【事例あり】重要なオウンドメディアのコンセプト設計方法を4ステップで紹介!

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【事例あり】重要なオウンドメディアのコンセプト設計方法を4ステップで紹介!

オウンドメディアを制作するにあたり、コンセプトを設定することが重要です。コンセプトが定まっていないオウンドメディアは方向性が定まらず、読者の離脱をまねきかねません。

そこで今回の記事では、そのコンセプト設計の方法を具体的に解説します。

なお、オウンドメディアを制作する場合は、コンセプトのほかにもさまざまな悩みや課題と直面します。下記の資料には、オウンドメディアのよくある課題と解決策をまとめたので、ぜひダウンロードの上ご活用ください!

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オウンドメディアのコンセプトは決めるべきか

結論からお伝えすると、オウンドメディアのコンセプトは決めるべきです。

コンセプトを決めていないメディアは、方向性が不明なため、全体的にまとまりのないメディアになってしまいます。それでは読者へのメッセージも曖昧になり、予算を使って無駄な記事を量産してしまう恐れがあるのです。

まずは、メディアの目的から逆算して、下記のコンセプトを決めるところから始めましょう。

  • 何のために(目的)
  • 誰に(ターゲット)
  • 何を伝えたいのか(メッセージ)

オウンドメディアのコンセプト ①目的:何のために②ターゲット:誰に③メッセージ:何を伝えたいのか(オウンドメディア画面が表示されているパソコン、タブレット、スマートフォンの画像)

例えば、オウンドメディアの目的が「会計ソフトを導入してもらうこと」だとします。その場合、会計ソフトの導入を訴求するターゲットは「会計ソフトに興味のある人や会計担当者」となるでしょう。

ターゲットに会計ソフトの導入を検討してもらうためには、「会計のノウハウや会計ソフトの導入メリットをわかりやすく伝える」というコンセプトのオウンドメディアを運営すると成功に近づきます。

オウンドメディア運営にコンセプト設計が重要な理由

コンセプト設計がしっかりしていれば、オウンドメディア全体でユーザーの悩みを解決できます。

オウンドメディアの運営でコンセプト設計が重要な理由は、下記のとおりです。

  • オウンドメディアに統一感が生まれる
  • 自社のブランディングになる
  • 訪れたユーザーの悩みをメディア全体で解決に導ける

 

例えば、「会計システム メリット」というキーワードで検索してオウンドメディアに訪れたユーザーは、会計システムの情報に興味があると考えられます。メリット以外にも、下記のような知りたい情報がある可能性もあるでしょう。

  • 会計システムの選び方
  • 会計システムの費用相場
  • 会計システムとExcelの違い

このとき、内部リンクを活用して記事同士をうまくつなげられれば、関連する記事をユーザーに提示でき、悩みの解決ができます。

また、ユーザーの購買意欲を向上できればコンバージョンにつながる上、質の高い記事として検索エンジンの評価にもつながります。オウンドメディア運営においてコンセプト設計は、集客やコンバージョンのためにも重要です。

ご不明な点やサイト改善については、お気軽に以下よりお問い合わせください。

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オウンドメディアのコンセプトを設計する方法4ステップ

オウンドメディアを運営するにあたって、何を達成したいのか具体的に決めなければなりません。

オウンドメディアのコンセプトを設計する際は、下記の4ステップで進めます。特に、課題の明確化は重要です。順番に見てみましょう。

オウンドメディアのコンセプト設計4ステップ(コンサルタントがホワイトボードに書いて説明しているイラスト)

【ステップ1】オウンドメディアでアピールしたい自社の強みを明確化する

まずはオウンドメディアで何をアピールしたいのか、自社の強みを明確化しましょう。

オウンドメディアや記事の目的にも影響するため、自社の強みが曖昧なままではオウンドメディア全体で「何を伝えたいのか」がぼやけてしまいます。

取り扱っている商品やサービスが唯一無二の場合は、強みを明確化する必要はありませんが、現実は競合他社が複数いるものです。競合他社と比較して、自社商品やサービスの何が優れているのか整理してみることをおすすめします。

例えば、価格や品質、さらに品質の中でも操作性や動作のスムーズさなどが挙げられます。最終的なコンバージョンの内容を決めるのは、自社の強みが重要のため、最初に整理しておきましょう。

【ステップ2】オウンドメディアで解決したい自社の課題を明確化する

続いて、オウンドメディアで解決したい自社の課題を明確化します。

オウンドメディアで実現したい目標とも言い換えられます。課題をもとに具体的な目標を設定するケースが多いため、課題が曖昧ではオウンドメディア運営目的も曖昧になり、成果が出ないまま予算だけ使っている事態になりかねません。オウンドメディアの記事や訴求内容を決めるためにも、課題の明確化が必要です。

よくある課題として、下記の例などが挙げられます。

  • 問い合わせが少ない
  • ホワイトペーパーのダウンロードが少ない

例えば、ユーザーが抱えている悩みを解決するような記事を作成し、自社商品やサービスの強みを訴求することで「問い合わせ」や「ホワイトペーパーのダウンロード」につなげられます。

このように自社の課題が明確になれば、オウンドメディアや記事の目的も明確になり、運営の指標となります。

【ステップ3】オウンドメディアのペルソナを設定する

オウンドメディアでアピールする自社の強みや、自社が抱える課題を明確化した後はオウンドメディアのペルソナを設定しましょう。

ペルソナとは、オウンドメディアに訪れる具体的なユーザー像です。ペルソナを設定することで、ユーザー目線の悩みやニーズを具体化でき、それに合わせたオウンドメディアの記事コンテンツ制作が行えるようになります。

