オンページSEOとは?内部対策やオフページSEOとの違いや対策方法を詳しく解説!
SEO対策を学んでいると、似たような言葉や微妙に定義が異なるワードが多くて困ることがあると思います。
「オンページSEO」もその一つでしょう。
本記事では、そんなオンページSEOについて内部対策やオフページSEOとの違い、対策方法について解説します。
SEO対策を初めて学ぶ方や、「これからオンページSEOに取り組んでいきたい」という方でもわかりやすい内容で執筆しました。
ぜひ最後までご覧ください。
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目次
オンページSEOとは
オンページSEOとは、自サイト内で完結するSEO対策のことです。
元々オンページSEOは英語圏で使われていた用語であり、日本語では、内部対策という言葉で一般的に知られています。
SEO対策はコンテンツSEO、テクニカルSEO、外部対策の3つで構成されますが、オンページSEOはコンテンツSEOとテクニカルSEOのことを指します。
この2つは、ユーザーの検索体験と検索エンジンに対しての利便性に大きな影響を与える要素であり、外部対策よりも重要度の高いものとなっています。
オンページSEO無しでは、上位表示を実現することは不可能なので、オンページSEOの種類とそれぞれの対策方法まで、しっかりと理解できるようにしましょう。
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オフページSEOについて
オンページSEOとよく似た言葉にオフページSEOという言葉があります。
オフページSEOは、SEO対策における外部対策のことを指します。
外部対策とは、自サイト外のサイトから被リンクを獲得することや、サイテーションと呼ばれる、自社がインターネットやSNSでの言及や引用の機会を増やすための施策のことを指します。
しかし、オフページSEO(外部対策)は、ただ多くのリンクを獲得すればいいわけではありません。ユーザーのためを思わない外部リンクは、逆効果となる可能性があります。
外部リンクについては、下記の記事で詳しく解説しています。
オンページSEOの対策方法~コンテンツSEO編~
ここでは、オンページSEOのなかのコンテンツSEOの対策方法について詳しく解説します。
コンテンツSEOの対策方法は以下のとおりです。
それぞれ解説します。
適切なキーワードを選定する
適切なキーワードを選定することは、コンテンツSEOにおいて重要です。
渾身の出来のコンテンツを作成できたとしても、キーワードに対してのニーズを満たせていなければ、そのコンテンツはユーザーにとって魅力的ではありません。
キーワードとコンテンツのミスマッチは上位表示やコンバージョンに悪影響を与えるため、これから解説するポイントをしっかりと押さえましょう。
適切なキーワードを選定する方法
- ペルソナとカスタマージャーニーマップを作成する
- 軸キーワードを選定する
- 関連キーワードを洗い出す
- キーワードの精査・グループ分けを行う
- 自社の戦略に合わせてキーワードを選定する
なお、ここで解説する内容に関しては、以下の記事で詳しく説明しています。
キーワード選定の方法だけではなく、戦略や注意点などについて詳しく解説しています。是非ご覧ください。
1. ペルソナとカスタマージャーニーマップを作成する
キーワード選定を行う前に、ペルソナとカスタマージャーニーマップを作成します。この2つを用意することで、「誰に」「どのタイミング」で「どんなコンテンツ」を届けることで、コンバージョンに繋げるかを設計することがでいます。
ペルソナとは、自社がターゲットとする仮想の人物像を設定したもので、年齢、職業、家族構成、抱える課題などを詳細に設定します。
カスタマージャーニーマップとは、顧客が購買や成約など、自社の設定するゴールにたどり着くまでと、その後の再購買や契約の延長などの一連の行動を、時系列順に可視化したものです。SEOでは、ペルソナがどんなキーワードを調べて、その際に自社のどのコンテンツを届けるかを設計することが重要です。
ペルソナとカスタマージャーニーマップを作成し、ユーザーに対しての理解を深め、適切なキーワード戦略を立てましょう。
2. 軸キーワードの選定をする
次に、自社と関連性が高く、ユーザーが調べるキーワードから対策キーワードの軸となるキーワードを選定しましょう。
なお、軸キーワードにはなるべく検索ボリュームが大きなビッグキーワードを選びましょう。
検索ボリューム自体や、ビッグキーワードの定義、調べ方がわからないという方は、こちらの記事をご覧ください。
