運用担当・ウェビナー担当としてWebマーケティングに従事している。

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