バレンタインプレゼントの購買行動に関するアンケート調査|2023年2月実施
マーケティングDX事業を営むナイル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:高橋 飛翔、以下、ナイル)は、全国の男女549名を対象に、バレンタインプレゼントの購買行動に関するアンケート調査を実施しました。
目次
調査結果の概要
-
男性31.3%、女性49.1%が今年バレンタインプレゼントを購入すると回答
-
バレンタインプレゼントの購入品「チョコレート以外」が54.9%(複数回答)
-
バレンタインチョコレートの選び方TOP3は「ウィンドウショッピング」「百貨店の特設会場」「本人に聞く」
-
バレンタインプレゼント選びの検索キーワード抜粋(検索エンジン、SNS利用時)
-
バレンタインプレゼントの予算「1,000~5,000円(税別)」が最多
-
バレンタインプレゼントの購入場所 36%が「オンライン」と回答(複数回答)
調査背景
20代から50代の男女549名に、バレンタインプレゼントの検索方法や購買行動に関するアンケート調査を行った結果を公開します。
調査概要
- 調査期間:2023年1月28日~2月2日
- 調査方法:自社調べ(インターネット調査「fastask」利用)
- 調査対象:全国の20代~50代男女 549人
- 年齢:20~29歳 38.3%、30~39歳 36.2%、40~49歳 20.2%、50~59歳 5.3%
男性3割、女性5割が今年バレンタインプレゼントを購入すると回答
全国男女549人のうち、自分への購入品も含め「今年バレンタインプレゼントを購入する」と回答したのは全体の約4割でした。男女別に見ると、女性は49.1%、男性は31.3%が購入すると回答しました。
バレンタインプレゼントの購入品「チョコレート以外」が54.9%(複数回答)
バレンタインプレゼントを購入すると回答した228名のうち、購入品で最も多かったのは「チョコレート(88.6%)」、次いで「チョコレート以外の食品(38.2%)」「食品以外の物品(16.7%)」と回答しました。
バレンタインチョコの選び方に男女差。TOP3は「ウィンドウショッピング」「百貨店の特設会場」「本人に聞く」
チョコレートを購入すると回答した202名に、バレンタインチョコの選び方を聞いたところ、1位は「ウィンドウショッピング(47.4%)」、2位「百貨店の特設会場(31.6%)」、3位は「本人へ聞く(25.9%)」でした。
一方で、男女別に見ると、2位以降に差があります。男性のバレンタインチョコの選び方2位は「本人へ聞く(39.3%)」、3位「家族知人友人に聞く(37.7%)」。女性のバレンタインチョコの選び方2位は「百貨店の特設会場(33.3%)」、3位「検索エンジン(27%)」でした。
バレンタインチョコ選びに利用するSNS別の順位は、男性1位「YouTube」「Twitter」が11.5%と同率1位。女性は「Instagram(16.3%)」が最も多く利用されていることがわかりました。
「検索エンジン」「SNS」で調べた検索キーワード抜粋15選
バレンタインプレゼント選びに「検索エンジン」を利用したと回答した58名に、実際に調べた検索キーワードを聞きました。
※一部抜粋
-
バレンタイン2023
-
チョコレート レシピ
-
チョコレート専門店
-
バレンタイン あげるもの おすすめ
-
バレンタイン 夫
-
バレンタイン ポケモン
-
バレンタイン チョコレート売り場 開催店
-
おはぎ
-
バレンタイン 流行ってる
-
バレンタイン おすすめ 男性
-
かわいいチョコ
-
チョコレート 贈答
-
大丸梅田店 バレンタイン
-
手の込んだチョコケーキ
-
バレンタイン チョコ以外
続いて、「SNS」を利用したと回答した119名に、実際に調べた検索キーワードを聞きました。
※一部抜粋
-
バレンタイン ちいかわ
-
チョコレート 変わり映え
-
バレンタイン 高級感
-
チョコ成功
-
手作りバレンタイン
-
チョコレート 限定
-
チョコ 映え
-
激安チョコ
-
簡単チョコ
-
バレンタイン クッキー
-
ブランド チョコ
-
可愛い
-
ミッフィー モロゾフ
-
チョコ ロシェ
-
スイーツ
バレンタインプレゼントの予算「1,000~5,000円(税別)」が最多
今年のバレンタインプレゼントにかける予算1位は「1,000~5,000円(54.4%)」、2位「5,001~10,000円(21.5%)」3位「1,000円未満(20.6%)」でした。
バレンタインプレゼントの購入場所 36%が「オンライン」と回答
バレンタインプレゼントの購入場所について聞いたところ、「実店舗(78.1%)」、「オンライン(36%)」と回答しました。
まとめ
バレンタインプレゼントの購買行動に関するアンケート調査を行った結果、約4割が「購入する」と回答。そのうち88.6%が「チョコレート」を購入すると回答しました。また、バレンタインチョコは「ウィンドウショッピング」「特設会場」といった実物を見て選ぶ人が多く、購入場所も比例して78.1%が「実店舗」で購入していることがわかりました。12月に実施したクリスマスプレゼントの購買行動調査では、「実物を見る」よりも「検索エンジン」で調べる人が多かったので、イベント別のデータを参考にマーケティングに活かしてみてはいかがでしょうか。
ナイルのマーケティング相談室では、検索行動に関するアンケート調査を今後も行ってまいります。
ナイルSEO研究所 所長 のコメント
今回の調査で最も興味深いのが、男女ともにチョコレート選びの方法でウィンドウショッピングが1位になっている点です。バレンタインのチョコレート選びに関しては「見た目」「雰囲気」など感性に響く要素が重要視されるのかもしれません。
また、百貨店の特設会場が上位にあることからも、バレンタインのチョコレートは「買いに行く」という行動が1つのポイントであると思われます。確かに私も思い出してみると、贈答用のチョコレートは常に買いに行っているような気がします。
オンラインにおいても「チョコレートの見た目」「包装用紙はどのようになるのか?」「店員さんに聞いたようなこだわりポイント」などを記載して、リアル店舗で商品を選ぶようにユーザーが商品を選べると良いのではないかと考えられます。
みなさんもユーザー行動を考える際には、その感情にまで思いを馳せてみてはいかがでしょうか。