【プロが厳選】本当に使えるSEOツール22選!6つのカテゴリに分けて紹介
SEO対策において、ツールを使うことは効率的に作業を進めるために欠かせません。しかし、ツールの種類が多く何を使えばいいか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、おすすめのSEOツールを6つのカテゴリに分けて22個紹介します。SEOツールの選び方も解説していますので、「自分に合うSEOツールが知りたい」という方は、ぜひお読みください。
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目次
SEOツールとは
SEOツールとは、SEO対策に必要な作業の効率化や成果の最大化を支援するサービスの総称です。SEOツールにはさまざまな種類があり、それぞれ異なる目的や機能を持っています。
大きく分けると、以下の6種類に分類できます。
SEOツールは、用途に合わせて利用することで、作業の効率化や分析精度の向上に貢献します。
SEOツールの選び方
SEOツールを導入する際は「自分に合うツールをいかに選ぶか」が大切です。用途や目的によって最適なツールは異なります。
そこで、以下3つに分けてSEOツールの選び方を解説します。
選び方1 目的を明確にする
SEOツールを選ぶ際は、まずツール導入の目的を明確にすることが重要です。目的を明確にすることで、必要な機能が備わっているツールを選定できます。
SEO対策のどの作業においてツールを利用したいのか、具体的な目的を考えましょう。
- 自サイトを分析したい
- 競合を分析したい
- 自サイトも競合サイトも分析したい
- キーワードを調査したい
- コンテンツ作成の効率を上げたい
例えば、「既存のSEO記事の検索順位を上げたい」という課題がある場合、自サイトや競合サイトを分析できるツールが候補にあがります。
選び方2 費用対効果を考える
SEOツールの価格は、無料から月額1万円以上までさまざまです。費用だけを考えるなら、無料ツールで成果を得られることが理想です。
しかし、有料ツールを使うことで作業の効率化や分析の精度向上につながり、成果をより大きくできる可能性もあります。
そのため、SEOツールを選ぶ際は、価格だけではなく費用対効果を考えることが大切です。
具体的には、以下のようなステップで費用対効果を考えましょう。
- SEOツールに求める機能をリストアップする
- 予算を決める
- ツールの価格を比較する
- 無料トライアルや低価格プランで実際に使う
- 得られそうな成果を予測する
- 長期的な費用対効果を考える
特に重要なのは、SEOツールに求める機能をリストアップすることです。基本的には、機能が豊富なツールほど費用が高額です。多機能なツールを導入しても、自分にとって必要ない機能ばかりでは、無駄な費用を支払っていることになりかねません。
そこで、ステップ1で明確にした目的を振り返り、その目的を達成するために必要な機能に絞ってツールを選定することをおすすめします。
また、長期的な費用対効果を考慮することも必要です。短期的なコストだけを考えてしまうと、ツールを使うことで得られたはずの大きな成果を逃してしまう可能性があります。
SEO対策はすぐに成果が出るとは限りません。そのため、ツールを使うことで半年後や1年後にどのような成果が得られそうかを予測し、費用対効果を考えましょう。
もし費用対効果を予測できない場合は、まず無料のツールを導入し、目的が達成できないとわかった時点で有料ツールに切り替えるのも選択肢のひとつです。
選び方3 使い勝手を試す
SEOツールは使いこなしてこそ価値があるものです。機能が優れていても使いこなせなければ意味がありません。
多くのSEOツールは無料トライアルを提供しているので、実際に利用して使い勝手を確認しましょう。1〜2週間ほど利用してから、本格的に導入するかどうかを決めることがおすすめです。
また、カスタマーサポートの質も大切な要素です。例えば海外製のツールの場合、日本語でのサポートに対応していないことがあります。日本製のツールでもカスタマサポートの質が悪いと、トラブル発生時のサポートの対応が遅く、ツールを使えない期間が発生してしまう可能性があります。
導入後に困らないよう、トライアル中に操作方法などを質問し、迅速かつ的確なサポートが受けられるかを確かめてみましょう。