ペルソナを設定する際は、年齢や性別などはもちろん、下記のようにさまざまな属性を決めます。

  1. 年齢
  2. 性別
  3. 職業
  4. 趣味
  5. 年収
  6. ライフスタイル

など

また、ペルソナを設定する場合は、適当に設定してはいけません。適当に設定してしまうと自社のユーザーとかけ離れたペルソナになる恐れがあるため、必ず自社が持つ顧客データをもとに設定しましょう。

なお、ペルソナ設計の方法は、下記の資料にまとめています。ペルソナ設定の重要性や陥りがちなミスも解説しているため、オウンドメディアを成功させるためにもぜひご一読ください。

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【ステップ4】ペルソナの悩みや自社の強みを考慮してコンセプトを作る

最後に、これまで整理した情報をもとにコンセプトを作ります。

重要なのは、ひとつだけで考えず組み合わせてコンセプトを考える点です。ユーザーの悩みを捉えていても、どのように自社の商品やサービスで解決できるかが伝わらなければ成約につながりません。

また、ユーザーの悩みを無視した自社商品・サービスのアピールはより意味を成さなくなります。ペルソナユーザーの悩みと自社の強みとの2つの内容を組み合わせたコンセプトが重要です。

例えば、会計システムを探しているユーザーに対してアピールしたい自社商品の強みがトータルコストの安さだとしましょう。その場合は「高価な会計システムで会計業務を圧迫しないメディア」などのコンセプトにすることで、自社の商品をピンポイントで訴求できます。

このように、適切なコンセプト設定ができれば、成果につながるオウンドメディアの運営が可能です。

ご不明な点は、下記のボタンよりお気軽にご相談ください。

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オウンドメディアのコンセプト良事例3選

オウンドメディアのコンセプト設計において、参考になる事例を3つ紹介します。

  • 【事例1】baigie(ベイジ)
  • 【事例2】SAIRU
  • 【事例3】NYLE ARROWS

【事例1】baigie(ベイジ)

株式会社ベイジのブログページ画面

1つ目はBtoB企業のためのウェブ制作会社である株式会社ベイジが運営しているオウンドメディアです。マーケティングやデザインのテーマで、顧客や業界に貢献できる質の高い情報発信を行っています。

詳細に内容がまとめられていて、「ユーザーの悩んでいることがすべて書いてある」と思えるほど記事量も多いです。例えば、ベイジのウェブ制作ワークフロー2021年版(約100のタスクと解説)(株式会社ベイジ)の記事では、ウェブ制作におけるワークフローの流れがかなりのボリュームでまとめられています。

自社の強みを活かし、業務を進めていく中でブラッシュアップし続けた情報を惜しみなく発信していることもあり、ウェブ制作を進める上で悩んでいる人に役立つ記事です。

このように自社の強みを活かした記事が豊富にあり、扱うサービスとコンセプトが合致しています。

出典・参考:ブログ(株式会社ベイジ)

【事例2】SAIRU

株式会社 才流のメソッドページ画面

2つ目は株式会社才流が運営するオウンドメディアで、BtoBマーケティングや営業に関する情報を発信しています。才流が開発したメソッドの閲覧や資料ダウンロードが可能です。

株式会社才流は、BtoBマーケティング支援や営業支援を行っている企業のため、実態に近い情報が得られます。 例えば、営業資料の作成・改善に使える62のチェックリスト【テンプレートあり】(株式会社 才流)の記事では、営業資料の作成で悩んでいる方に向けた悩みの解決方法をがっつりまとめています。

BtoBマーケティングを支援している企業の強みを活かしたコンテンツになっていて、こちらもコンセプトが明確です。

出典・参考:メソッド(株式会社 才流)

【事例3】NYLE ARROWS(ナイルアローズ)

「NYLE ARROWS」WebサイトTOP画面「Culture」カルチャー紹介記事

最後はデジタルマーケティング事業やメディアテクノロジー事業などを展開する、ナイル株式会社のオウンドメディア「NYLE ARROWS(ナイルアローズ) ※旧:ナイルのかだん」です。ナイルに興味がある人に向けて、ナイル株式会社の以下の情報を発信しています。

  • 事業
  • 組織
  • カルチャー
  • お知らせ

例えば、【ナイルの組織】人事評価制度と給与の考え方を完全公開(ナイル株式会社)の記事では、働いた姿がイメージできるような情報をまとめています。

ナイル株式会社で働くイメージ、仕事の楽しさを伝えるのがコンセプトのオウンドメディアです。

出典・参考:NYLE ARROWS(ナイル株式会社)

コンセプトを設計してブレない運営を目指そう

オウンドメディアで成果を出すためには、コンセプトの設計が重要です。

自社商品やサービスの強み・課題を明確化し、ペルソナを設定することで、目標の実現につながるオウンドメディアのコンセプト設計が可能になります。

コンセプトを設計すればメディア全体に統一感が生まれ、ユーザーの悩みの解決にもつなげられます。秀逸なコンセプトを設計して、ユーザーの心に刺さるオウンドメディア運営を目指しましょう。

また、オウンドメディアでよくある課題と解決策をまとめた資料もご用意しております。

  • 1.成果を評価できない
  • 2.質を担保できない
  • 3.ネタ切れしてしまう
  • 4.人手不足・スキル不足

具体的な内容については、無料ダウンロードの上、ご確認ください。

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編集者情報

ナイル編集部
ナイル編集部

2007年に創業し、約15年間で累計2,000社以上の会社にマーケティング支援を行う。また、会社としても様々な本を出版しており、業界へのノウハウ浸透に貢献している。(実績・事例はこちら

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