【必見】ホームページが検索上位に表示されない!順位を上げる対策5つ
「ホームページが検索上位にあがってこない」
「そうしたら検索上位に表示されるんだろう」
と悩んではいませんか。
ホームページの運営をする上で上位表示ができれば、流入が増え認知度の向上やサービスを提供していれば売上向上にもつながります。そのため、運営をする以上成果につなげたいと考えている人は多いのではないでしょうか。
とはいえ、上位に表示するためにはとにかく記事コンテンツを投稿し、更新頻度を上げればいいものではありません。本記事では、検索上位に表示されない理由と原因を解説するとともに順位の改善方法もお伝えします。お悩みの方はぜひ参考にしてください。
とはいえ、「自社で検索上位を狙うのは難しそう」という方はプロに相談するのがおすすめです。下記からお気軽にお問い合わせください。
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目次
ホームページの検索順位を上げるには、まず原因を把握する必要がある
ホームページの検索順位を上げるためには、なぜ順位が上がらないのか原因を把握するのが重要です。よく相談がある検索順位に表示されないケースは下記の3つです。
よく相談がある検索上位に表示されないケース
- ケース1 どのキーワードを検索しても表示されない
- ケース2 指名検索しても上位表示されない
- ケース3 関連キーワードを考慮しても上位表示されない
ケース別に理由と原因を詳しく紹介します。原因を把握することでどのような解決方法をとれば良いかがわかります。ぜひ最後までお読みください。
なお、下記のバナーからが表示されない理由と改善策をまとめた資料をダウンロードいただけます。5分でサクッと読める内容ですので、こちらも併せてご活用ください。
ケース1 どのキーワードで検索しても上位表示されない
いくら有益なコンテンツを作成しても、それだけで検索エンジンが高評価を与えてくれるわけではありません。
上位表示されているWebサイトというのは、勝手に検索順位が上がっているのではなく、検索エンジンを意識した工夫も行なっています。
そもそもインデックスされていない
検索順位の仕組みは、クローラー(※1)と呼ばれるロボットが、世界の無数にあるWebページの情報を集め、「インデックス化」するところから始まります。
その後、「関連性の高い情報のランク付け(検索アルゴリズム)」で表示の順位が決まります。そのため、大前提として、検索エンジンにインデックス(登録)されていなければ、検索結果にさえ表示されず、上位を狙うどころか、検索下位にも出てきません。
まずは「Googleサーチコンソール」を使用し、該当ページのURLがインデックスされているか確認しましょう。必要に応じてインデックス登録をリクエストします。
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※1:検索結果を表示するために、Webサイトの情報を収集する自動巡回プログラム
タグや内部リンクの設定が最適化されていない
インデックスされない原因として、「タグ設定の間違い」にも気を付けたいです。
よくあるミスはテスト後のnoindexタグの外し忘れですが、サンクスページや重複コンテンツなど、サイト全体の質を高めるために積極的にnoindexを使うべき箇所もあります。(noindexとは、特定のページを検索エンジンから非表示にするための記述のことです)
検索エンジンやコンテンツだけでなく、サイト内部のタグ設定にも注意を払いましょう。
また、サイト内のページ同士をリンクさせる「内部リンク」を調整することで、クローラーの巡回性が高まり、インデックスされやすいといったメリットが見込まれます。
メニュー(グローバルナビゲーション)の設置などはもちろんですが、ページの途中であってもユーザーの理解が深められるようなリンクを設けるといった最適化を図ることが重要です。
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ケース2 指名検索しても上位表示されない
社名や商品名、サービス名といった固有名詞を検索する行動を「指名検索」と呼びます。
このユーザー層は、事前にある目的を持って検索していることから、購買意欲が高い傾向にあります。取り逃がしてしまうと大きな痛手です。
しかし、自社名で検索すると自社の公式サイトのトップページが検索上位で表示されるかといえば、そうとも限りません。上位表示されない理由がいくつかあるので、解説していきましょう。
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ほかに名称が同じ、もしくは類似したサイトがある