では、次章から6つのカテゴリに分けておすすめのSEOツールを紹介します。
総合SEOツール
総合SEOツールとは、SEO対策に必要なさまざまな調査や分析を網羅的に行えるツールのことです。例えば、自サイトと競合サイトを分析し、サイト全体やコンテンツの課題を調査する機能などが備わっています。
ここでは、以下2つのツールを紹介します。
ミエルカSEO
出典:ミエルカ
ミエルカSEOは、SEO対策に必要な機能を網羅した日本製のSEOツールです。競合分析、キーワード選定、ユーザーの行動分析など、検索結果の上位表示のために必要な機能がそろっています。
【特徴】
- キーワード選定からページ改善まで、SEO対策に必要な機能が備わっている
- 関連キーワードをAIが自動で抽出・分類し、ユーザーの検索意図を深堀できる
- ページ内のユーザー行動を熟読率やクリック率で視覚化し、UX改善に活用できる
- コンサルタントのサポートがついている
ミエルカSEOを使うことで、キーワード選定からコンテンツ作成、効果検証、ページ改善まで一気通貫で行えます。例えばページ改善では、AIが改善案や改善後の流入、コンバージョンの増加数を予測するため、一から戦略を考えるよりも効率が大幅に向上します。
また、充実した機能に加えて、専任コンサルタントのサポートが受けられることも強みです。専門家の助言を得ながらツールを利用でき、SEO初心者の教育やWeb施策の体制づくりも相談できます。
「SEOのノウハウが不足している企業」や「コンテンツを増やしてもサイト流入や問い合わせが伸びないという悩みを抱える方」におすすめです。
【利用料金】
- 初期費用:要問い合わせ
- 月額利用料金:要問い合わせ
- 無料トライアル:あり ※2024年4月時点
TACT SEO
出典:TACT SEO
TACT SEOは、SEOの内部・外部対策からコンテンツ作成まで、幅広い用途で利用できる日本製のSEOツールです。
【特徴】
- 内部施策、外部施策、コンテンツの3つの観点から自動でSEO課題を抽出できる
- 競合サイトの集客キーワードを調査し、狙うべきキーワードを効率的に選定できる
- 検索上位コンテンツの構成・文量傾向をまとめて把握できる
SEO対策において特に便利な機能が、自サイトと競合サイトとの差分分析です。競合サイトに比べて自サイトに不足している部分をピンポイントで特定できます。
また、SEOコンサルティングの実績をもとにした独自のロジックにより、サイトの課題を自動で抽出できることも強みです。改善施策をその場で提示してくれるため、SEO担当者の工数を大幅に削減できます。
「SEOの内製化を目指す企業」や「限られた工数で成果を出したいWeb担当者」におすすめするツールです。
【利用料金】
- 初期費用:10万円(+税)
- 月額利用料金:9万円(+税)
- 無料トライアル:あり ※2024年4月時点
なお、ナイルではSEOに関するお悩みについてのご相談を無料で受け付けています。SEO対策の支援も可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
自社分析ツール
自社分析ツールとは、自サイトの分析に使えるツールのことです。例えば、コンテンツへの流入数や対策しているキーワードの検索順位、サイト上でのユーザーの行動などを分析できます。
ここでは、以下の4つのカテゴリに分けて8ツールを紹介します。
Google公式ツール
まずは、Google公式の無料ツールを2つ紹介します。
Google公式ツール
Googleアナリティクス4(GA4)
Googleアナリティクス4(GA4)は、Googleが提供する無料の自サイト分析ツールです。サイトの利用状況をさまざまな視点で計測でき、ユーザー行動を多角的に分析できます。
【特徴】
- 自サイト分析に必要なさまざまな指標を把握できる
- ページ単位だけではなくサイト全体のデータを一元的に把握できる
無料ツールながら、自サイト全体のユニークユーザー数やセッション数、ページビュー数などの数値を把握でき、サイト上でのユーザー行動の分析も可能です。
また、利用者のスキルレベルに合わせた分析ができることも強みです。初心者向けのテンプレートから、自由な設定ができるカスタムレポートまで、目的に応じた使い方ができます。
SEO対策に限らず、Webサイトを運用しているすべての方におすすめのツールです。
【利用料金】