3. 関連キーワードを洗い出す
軸キーワードを決めたら、それに付随する関連キーワードをリストアップし、それをもとにトピッククラスターのクラスターコンテンツとなるキーワードを選定します。
クラスターコンテンツとは、軸キーワードで対策するコンテンツに関連する周辺コンテンツのことです。
例えば、「オンページSEO」というキーワードで作成されたこの記事は、「SEO」という大きなトピッククラスターを構成する、小さなクラスターコンテンツの一つであると言えます。
まずは、ラッコキーワードや、Googleキーワードプランナーなどのツールを使い、効率的に関連キーワードをリストアップしましょう。
関連キーワードの洗い出しを行わないと、作成したコンテンツ経由での集客が減少してしまう可能性があるため、しっかりと洗い出しを行いましょう。
なお、トピッククラスターの作成については、戦略性やツールを使った効率化が不可欠です。
下記の記事で詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。
4. キーワードの精査・グループ分けを行う
次に、軸キーワードと関連キーワードから収集したキーワードに対し、精査とグルーピングを行います。
洗い出した関連キーワードには、自社に関係のないキーワードやコンバージョンの獲得が困難なキーワードが含まれています。 そうしたキーワードは精査し、除外しましょう。
キーワードの精査が完了したら、グループ分けを行います。
ニーズに応じてキーワードをグループごとに分類することで、ユーザーニーズによりマッチしたキーワードを選定することができます。
5. 自社の戦略に合わせてキーワードを選定する
最後に、先ほど精査・グループ分けを行ったキーワードを、自社の戦略をもとにキーワードを選定します。
作成したペルソナとカスタマージャーニーマップをもとに、ペルソナのどの段階を狙いたいのかという視点からコンテンツを作成し、アプローチを行いましょう。
また、サイトの規模に応じて上位表示を狙うキーワードボリュームは異なるため、自サイトの状況をよく確認し、最適なキーワードを選定しましょう。
良質な文章を執筆する
良質な文章の執筆は、コンテンツSEOにおいて、ユーザビリティの観点から非常に重要です。
ユーザーが文章に対し品質が低いと判断した場合、最後まで文章を読むことなく早期で離脱してしまう場合もあるため、下記のポイントをしっかりと意識しましょう。
良質な文章を執筆するポイント
- トンマナを揃える
- 難解な表現を避ける
- 文章量に気を付ける
- 検索ニーズを正確に汲み取る
トンマナを揃える
トンマナとはトーン&マナーの略で、デザインや色使い、全体的な雰囲気を整合性のあるものにするためのガイドラインのことです。
文章におけるトンマナとは、表記を統一することや、文字数をある程度揃えること、語尾を統一することなどがあげられます。
特に、表記や語尾については、執筆者が異なると統一感を出すことが難しくなるため、トンマナをしっかりと設けましょう。
難解な表現を避ける
Webサイトに流入してくるユーザーが、コンテンツの作成者と同等の知識や経験を有している保証はありません。
例えば、サービスや商品を比較検討している段階のユーザーは、情報収集段階のフェーズであることが考えられます。
そういったユーザーに対しては、専門用語ばかりを使うのではなく、伝わりやすい例を用いたり、かみ砕いた表現を使う必要があります。
ニーズとターゲットをしっかりと把握し、適切な表現を用いましょう。
文章量に気を付ける
文章量はユーザビリティに大きく影響する重要な要素です。
文章量が極端に長い場合、よほど良質なコンテンツではない限り、離脱率が高くなったり、コンバージョンレートが低下する可能性があります。
一方で少なすぎる場合、サイトに流入したユーザーのニーズを満たすことができない可能性も出てくるため、ある程度の網羅性を保ちながら、ユーザーが読みやすい文量を意識して執筆を行いましょう。
検索ニーズを正確に汲み取る
検索ニーズを正確に汲み取ることは、検索順位に直結します。
適切な対策キーワードを選定しても、コンテンツの内容がユーザーの検索ニーズとかけ離れているコンテンツは上位表示されることはありません。
逆に、上位表示されているコンテンツを分析することで、そのコンテンツに流入しているユーザーの意図がある程度わかる場合があります。
ただし、上位表示されているコンテンツがすべての検索意図を満たしているわけではありません。上位表示のコンテンツが100点だと思わず、競合が見出していないニーズを見つけ出し、それに対する解決策を提示することで、自社のオリジナリティを出しましょう。