社名やサービス名などが同じであれば、どうしてもサイトが埋もれてしまいがちです。
2016年に『東洋経済』が独自で集計した「日本のありがち社名トップ1000」という調査結果では、1位がアシスト(1051社)、2位がライズ(965社)と発表されています。人気の社名となれば、1,000社以上のライバルがいるわけです。
参考:独自集計!日本の「ありがち社名」トップ1000(東洋経済オンライン/株式会社東洋経済新報社)
上記の例はやや極端ですが、後発の企業であれば差別化しないと上位表示は厳しくなります。ホームページのタイトルに会社名だけではなく、サービス名や商品名を追加する工夫が必要です。
また、類似サイトがある場合も注意しましょう。Googleは同じ事業者が同じようなテーマのサイトを別のドメインで運営していると判断し、一方のサイトしか検索結果に表示しないことがあるからです。類似箇所が散見されるようであれば、早急に修正することをおすすめします。
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Googleはガイドライン違反のサイトに対しペナルティを与えることがあります。
ガイドライン違反のよくあるケースは、被リンクの購入やコピーコンテンツの掲載などです。こうしたガイドライン違反を行うと、ペナルティ(手動対策)を受けることになります。
Googleからペナルティを受けると、サイト全体の順位が大きく下がったり、検索結果にまったく表示されなくなったりといった事態を引き起こすのです。
頻繁に起こるものではありませんし、ガイドライン違反さえしなければペナルティは受けませんのでご安心ください。
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Webサイトを立ち上げたばかりである
新規にホームページやブログなどを立ち上げたばかりのときは、なかなかインデックスされず、検索結果に表示されないこともあります。
その場合は、SEO流入だけを狙うのではなく、SNSや外部サイトで取り上げられることなどを意識するとよいでしょう。
ケース3 関連キーワードで上位表示されない
上位表示を狙う上でキーワードの選定やその設定方法は、「肝」といっていい部分です。
キーワードに絡んで、どのようなものが上位表示を妨げているのか、いくつか紹介します。
キーワードの競合性が高い
ユーザーが検索しそうなキーワードを使っていても、キーワードや関連するサービスなどが自社と似通っている競合他社が多い場合は、順位を上げるのが難しくなります。
検索結果画面の1ページ目に表示されるホームページ数は10個です。2ページ目以降は閲覧されることが極端に減ることから、競合するサイトはこぞって10位以内を目指して対策を行います。
コンテンツ制作の際には、事前にキーワードの競合性を確認すべきです。仮に競合上位が大手サイトばかりであれば、ドメインの強さが違うので、今の段階では潔く別のキーワードを選びましょう。競合性が低いキーワードに変えるのもひとつですし、複合キーワードで上位表示を狙うという手もあります。
狙っているキーワードとコンテンツの中身が合っていない
ユーザーの重要な手がかりであるキーワードと、コンテンツ内容がマッチしていない場合は、検索順位の上昇は見込めません。
記事内容が期待から大きく外れ、何について書かれたWebページなのかも認識されづらく、結果、狙ったキーワードで上位表示されないばかりか、ずれたキーワードで検索され続けることになります。
ユーザーの検索意図にあったコンテンツを用意することが大切です。キーワードに沿った内容に修正し、読みやすい魅力あるものに書き換えましょう。
ユーザーの利便性を考慮したコンテンツ作成ができていない
Googleが一番気にしているところは、「ユーザーの役に立っているか 」と「ユーザーは満足しているか」です。
ユーザーとは利用者のことです。Googleは、その利用者の満足度を第一に考えて、検索エンジンの改良・更新を繰り返しています。
Googleの検索エンジンに依存している以上、ユーザーの利便性をもたらすコンテンツを作成する必要があります。
ホームページの検索順位を上げるためのSEO対策5選
ここからは検索順位を上げるために必要なSEO(検索エンジン最適化)対策を5つ紹介します。
それぞれ詳しく解説します。どの対策も重要なことですので、最後までお読みいただき、ぜひ改善に活かしてください。
対策1 キーワード戦略を見直す
現状、ホームページの検索順位が上がらない、もしくは一部のコンテンツしか上位に表示されていない場合は、キーワード戦略の見直しを行いましょう。キーワード戦略や選定は検索順位を上げるためには非常に重要なポイントです。