- 無料 ※2024年4月時点
基本的な使い方は下記の記事で解説していますので、ぜひお読みください。
Google Search Console
Google Search Consoleは、無料のサイト分析ツールです。Webサイトの検索パフォーマンスやクロール状況など、検索エンジンから見たサイトの状態を横断的に把握できます。
【特徴】
- 各コンテンツの流入キーワードやクリック数、表示回数、平均掲載順位を確認できる
- サイトのインデックス登録状況やクロールエラーを把握できる
- モバイルユーザビリティやページエクスペリエンスなど各種レポート機能を搭載している
Googleの検索データをもとにした外部環境の分析に特化していることが特徴です。コンテンツごとの流入キーワードや検索順位など、サイトの「検索価値」を正しく評価できます。各指標の変化を日次でチェックできるため、施策の効果検証やSEO課題の早期発見にも欠かせません。
また、インデックスカバレッジやモバイルユーザビリティのレポート機能も充実しており、クロール負荷の軽減やページ表示速度の改善など、技術的なSEO対策にも活用できます。
SEOを重視したWebマーケティングを行う企業にとって必須のツールです。
【利用料金】
- 無料 ※2024年4月時点
Google Search Consoleの機能や使い方は、下記記事で詳しく紹介しています。
順位計測ツール
次に紹介する自社分析ツールは、順位計測に使える下記2つです。
順位計測ツール
GRC
GRCは、自サイトのGoogle、Yahoo!、Bingでの検索順位を調査し、その履歴を記録する順位チェックツールです。
【特徴】
- ボタンひとつですべてのキーワードの検索順位を調査できる
- 自サイトだけではなく競合サイトの順位も追跡できる
- 大量のキーワードを効率的に管理するグループ機能やマーク機能などを搭載している
GRCを使うことで、登録したキーワードの検索順位をボタンひとつで取得でき、過去から現在までの推移も閲覧できます。競合サイトのキーワード順位も計測できるため、自サイトと競合サイトの差分を把握するためにも効果的です。
また、実施したSEO施策を関連付けられるメモ機能を使うことで、どの施策が検索順位に影響を与えたのかが一目でわかり、PDCAサイクルを素早く回せます。
登録できるサイトURL数やキーワードの数に応じて料金が変動するため、まずは最安のプランから試すことがおすすめです。
【利用料金】
- 月額利用料金:495円〜 ※2024年4月時点
Rank Tracker
出典:Rank Tracker
Rank Trackerは、自サイトや競合サイトのキーワードごとの検索順位を計測できるツールです。
【特徴】
- ボタンひとつでキーワードの順位を一括調査できる
- 競合サイトの順位も追跡できる
- Google公式ツールと連携できる
先ほど紹介したGRCと同じように、計測したいサイトのURLとキーワードを登録することで、日々の順位変動を自動で追跡できます。
GRCとの大きな違いは、Googleの公式ツールと連携できることです。Googleアナリティクス4やGoogle Search ConsoleのデータをRank Tracker内で確認できるため、各ツールで得たデータを使った効率的な分析ができます。
また、競合分析やキーワード選定を行えることも特徴です。利用料金は高いのですが、順位計測をメインとしつつ、競合分析やキーワード分析にもツールを導入したい方におすすめします。
【利用料金】
- 年額料金:21,999円〜
- 無料プラン:あり ※2024年4月時点
ヒートマップツール
続いて紹介するツールは、サイト上でのユーザーの行動を把握できるヒートマップツールです。ユーザーのクリックした箇所やスクロールした位置、滞在時間などを可視化できます。
ここで紹介するツールは下記2つです。
ヒートマップツール
Clarity
出典:Clarity
Clarityは、Microsoft社が提供している無料のヒートマップツールです。ヒートマップツールは、ページビュー数やセッション数などに制限を設けていることが多いのですが、Clarityは無制限で利用できます。
【特徴】
- 完全無料で利用でき、トラフィック制限がない
- セッション録画などの機能も搭載している
- Google アナリティクス4と連携し、数字の背景を確認できる
