マーケティング関連用語の認知調査|2023年12月実施
全国男女640名を対象に、マーケティングに関連する用語の認知調査を実施しました。
目次
調査結果の概要
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デジタルマーケティングの意味が「わからない」と回答した人は、マーケティングの意味が「わからない」と回答した人の約2倍
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マーケティング関連用語で認知が高い用語 1位「インサイト」2位「インバウンドマーケティング」3位「エンゲージメント」
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指標に関する認知の高い用語 1位「エンゲージメント」2位「インプレッション」3位「セッション」
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デジタルマーケティング関連用語で最も認知が高い用語は「SEO(23.8%)」
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広告で最も認知が高いのは「アフィリエイト広告(51.9%)」
調査概要
・調査期間:2023年12月14日~19日
・調査方法:インターネット調査(Fastask利用)
・調査対象:全国男女640名
・職業割合:会社員(85.8%)、公務員(8.0%)、自営業(4.8%)、経営者役員(1.4%)
・部署割合:営業(22.7%)、情報システム(13.1%)、マーケティング(7.5%)、人事/採用(7.5%)、経理(7.5%)、広報(5.9%)、法務(3.6%)、その他(32.2%)
デジタルマーケティングの意味が「わからない」と回答した人は、マーケティングの意味が「わからない」と回答した人の約2倍
「マーケティング」の意味を理解していると回答した人は約7割で、「なんとなく理解している(33%)」が最も多い回答でした。
一方で、「デジタルマーケティング」の意味を理解していると回答した人は約5割で、わからないと回答した割合は、「マーケティング」の意味がわからないと回答した人の約2倍であることがわかりました。
マーケティング関連用語で認知が高い用語 1位「インサイト」2位「インバウンドマーケティング」3位「エンゲージメント」
マーケティング関連用語の認知調査をした結果、最も多く知られている言葉は「インサイト(28%)」でした。2位は「インバウンドマーケティング(26.7%)」、3位が「エンゲージメント(24.1%)」で、ブランディング、セグメント、ターゲティングと続きました。
マーケティング指標に関する認知の高い用語 1位「エンゲージメント」2位「インプレッション」3位「セッション」
マーケティングの指標に関する認知調査の結果、最も多く知られている言葉は「エンゲージメント(29.1%)」で、2位「インプレッション(23.6%)」、3位「セッション(22.5%)」でした。
デジタルマーケティング関連用語で最も認知が高い用語は「SEO(23.8%)」
デジタルマーケティング関連用語の認知調査をした結果、最も多く知られている言葉は「SEO(23.8%)」でした。次いで、「ランディングページ(21.6%)」、「トラッキング(17.5%)」と続きました。
一方で、全体の約5割が知っている言葉として「当てはまるものがない」と回答しています。
広告で最も認知が高いのは「アフィリエイト広告(51.9%)」
広告の関連用語として、最も認知が高いのは「アフィリエイト広告(51.9%)」で、次いで「SNS広告(43%)」、「動画広告(39.7%)」でした。知っている言葉として「当てはまるものがない」と回答したのは、全体の約2割でした。
ナイルの見解
「マーケティング」は、よく聞く言葉ではありますが、抽象的な言葉のため「なんとなく理解している」という方も多いのではないでしょうか。
本調査の結果のとおり、しっかりと意味を理解している方の割合は少ないことから、会社や使う人によって、意味合いが変わる可能性が高いでしょう。何を意味しているのか、しっかりとすり合わせをしておく必要があるといえます。
また、マーケティング用語、指標に関しても、最も認知度が高いものでも30%未満という結果になりました。一方で、アフィリエイト広告の認知度は50%を超えていることがわかりました。実際にアフィリエイト広告を運用していなかったとしても、昨今のニュースや、副業の1つとして知っている人が多いのかもしれません。
何にしても、マーケティング用語を完璧に理解できている人は少ないと言えますので、認識に齟齬がうまれないよう、コミュニケーションを図ることが大切です。
ナイルのマーケティング相談室では、今後もマーケティングに役立つ調査を実施して参ります。