E-E-A-T対策をする
E-E-A-Tは、Googleがコンテンツを評価する際に重要視している概念です。
Googleの提唱する4つの重要な概念の英単語の頭文字をとったものであり、それぞれに対策が必要です。
コンテンツSEOで上位表示を狙う上では、避けて通ることのできない要素となるため、絶対に押さえるようにしましょう。
経験(Experience)
経験(Experience)は、掲載されているコンテンツが実際の経験にもとづいているものかを評価する概念です。
例えば、「おいしいラーメン屋さん」というテーマでコンテンツを作成する際に、Web上に存在する情報を集めてコンテンツを作成するよりも、実際にお店まで足を運んでラーメンを食べた経験をもとにコンテンツを作成した方が、コンテンツの評価につながる場合があります。
コンテンツの差別化にもつながるため、積極的に経験(Experience)の要素を導入しましょう。
専門性(Expertise)
専門性(Expertise)はコンテンツの作成者がその分野で得た、専門知識やスキルを持っているか否かを評価する概念です。
例えば、特定の商品やサービスをランキング形式で掲載しているコンテンツがあるとします。
そういったコンテンツにおいて、作成者とは別に、その分野の専門的な知識を持つ監修者にコンテンツを監修してもらい、顔写真や名前を提示することは専門性の対策になります。
権威性(Authoritativeness)
権威性(Authoritativeness)は、コンテンツの作成者がその分野でどれだけの影響力や権威性を持っているかを評価する概念です。
例えば、「インフルエンサーになる方法」というテーマでコンテンツを作成した場合、作成者がフォロワー500人のインフルエンサーとフォロワー100,000人のインフルエンサーでは、後者の方が圧倒的に説得力がありますよね。
実は、こういった権威性はGoogleも重要視しているため、自サイトのコンテンツに権威性があるかはしっかり意識しましょう。
信頼性(Trustworthiness)
信頼性(Trustworthiness)は掲載されたコンテンツに信頼性があるかを評価する概念です。
事実にもとづき作成されているか、運営者が信用できるか、WebサイトがSSL化されており、セキュリティが強化されているかなどが具体例として挙げられます。
ナイルでの取り組み
「ナイルのSEO相談室」では、編集者情報を詳しく明記することや、WebマーケティングやSEOに関する書籍を執筆した著者が「監修者」としてコンテンツ制作に参加していることを明示することで、コンテンツにおける専門性や権威性を高めることができると考えています。
オンページSEOの対策方法~テクニカルSEO編~
ここでは、オンページSEOにおけるテクニカルSEOについて解説します。
それぞれ解説します。
HTMLを最適化する
HTMLの最適化は、検索エンジンがコンテンツの内容を正しく理解するために不可欠です。
ユーザー行動にも影響を与えるので、しっかりと対策しましょう。
HTMLの最適化方法
- タイトルタグを設定する
- メタタグを設定する
- 見出しタグ(hタグ)をつける
- alt属性を付ける
- 構造化データをマークアップする
順番に解説します。
タイトルタグを設定する
タイトルタグは、検索結果やブックマーク、ブラウザのタブなどにページタイトルを表示させることのできるHTMLタグです。
タイトルタグの設定は、SEO対策をする上で重要なことに加え、ユーザーのクリック率を左右する非常に重要な要素です。
Googleはタイトルタグの重要性について以下のように言及しています。
「タイトルリンクは、検索結果上でリンク先のページの内容をユーザーが一目でわかるように表示し、検索クエリとの関連性が高い理由をはっきりと伝えるうえで重要な要素です。どのページにアクセスするかはタイトルで決定することが多いため、ウェブページには質の高いタイトルを設定することが求められます。」
引用:Google 検索結果のタイトルリンク(見出し)の変更
タイトルタグを設定することにより、コンテンツの内容や魅力などをわかりやすく伝えることができ、SEO上の評価が上がることに加え、ユーザーのクリック率を向上させることができます。
以下の点を押さえることで、適切なタイトルタグを設定することができます。是非チェックしてください。
タイトルタグを設定するポイント
- 対策キーワードをできるだけ文頭に入れる
- 文字数を全角30文字以内に抑える
- ユーザーの興味を惹くタイトルにする
メタタグを設定する
メタタグは、コンテンツの内容を検索エンジンに伝えるHTMLタグのことです。