無料ながら、ヒートマップ機能だけではなく、セッション録画やユーザー分析も行えます。例えばセッション録画は、ユーザーがサイトに訪れてから離脱する前の行動を、動画で確認できる機能です。「ページを読み終わってから目次に戻っている」や「あるところは時間をかけて読んでいる」など、定量データだけではわからないユーザー行動を把握できます。
また、Google アナリティクス4と連携することで、定量的なデータ(滞在時間など)の背景にある定性的なデータの把握が可能です。例えば、Google アナリティクス4でページの滞在時間が180秒ということがわかっても、その時間でどのようにページを閲覧しているかはわかりません。そこで、Clarityを使うことで、ページがどのように読まれているか、数字だけではわからないユーザーの行動を確認できます。
「サイトのUXを改善したい方」や「サイトに訪れたユーザーの行動を見てみたい方」は、試してみましょう。
【利用料金】
- 無料 ※2024年4月時点
ミエルカヒートマップ
出典:ミエルカヒートマップ
ミエルカヒートマップは、株式会社Faber Companyが提供しているヒートマップツールです。計測したいサイトURLが1つだけであれば、無料で利用できます。
【特徴】
- どこまでページが読まれているのかがわかる
- ユーザーが離脱したポイントがわかる
- データの比較ができる
基本的な機能として、サイトに訪れたユーザーの離脱箇所やクリック箇所をヒートマップで確認できます。また、施策を行った前後やコンバージョンの有無での比較もできるため、自サイトの課題発見や改善にも役立ちます。
さらに、競合の広告分析もできるため、SEO対策だけではなく、広告施策を実施している方におすすめです。
【利用料金】
- 月額料金:9,800円〜(+税)
- 無料プラン:あり ※2024年4月時点
内部対策ツール
続いては、サイトの内部対策に使えるツールを2つ紹介します。
内部対策ツール
Lumar
出典:Lumar
LumarはSEO解析に特化した内部対策ツールです。重複ページやリンク切れなど、サイト内部の問題を調査できます。
【特徴】
- サイト内部の問題を瞬時に洗い出せる
- ダッシュボードを見やすくカスタマイズできる
- Google Search Consoleなどの関連ツールと連携できる
強みは、250以上の指標を使ってサイト内の全ページの問題点を自動で洗い出せることです。一からすべて実施すると数時間かかるような分析も、Lumarを使えば瞬時に完了します。
また、サイト内部に新たな問題が発生したときにメールやビジネスチャットアプリへ通知する機能を搭載しているため、エラーをすぐに解消できる点も魅力です。
SEOの内部対策は複雑なため、効率良くサイトの問題点を把握したい方におすすめです。
【利用料金】
- 要問い合わせ ※2024年4月時点
Screaming Frog
出典:Screaming Frog SEO Spider Website Crawler
Screaming Frogはイギリスで開発されたSEO診断ツールです。サイトURLを入力することで、サイト内部の問題点を見つけられます。
【特徴】
- タイトルやメタディスクリプションを一覧で表示できる
- リンク切れページや重複コンテンツを検出できる
- 競合サイトの内部情報も分析できる
サイトの内部情報を抜き出すだけではなく、その情報をわかりやすいダッシュボードにまとめてくれます。特にタイトルやメタディスクリプション、見出しなどの情報は、1記事ずつ確認するのが大変ですが、Screaming Frogを使えば一覧で確認可能です。
加えて、競合サイトの内部情報も分析できるため、自サイトの不足している内部対策を把握したいときにも重宝します。
ただし、日本語には対応していない上、慣れるまでは使いにくさを感じるかもしれません。まずは無料プランで試してみましょう。
【利用料金】
- 年額費用:259ドル
- 無料プラン:あり ※2024年4月時点
競合分析ツール
ここからは、競合サイトの分析に強みを持つツールを4つ紹介します。
ahrefs
出典:ahrefs
ahrefsは、自サイトや競合サイトを調査できる有料ツールです。サイト分析だけではなく、キーワード調査や被リンク分析にも利用できます。
特徴
- 競合サイトの順位獲得済みキーワードや広告キーワードを確認できる
- 自サイトの分析にも利用できる
