デジタルマーケティング外注利用の実態調査|2024年1月実施
マーケティング従事者499名を対象に、デジタルマーケティング業務に関して外部ベンダー・パートナー企業等の利用状況を調査しました。
目次
調査結果の概要
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デジタルマーケティング実施にあたり、約7割が外部ベンダー/パートナーを利用
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外注先の選定基準 1位「価格の安さ」2位「質」3位「料金の妥当性」
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約9割が「他社への乗り換え(リプレイス)を検討」
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リプレイスの理由1位「安さで選んだ結果、手間が増えた(49.8%)」
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約6割が「外注することで集客・売上・業務効率が良くなった」と回答
調査概要
・調査期間:2024年1月18日~21日
・調査方法:インターネット調査(Fastask利用)
・調査対象:マーケティング従事者499名
・職業:会社員(92.0%)、公務員(4.0%)、経営者・役員(4.0%)
・年齢:20~29歳(27.3%)、30~39歳(44.5%)、40~49歳(23.8%)、50~59歳(4.4%)
デジタルマーケティングにおいて、約7割が外部ベンダー/パートナーを利用
デジタルマーケティングを実施する企業の約7割が、外部ベンダー、パートナー(広告代理店・ウェブ制作会社・コンサルティングファーム・MA/SFAツール提供会社など)を利用していると回答。
外注先の選定基準 1位「価格の安さ」2位「質」3位「料金の妥当性」
デジタルマーケティングにおける外注先の選定基準を聞いたところ、全体の約5割が「価格の安さ(53%)」を重要視していると回答。ついで「コンサルタント/技術力の質(48.1%)」、「サービス料金の妥当性(44.3%)」が続きました。
5位以下には、「社内事情への理解(24.3%)」「戦略の立案能力(21.3%)」「営業担当への信頼(17.2%)」「対応サービスの幅広さ(16.7%)」といった回答が見られます。
約9割が「他社への乗り換え(リプレイス)を検討」
これまで外注したことのある366名を対象に、外部ベンダー/パートナーの乗り換えを検討したことがあるか、または乗り換えたことがあるか聞いたところ、約9割が「ある(86.1%)」と回答しました。
リプレイスの理由1位「安さで選んだ結果、手間が増えた(49.8%)」
他社への乗り換えを検討した315名に理由を聞いたところ、1位は「安さで選んだ結果、逆に手間が増えた(49.8%)」でした。
選定基準として「価格の安さ」を重視する人が多い一方で、価格の安さで選んだ結果、外注先選定に失敗し、乗り換えを検討する人が約半数いることがわかります。
約6割が「外注することで集客・売上・業務効率が良くなった」と回答
外部のベンダー/パートナーを利用している366名に聞いたところ、約6割が「集客・売上・業務効率が良くなった(58.2%)」と回答しました。
ナイルの見解
デジタルマーケティング実施にあたり外部ベンダー/パートナー(広告代理店・ウェブ制作会社・コンサルティングファーム・MA/SFAツール提供会社など)の利用状況について、実態調査を実施しました。
結果として、約7割が外注しており、外注した人のうち約6割が外注によって成果を感じていると回答しています。
一方で、外注先の選定においては、「価格の安さ」を重要視する人が多いものの、結果として約半数が「価格の安さで選んだ結果、逆に手間が増えた」ことを理由に、他社への乗り換え(リプレイス)を検討していることがわかりました。
デジタルマーケティングの実施において外注先選定をする際は、価格だけを見るのではなく、サービスの質もしっかりと見極め、外注することで成果を生むパートナーを選定することが重要といえるでしょう。
ナイルのマーケティング相談室では、今後もマーケティングに役立つ調査を実施して参ります。
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