特にメタディスクリプションの設定は、タイトルタグと同じく、クリック率を左右する重要な要素となります。
メタディスクリプションとは、タイトルページと一緒に表示される、コンテンツの内容を要約した文章のことです。
適切に設定することで、コンテンツの内容をより詳細にユーザーに伝えることができるため、ユーザーが読みたいと感じる文章で設定するように意識しましょう。
書き方のポイントは以下のとおりです。
メタディスクリプションを設定する際のポイント
- 文字数を80~120文字に抑える
- タイトルと同じにしない
- キーワードを入れる
- 使いまわしをしない
これらを押さえて、最適なメタディスクリプションを設定しましょう。
見出しタグ(hタグ)をつける
見出しタグ(hタグ)は、コンテンツの構造を明確にし、ユーザーの読みやすさを向上させたり、検索エンジンにコンテンツの内容をわかりやすく伝えるためのタグです。
見出しタグが設定されていないコンテンツは、トピックの区切りがわかりづらく、ユーザーの理解に悪影響を与える可能性があるため、しっかりと設定しましょう。
alt属性を付ける
alt属性は、検索エンジンに画像についての詳細情報をテキストで伝えるためのタグです。
検索エンジンは、画像単体から、その画像の内容を理解することが得意ではありません。そのため、検索エンジンに画像の内容をより詳細に伝えるためには、alt属性を使って詳細情報を補足する必要があります。
また、alt属性として入力したテキストは通常でれば、ユーザーの目に入ることはありませんが、以下の状況では、ユーザーがテキスト情報にふれる場合があります。
- 何らかのエラーで画像が表示されず、代替テキストとしてaltタグが表示される場合
- ユーザーが補助機能として音声読み上げ機能を使った場合
検索エンジンのためだけではなく、ユーザーに対してもメリットがあるため、必ず設定するようにしましょう。
構造化データをマークアップする
構造化データとは、コンテンツの内容を検索エンジンに対しより正確に理解できるようにするためのデータです。
また、構造化データをマークアップすることのメリットとして、検索画面にリッチリザルトが表示される可能性があることがあげられます。
リッチリザルトは、検索結果画面に視覚的な情報が追加される現象のことで、ユーザーが通常よりも詳細にコンテンツの情報を助けるため、クリック率の向上に貢献します。
下記の画像は、Googleで「水」と検索した際に表示されるリッチリザルトです。
価格や評価、容量などが表示されており、ユーザーがサイトに流入する前に必要な情報を知ることができるため、適切な情報を表示させることができれば、クリック率の向上が望めます。
構造化データのマークアップには、ある程度の知識が必要になりますが、メリットが多く存在するため積極的にマークアップしましょう。
構造化データの詳しい情報やマークアップ方法については下記の記事で詳しく説明しています。
サイト構造を最適化する
テクニカルSEO編最後の対策項目は、サイト構造の最適化です。
サイト構造の最適化は、ユーザーと検索エンジンの双方にとってメリットのある施策になるため、以下の内容をしっかり押さえるようにしましょう。
サイト構造を最適化する際のポイント
- URLを最適化する
- 内部リンクを適切に設置する
- ページエクスペリエンスを確認する
詳しく解説します。
URLを最適化する
URLは「シンプルでわかりやすい」を意識したものに設定しましょう。
例えば、URLがランダムな文字列で羅列されており、不必要に長い場合などは、ユーザーの不信感を煽ることにつながります。
ナイルのSEO相談室を例にとると、「/blog/」の部分から、一目でブログ記事であることがわかります。
また、ハイフンで区切って視認性を高めることや、半角英数に変換されてしまうことを防ぐ目的、日本語の使用を控えるといったことも、ユーザビリティの観点からは効果的です。
内部リンクを適切に設置する
内部リンクを適切に設置することは、非常に重要なSEO対策です。
自サイトの重要なページに内部リンクを集めることで、検索エンジンはそのページの重要性を認識し、ページの評価が向上する場合があります。
また、内部リンクを適切に配置することで、検索エンジンがクロールを効率的に行うことができるようになるため、クローラーがページをインデックスして、検索結果に表示される時間が短縮されます。
最後に、ユーザーが疑問に感じる点に対し、より詳細に記したコンテンツを内部リンクとして設置したり、関連コンテンツとして内部リンクを設置することで、ユーザーの回遊時間の解決やコンバージョンレートの向上にも貢献することがあります。