- 競合サイトや自サイトの被リンクを分析できる
競合分析でわかることは、流入があるキーワードや各キーワードの検索順位、出稿している広告キーワードなどです。競合サイトを分析することで、どのようなキーワードでコンテンツを作成すればいいのかや、自サイトでは対策していなかったキーワードを簡単に把握できます。
また、自サイト分析やキーワード調査、被リンク調査にも使えるため、「自サイトで注力すべきキーワードが知りたい」「被リンク獲得のヒントが知りたい」という方におすすめです。
利用料金
- 月額利用料金:12,500円〜
- 無料トライアル:なし ※2024年4月時点
ahrefsの使い方は下記の記事で紹介しています。
SEMRUSH
出典:SEMRUSH
SEMRUSHは、SEOや広告、SNSなどのデジタルマーケティングに必要な機能を網羅した、競合分析ツールです。
特徴
- ドメイン分析やキーワード調査などの幅広い機能を搭載している
- SNSの投稿も分析できる
最大の魅力は、SEOだけではなく、広告やSNSの分析もできるオールインワンツールとして設計されていることです。
競合分析としては、競合サイトが狙うキーワードや獲得しているトラフィックを調査し、自社の戦略に活かすことが可能です。広告やSNSも同様に、競合他社の施策を分析して打ち手を練れるため、デジタルマーケティング全般の生産性を高められます。
SEOにとどまらず、デジタルマーケティングの成果を最大化したい方におすすめです。
利用料金
- 月額利用料金:142.95ドル
- 無料トライアル:あり ※2024年4月時点
SimilarWeb
出典:Similarweb
SimilarWebは、競合分析に特化したSEOツールです。競合サイトの流入数や流入キーワードを調査できます。
【特徴】
- サイトの流入元や利用状況を国別・カテゴリ別に分析できる
- 競合サイトの推定トラフィック数や獲得キーワードを調査できる
強みは、競合サイトのアクセス情報を丸裸にできることです。例えば、競合サイトのページビュー数や直帰率、平均滞在時間がわかります。
また、リファラ(流入元)レポートも有用です。検索や広告、SNSなど、競合サイトがどの経路から流入を集めているかを割合(%)で示してくれるため、マーケティングチャネルの最適化につながるヒントが得られます。
さらに、自サイトのURLを入力するだけで類似サイトを洗い出せるため、これまで把握していなかった競合サイトを見つけられるのも便利です。
【利用料金】
- 月額利用料金:208ドル〜
- 無料トライアル:あり ※2024年4月時点
SEO META in 1 CLICK
SEO META in 1 CLICKは、Webブラウザ「Google Chrome」の拡張機能です。競合サイトだけではなく自サイトの分析もできます。
【特徴】
- 自サイトや競合サイトの内部情報がわかる
- Google Chromeを使っていれば無料で利用できる
SEO META in 1 CLICKを使うことで、下記の情報がわかります。
- タイトル
- メタディスクリプション
- 見出し
- 画像のalt設定
- SNS設定
基本的には、ページ単位での分析に利用できます。例えば、検索結果の上位に表示されているページを分析し「どのようなキーワードを設定しているか」や「どのような見出し構造になっているか」を確認できます。
自サイトの分析で使う場合は「画像のalt設定を忘れていないか」や「タイトル・メタディスクリプションが適切か」を確認する際に便利です。
Chrome ウェブストアで無料インストールすればすぐに利用できるため、入れておいて損はありません。
【利用料金】
- 無料 ※2024年4月時点
キーワード分析ツール
キーワード選定に役立つツールも4つ紹介します。
ラッコキーワード
出典:ラッコキーワード
ラッコキーワードは、キーワード候補を整理したり、検索結果の上位記事を分析したりできる無料ツールです。
【特徴】
- サジェストキーワードを一覧で確認できる
- 検索結果の上位に表示されている記事の見出しを抽出できる
対策したいキーワードを入力して検索すると、サジェストキーワードが一覧で表示されます。また、競合サイトのURLを入力して、そのサイトが獲得しているキーワードを確認することもできるため、対策するキーワードを選定する際に便利です。