キーワード戦略の見直しをする際には「トピッククラスター」を意識した構造にするのがおすすめです。トピッククラスターとは、メインのテーマと補足する記事からなるサイト構造にする方法になります。
例えば、画像のように「SEO対策」というメイントピックがあるとしたら、内部リンク、被リンク、E-E-A-Tなどがサブトピックになります。「キーワード戦略」というメイントピックだったら、ロングテールキーワード、ミドルキーワード、ビックキーワードというサブトピックを作っていくイメージです。
トピッククラスターを作成すると、関連するキーワードをすべて作成するよりも効率的に効果を得られやすくなります。また、トピッククラスターの構造にすることで、重複したコンテンツがなくなり、ページ単位だけではなく、サイト自体の評価が向上しやすいです。
なぜなら、内部リンクの構造も整備されていると、ユーザーが必要な情報に簡単にアクセスできるだけではなく、クローラーがトピック全体でサイトを評価しやすくなるからです。そのため、キーワード戦略を見直す場合はトピッククラスター構造になっているのか、改善できるところがないか確認してください。
対策2 クローラビリティを高める
クローラビリティとは、検索エンジンのクローラー(サイトの情報を精査してくれるプログラム)のサイト内を巡回しやすさの総称を指します。クローラビリティを向上させるためには下記の7項目をおさえておきましょう。
クローラビリティが向上する7項目
- 項目1 サイトマップの設置
- 項目2 パンくずリストの設置
- 項目3 内部リンクの最適化
- 項目4 robots.txtの設定
- 項目5 ディレクトリ構造の最適化
- 項目6 ページネーションの設置
- 項目7 リダイレクト処理
それぞれの項目で設置方法や補足の記事も紹介しているので、併せてご一読ください。
項目1 サイトマップの設置
サイトマップとは、サイト内がどのような構造になっているかを伝えるものです。「HTMLサイトマップ」と「XMLサイトマップ」の2種類がありますが、XMLサイトマップがクローラー向けになっています。サイトマップを設置すると、検索エンジンのクローラーがWebブサイトの全ページを発見しやすくなり、クローラビリティが向上します。
サイトマップの設置方法については下記の記事で解説しているので、参考にしてください。
項目2 パンくずリストの設置
パンくずリストは、サイト内でユーザーが現在どの階層のページにいるかを示す機能です。読者がどのページを閲覧しているかわかりやすく、クローラーもサイト内を巡回しやすくなります。
下記の記事では、パンくずリストを設置する際の注意点も伝えてますので、併せてご一読ください。
項目3 内部リンクの最適化
また、内部リンクを最適化することでもクローラビリティの向上が図れます。内部リンクの最適化とは、関連の高いページ同士をリンクすることです。内部リンクを最適化することで、クローラーが巡回しやすくなり、クローラビリティの向上を図れます。
項目4 robots.txtの設定
robots.txtとは、クローラーにクロールする対象の記事を指示するファイルです。この設定をすることで、読みこんで欲しくない記事のクロールを回避でき、クローラーに効率よくページを読みこんでもらえるようになります。
項目5 ディレクトリ構造
ディレクトリ構造とは下記の画像のようなサイト構造にすることです。
ディレクトリ構造にすることでクローラーがサイト内を把握しやすい構造になり、クローラビリティの向上が期待できます。
項目6 ページネーションの設置
ページネーションとは、下記のようなページボタンを設置することです。
ページネーションをすることで、分割したページを関連性があるページとしてクローラーが認識できるようになります。また、情報量の多いページを分割することで読み手の負担を軽減できるため、ユーザビリティの点からも有効です。
ページネーションを設置する場合は下記の記事が参考になります。
項目7 リダイレクト処理
リダイレクト処理とは、ページに訪れたユーザーを別のURLへ自動で転送する仕組みのことです。メンテナンス時やサイトをリニューアルしたときなどに行います。リダイレクトを適切に行わないとページを認識してもらえません。そのため、必要時にはリダイレクトを設定することで、クローラビリティの向上につながります。
設定を行う際には下記の記事を参考にしてください。
対策3 ユーザビリティを高める
Webサイトにおけるユーザビリティとは、ユーザー目線での使いやすさや見やすさなどユーザーが利用するときの満足度に関係するポイントを向上させることを指します。
ユーザーファーストにすることは、SEOにおいて最も重要な要素のうちの1つです。なぜなら、Googleが公開しているGoogle検索セントラルでは下記のとおり明記されているからです。
