ユーザーの検索行動に関するアンケート調査|2022年8月実施
マーケティングDX事業、自動車産業DX事業を営むナイル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:高橋 飛翔、以下、ナイル)は、インターネットを利用する全国の男女4407名を対象に、インターネット利用時の検索行動に関するアンケート調査を実施しました。
目次
調査結果の概要
GoogleとYahoo!を除いた、インターネット検索の利用頻度がもっとも高いものは男女差があり、それぞれ女性は「Instagram」、男性は「YouTube」が最多でした。
検索行動では、約3割の人が「予測キーワードで検索」をしており、約2割が「記事を開かず、検索結果画面で解決」していると回答しました。また、直近で検索したキーワードを覚えている人のうち、約4割が「1回の検索で答えが見つかった」と回答しました。
- GoogleとYahoo!を除き、インターネット検索で最も利用頻度の高いもの1位は、女性「Instagram」、男性「YouTube」で男女差
- キーワード検索方法のうち「予測キーワードで検索する」人は約3割
- 約2割が「記事を開かず、検索結果画面で解決する」と回答
- 検索エンジンを利用する目的、1位「知らない言葉、人物」2位「ニュース」3位「趣味に関すること」
- 約4割が「1回の検索で答えが見つかった」と回答
調査背景
20代から60代の男女4407名に、普段インターネットを利用して検索をする際の、検索方法や行動に関するアンケート調査を行った結果を公開します。
調査概要
- 調査期間:2022年8月5日~8日
- 調査方法:自社調査(インターネット調査)
- 調査対象:全国の20代~60代男女 4407人
- 年齢:20~29歳 29.9%、30~39歳 39.8%、40~49歳 22.6%、50~59歳 5.0%、60歳以上 2.7%
GoogleとYahoo!を除き、インターネット検索で最も利用頻度の高いもの1位は、女性「Instagram」、男性「YouTube」で男女差
全国男女4407人のうち、インターネットを利用して調べものをする時もっとも利用頻度が高いものは、男女共に1位「Google(49.8%)」2位「Yahoo!(28.6%)」と回答しました。
一方で、3位以降のランキングでは男女差が生まれ、女性は「Instagram(5.7%)」、男性は「YouTube(3.6%)」であることがわかりました。
キーワード検索方法のうち「予測キーワードで検索する」人は約3割
検索エンジン(Google、Yahoo!など)を利用して調べものをする男女221名のうち、キーワードの検索方法として最も多かったのは「キーワードを複数入力する(65.6%)」、次いで「キーワードを1つ入力する(65.2%)」と回答しました。
次いで、「キーワードを入れたあとに出る、予測キーワードで検索する」と回答した人は、約3割でした。
約2割が「記事を開かず、検索結果画面で解決する」と回答
キーワード入力後、どこを見て答えを見つけるかの問いに対して、68.8%が「検索結果に出た、上位の記事を見る」と回答。次いで「1番上に出てきた情報を見る(51.6%)」、「画像(タブ)を見る(24%)」と回答しました。
一方で、約2割が「記事は開かず、検索結果画面で解決する」と回答しており、記事を見ずに検索を完結させていることがわかりました。
検索エンジンを利用する目的、1位「知らない言葉、人物」2位「ニュース」3位「趣味に関すること」
普段インターネットを利用した調べ物をするときに、SNSではなく検索エンジンを使う目的を聞きました。最も多くの人が「知らない言葉、人物(77.4%)」を検索すると回答。2位「ニュース(50.2%)」、3位「趣味に関すること(48.4%)」でした。
続いて、「直近で検索エンジンを利用して調べたキーワードを覚えている」と回答した92名に、実際に調べた検索キーワードを聞きました。
- プロテイン ホエイ ソイ
- サザビー かいたいしょうき
- きくらげ 戻し方
- 円高 影響
- 日焼け止め おすすめ
- 夏休みキャンプ場の天気
- 眼科 近所
- バーベキュー
- 照り焼き みりんなし
- 東京 名古屋 新幹線 宿泊
- 羽生結弦 引退
- そうめん美味しい奴
- エクセル 四角
- 下痢 止まらない
- コロナ陽性 いつから
※一部抜粋
約4割が「1回の検索で答えが見つかった」と回答
上記で回答いただいた92名に、
直近で調べたキーワードに対する検索回数を聞いたところ、41.3%が「1回の検索で答えが見つかった」と回答しました。
次いで、31.5%が「2~3回の検索をした」と回答しており、約7割以上が3回以内で検索行動を完結していることがわかりました。
まとめ
ユーザーの検索行動に関するアンケート調査を行った結果、ユーザーが答えを探す時に見られている多くのポイントがわかりました。
やはり多くのユーザーは、「検索結果に表示された上位の記事」または「1番上に出てきた情報」を見ていると回答しました。一方で、約2割程度が「検索結果画面で解決する」「他の人はこちらも質問」を見ると回答しており、記事を見ずに検索を完結する人がいることがわかりました。
他にも、「画像」「ニュース」「動画」「ショッピング」といったタブの中でも、特に「画像」タブが見られており、画像検索対策の必要性が高いことがわかりました。
ナイルのマーケティング相談室では、SEOやGoogleに関するアンケート調査を今後も行ってまいります。
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