さらに、キーワードを入力すると、検索上位記事の見出しを抽出する機能もあります。そのキーワードで検索上位を狙う際に必要な情報を簡単に把握でき、SEO記事の作成を効率化できます。
【利用料金】
- 無料 ※2024年4月時点
Googleキーワードプランナー
出典:Google 広告
Googleキーワードプランナーは、キーワード選定に役立つGoogle広告の機能のひとつです。キーワードの月間検索回数や競争度などの詳細なデータを取得できます。
【特徴】
- 関連キーワードとその月間検索回数や競争度がわかる
- サイト起点でキーワードを検索できる
キーワードを見つける際は、キーワード起点とサイト起点の2パターンで利用できます。
キーワード起点の場合は、対策したいキーワードを指定することで、関連性が高いキーワードや各キーワードの月間検索回数がわかります。すでに狙っているキーワードがあり、似たキーワードでもSEO記事を作成したい場合に有効です。
サイト起点の場合は、サイトURLを入力することで、そのサイトに関連するキーワードが一覧で表示されます。特定のキーワードが思いつかない場合に便利です。
【利用料金】
- 無料 ※2024年4月時点
Google Trends
Google Trendsは、リアルタイムで検索されているキーワードを把握できる無料ツールです。Googleアカウントの登録・ログイン不要で利用できます。
【特徴】
- 任意のキーワードについて、検索人気度の推移をグラフで確認できる
- 地域別、カテゴリ別での検索トレンドの違いを比較できる
- リアルタイムの急上昇ワードから、旬の話題をいち早くキャッチできる
変化が激しいテーマをSEOで扱う場合、狙っているキーワードの月間検索回数が日々変化することがあります。Google Trendsを利用すれば、過去から現在までの検索回数の推移がわかるため、キーワード戦略の参考になります。
また、特定のキーワードで検索しているユーザーが、ほかにどのようなキーワードを使って検索しているかも把握できるため、ターゲットとするユーザーのニーズを調べる際にも利用可能です。
【利用料金】
- 無料 ※2024年4月時点
下記記事ではGoogle Trendsの使い方を画像付きで紹介しているので、ぜひお読みください。
Ubersuggest
出典:Ubersuggest
Ubersuggestは、キーワードやサイトの分析ができるSEOツールです。
【特徴】
- キーワード候補を洗い出せる
- 指定したサイトの検索上位を獲得しているキーワードがわかる
対策したいキーワードを入力することで、関連キーワードや月間検索回数、検索上位表示の難易度が表示されます。また、競合サイトのURLを入力してリサーチすることで、そのサイトの流入キーワードがわかるため、自サイトでは対策していないキーワードを見つけられます。
無料でもキーワード調査や競合分析ができるので「まずは費用をかけずにツールを試したい」という方は、ぜひ利用してみてください。有料プランは買い切り型なので、月額利用ではない競合分析ツールを探している方にもおすすめです。
【利用料金】
- 初期費用:2,999円〜
- 無料プラン:あり ※2024年4月時点
なお、SEOで成果を出すためには、ツールを使ってキーワードを洗い出した上で、どのキーワードをどの順番で対策していくか戦略を練る必要があります。下記から無料ダウンロードできる資料に、キーワード戦略の立て方を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
コンテンツ作成AIツール
ここからは、コンテンツ作成を支援するAIツールを紹介します。
ChatGPT
出典:ChatGPT
ChatGPTは、文章の生成を得意とするAIツールです。
特徴
- タイトルやメタディスクリプション、見出し、本文などを生成できる
- 文章のチェックや校正にも使える
ChatGPTは文章生成に強みを持つため、コンテンツ作成におけるあらゆる文章を考えさせられます。完璧な文章を生成させることは難しいですが、ChatGPTに下書きを作らせることでコンテンツ作成を効率化できます。
また、人が書いた文章の修正点を見つけさせ、修正案を考えさせることも可能です。
SEOライティングに特化していないことが弱みではありますが、無料で手軽に始められることは魅力です。
利用料金
- 月額利用料金:20ドル
- 無料プラン:あり ※2024年4月時点