サイトが第一の目標に掲げるべきは優れたユーザー エクスペリエンスの提供であり、これはランキングにも影響します。
ユーザビリティを高めるためには、モバイルフレンドリーや表示速度の最適化などは欠かせません。モバイルフレンドリーとは、スマートフォンからの閲覧にも適したサイトにすることです。スマートフォンからの閲覧に適したサイトにする場合は、レスポンシブ対応のデザインを採用しましょう。
また、表示速度を最適化することで、ユーザビリティの向上につながります。Googleが公開している調査では、ページの読み込みが遅いと離脱率が上がるとの結果が出ています。
表示速度を改善したい場合は、容量の大きい画像の使用を控える、または容量を圧縮するなどの対処をしましょう。
対策4 コンテンツの質に問題がないか確認する
コンテンツの質は、SEOにおいて非常に重要です。特に大切なのは「ユーザーの検索意図を満たす内容かどうか」「ユーザーのニーズを満たしているか」という点です。検索意図を満たすコンテンツとは、ユーザーの目的やニーズに正確に応える内容を指します。
例えば「○○ レビュー」のようなキーワードの場合、想定される検索意図は「○○サービスが気になっている人で実際の使用感や効果などが知りたい」などが考えられます。そのため、利用したからこそ得られる詳しい感想や一次情報が盛り込まれた記事が、ユーザーのニーズを捉えている質の高いコンテンツと言えるでしょう。
さらに、E-E-A-Tという概念もSEOにおいて重要です。
E-E-A-Tとは、コンテンツやコンテンツの作成者が持つ専門性や経験などがサイト全体の権威性や信頼性を評価する指標のひとつで、検索エンジンはこれらの要素を重視して評価しています。例えば、YMYL(Your Money or Your Lifeの略であり人の生活に深く関わっている領域)のひとつである医療関連のコンテンツでは、医師や専門家による正確で信頼性の高い情報が求められるため、E-E-A-Tの要素が特に重視されます。
また、コンテンツの情報の更新性もSEOにおいては重要な要素です。技術の進歩や社会の変化によって情報は常に最新の状態を保つ必要があります。古い情報はユーザーにとって価値が低く、また検索エンジンによる評価も下がるため、定期的な内容の見直しや更新をしましょう。
質の高いコンテンツについては下記の記事でも解説していますので、併せてご一読ください。
対策5 外部対策を行う
最後に紹介する対策は、外部対策を行うことです。外部対策とはサイト外から評価を上げる施策を指します。例えば、被リンクやサイテーションの獲得などが挙げられます。
外部対策の中でも重要なのが被リンクの獲得です。公的なサイトからの被リンクや、自社サイトとの関連性が高いサイトからの被リンクを獲得するのが良いでしょう。被リンクを獲得するには、事例記事の作成や関連サイトに役立つコンテンツを提供する方法などがおすすめです。ほかにも獲得方法はいろいろありますが、事例記事や役立つコンテンツを提供する方法であれば関連性の高い被リンクの獲得が狙えます。
被リンクの獲得と併せてサイテーションの獲得ができるような施策の実施も行いましょう。サイテーションとは、SNSや他サイトなどで自社サイトが言及されることです。
例えば、SNSでユーザーに役立つコンテンツを提供します。この内容がシェアされたり、より多くの人々に認知されたりすることで、人々が会社名を検索し、ホームページに訪問するきっかけになることもあります。そのため、サイテーションを獲得すると、結果として検索エンジンからの評価向上にもつながります。
SEO対策を行いホームページを上位表示させよう
あらためて、ホームページが表示されない理由は、下記のとおりです。
理由 | 原因 |
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どのキーワードで検索しても上位表示されない |
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指名検索しても上位表示されない |
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関連キーワードでも上位表示されない |
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上位表示をするには、SEO対策が必須になります。ですが、SEO対策だけではなく、ユーザーのニーズを満たすコンテンツの質にこだわることも大切です。
とはいえ、「ここまで記事を読んだけど自社でのSEOは難しい」という場合は、プロに任せて上位表示を狙うのも手です。お困りの方は気軽にご相談ください。
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