内部リンクについての詳しい設置方法や注意点はこちらをご参考ください。
ページエクスペリエンス
ページエクスペリエンスは、Googleが提唱するユーザーがWebサイトに流入した際の利便性の高さを測るための指標です。
自サイトのページエクスペリエンスについては、Googleが提供するGoogle サーチコンソールのページエクスペリエンスからで確認することができます。
ページエクスペリエンスの指標として、以下のものがあげられます。
ページエクスペリエンスの指標
- ウェブに関する主な指標
- モバイルユーザビリティ
- SSL化されているか
【ウェブに関する主な指標】
ウェブに関する主な指標とは、ユーザーがウェブページに流入した際のページが表示されるまでの表示速度や、表示された後の安定性、マウスやキーボードなどの操作に反応するまでの速度に関する指標です。
表示速度や操作性は、ユーザビリティの大前提の部分となるため、問題がある場合はすぐに改善しましょう。
【モバイルユーザビリティ】
モバイルユーザビリティはモバイルデバイスから流入したユーザーのユーザビリティです。
総務省の調査によれば、2021年の情報通信機器の世帯保有率は、「モバイル端末全体」が97.3%であり、内訳は「スマートフォン」が88.6%、「パソコン」が69.8%と、スマートフォンの保有率の方が高くなっています。
そのため、モバイルデバイスを使用しているユーザーのユーザビリティを上げることは必須となっています。必ず対策するようにしましょう。
【SSL化されているか】
SSL化とは、HTTPS(SSL暗号化通信)を用いて、ユーザーとサイト間で送受信されるデータに対し、SSL通信暗号化通信を使用することで、セキュリティを高めるためのインターネット接続プロトコルです。
また、SSL化を行うことで、セキュリティの向上だけではなく、ページの表示速度の向上や、SEO上の評価を高めることにもつながります。
SSL化についての詳しい説明は下記の記事で解説しています。
ここまで読んで、SEOのテクニカルSEOを自社で考えるのは難しいとお考えの方は、ぜひナイルに無料相談してください。プロがテクニカルSEOに関する悩みを解決させて頂きます。
オンページSEOで上位表示を実現させるための注意点
これまで、オンページSEOを構成するコンテンツSEOとテクニカルSEOの対策方法について詳しく解説しました。
ここでは、オンページSEOで上位表示を実現する際に、注意すべきポイントについて解説します。
検索エンジンをハックしようと考えない
検索エンジンのアルゴリズムをハックすることはやめましょう。
これまで、リンクファームと呼ばれる、人工的に大量の相互リンクを設置する行為や、キーワードスタッフィングと呼ばれる対策キーワードを大量に詰め込む行為が行われてきました。
しかし、そうしたSEO対策はブラックハットSEOと呼ばれ、必ずGoogleに対策されてきました。
Googleから悪質であると判断された場合、検索結果から外されるペナルティも考えられるため、「検索エンジンをハックしよう」といった考えは持たないようにしましょう。
GoogleとブラックハットSEOとのし烈な戦いはこちらの記事で解説しています。
常に改善を続ける必要があるという意識を持つ
オンページSEOを始めとするSEO対策に終わりはありません。
なぜなら、検索順位で1位を獲得したとしても、次の日には競合に抜かれ順位を落としている可能性はありますし、Googleが評価基準を変えることも、ユーザーの検索するキーワードが大きく変わることも考えられます。
それでも、SEO対策によって得られるリターンは大きいですし、それを継続できれば費用対効果は改善していきます。
そういったメリットを享受できるように、継続的にSEO対策に取り組みましょう。
オンページSEOで競合に打ち勝とう
ここまでオンページSEOの定義や、対策方法について詳しく解説してきました。
オンページSEOは、テクニカルSEOとコンテンツSEOで構成される、SEO対策をするにあたっては避けて通ることのできない、非常に重要な要素です。
まずは、本記事で紹介した対策が自サイトで徹底できているかを確認し、ユーザーにとって価値のあるコンテンツ作りを目指しましょう。
ナイルでは、Webサイトやオウンドメディアの戦略設計からコンテンツ制作、分析・改善までを一気通貫で対応できます。
お客様の悩みや課題に耳を傾け、最適なプランをご提案しておりますのでまずはお気軽に無料相談フォームよりお問い合わせください。気軽な施策の壁打ちも歓迎しております。
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