なお、ナイルではChatGPTをはじめとする生成AIの活用をサポートする「生成AIコンサルティング」を実施しています。企業が抱える課題に合わせた生成AIの活用方法をご提案いたしますので、ぜひ下記から問い合わせください。
Transcope(トランスコープ)
出典:Transcope
Transcopeは、SEOライティングや社内文書ライティングに特化した文章作成AIツールです。
特徴
- SEOに最適化した文章を生成できる
- 自社の情報を学習した上で文章を生成できる
- 競合分析やキーワード分析も行える
SEO対策を目的とした文章を生成できることが最大の強みです。また、自社の情報を学習させ、その情報をもとにした文章を生成することもできます。さらに、文字起こし機能も備わっているため、取材記事の作成にも役立ちます。
文章の生成だけではなく、競合分析やキーワード分析、検索順位調査にも使えるため、TranscopeひとつでSEO記事作成を完結することも可能です。
利用料金
- 月額利用料金:11,000円〜
- 無料プラン:あり ※2024年4月時点
SEARCH WRITE
出典:SEARCH WRITE
SEARCH WRITEは、SEO対策を中心としたデジタルマーケティング事業を営む株式会社 PLAN-Bが提供しているSEOツールです。キーワード調査やサイト分析などさまざまな用途で利用でき、AIを使ったコンテンツ生成機能も搭載しています。
特徴
- 生成AIを使って見出しの構成案を自動で生成できる
- タイトルとメタディスクリプションも自動で生成される
- コンテンツの成果を分析できる
コンテンツ作成では、見出しの自動生成が便利です。対策したいキーワードとユーザーに促したい行動を指定するだけで、見出しの構成案が完成します。また、タイトルとメタディスクリプションも自動で生成されます。
コンテンツを作るための機能だけではなく、成果を分析できる機能までついていることも強みです。既存コンテンツの検索順位変動や流入数、クリック率などの推移がわかるため、改善が必要なコンテンツの把握に役立ちます。
利用料金
- 要問い合わせ ※2024年4月時点
レポーティングツール
レポーティングツールとは、さまざまなデータをレポートとしてまとめられるツールです。SEOを目的としたレポーティングツールとしておすすめするのは、Googleが提供しているLooker Studioです。
Googleが提供するツールと連携させ、データをグラフや表に変換できます。
【特徴】
- Googleが提供しているツールと連携してデータを整理できる
- テンプレートとなるレポートを作成すれば分析を効率化できる
Looker Studioでは、さまざまなツールと連携してデータ収集や分析が可能です。例えば、Googleアナリティクス4とGoogle Search Consoleのデータを使えば下記のようなレポートも作成可能です。
レポートは、多様な種類の表やグラフで可視化できるため、誰もが視覚的にサイトの現状を把握できることが強みです。
作成したレポートは、権限を付与したユーザーと共有できるため、チームでSEOに取り組む人にもおすすめします。
【利用料金】
- 無料 ※2024年4月時点
Looker Studioの使い方が知りたい方は、下記記事をご一読ください。
SEOツールを使うと業務効率が格段に上がる
SEOツールを使うことで、SEO対策に必要な業務の効率を格段に向上できます。その結果、より多くの施策を進められるようになったり、データの分析に時間を使えたりと、効果は計り知れません。
しかし、SEOツールを導入したものの、使いこなせずに成果が得られないケースもあります。SEOツールは、目的に合わせて選び、使いこなすことではじめて成果につながるものです。
「どのSEOツールを使うべきか明確にならない」「導入しても使いこなせる自信がない」という方は、ぜひナイルにご相談ください。2,000社以上のSEOを支援した経験をもとに、SEOツールの導入や運用についてのご提案をいたします。
ツールの導入・運用だけではなく、SEOに関するさまざまなお悩みを解決いたしますので、ご気軽に下記から問い合わせください。
コンサルティング実績2,000社超!ナイルのSEO研修のご案内
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