【2024年11月最新】Googleコアアップデートとは?対策から変遷までを全解説

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【2024年11月最新】Googleコアアップデートとは?対策から変遷までを全解説

2024年11月のGoogleコアアルゴリズムアップデートは以下の記事で速報解説しております。随時記事を更新しておりますので併せてご覧ください。

Googleの検索順位を決定している検索アルゴリズムに対応していくことは、SEOを考える上で欠かすことができません。

検索アルゴリズムのアップデートの告知があれば、検索順位に大きな変動が起こることが予想されます。アップデートの影響力や規模がどの程度なのかといった分析がなされるまで、SEO界隈ではホットな話題になるのです。

今回の記事では、Googleの検索アルゴリズムのアップデートの意味と、これまでGoogleが実施してきた主なアルゴリズムアップデートの変遷を振り返り、それぞれの特徴を解説します。

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Googleコアアップデートとは

Googleコアアップデートとは「コアアルゴリズムアップデート」の略称で、Googleが検索アルゴリズムに大規模な変更を加えることです。なお「検索アルゴリズム」とは、検索結果の表示順位を決定するプログラムを指します。

具体的な影響として、問題がないページであっても、検索順位が上昇・下落するといった変動が起こります。こういった検索順位(=SEO)への影響を最低限にするためには、仕組みを把握した上での対策が必要です。

なお、Googleコアアップデートが実施される際は、Googleが公式に事前告知しています。年に2〜4回程度実施され、実施内容は「Google Search Status Dashboard」にて確認が可能です。

コアアップデートの展開開始から完了までの期間は、2週間程度で終わることもあれば数ヵ月かかることもあり、その時々によって異なります。

参考:Google 検索のコア アップデートとウェブサイト

検索アルゴリズムのアップデートは日々行われている

Googleの検索アルゴリズムは、日々アップデートされていると考えられます。同じキーワードで検索しても、日によって検索結果の表示順位に変動があるためです。

あらためてお伝えすると、Google検索アルゴリズムとは、検索結果の表示順位を決定する計算方法のことです。Googleは、200種以上に上るランキング要素(Ranking Factors)を駆使した上で、全世界のウェブサイトを評価し、検索結果の表示順位を決定しています。

参考:Google’s 200 Ranking Factors: The Complete List(2024)

このように複数の要素が組み合わさったアルゴリズムは日々変更するため、何か1つのポイントだけ対策しても必ず順位が上がるわけではありません。また、仕組みのすべてが明かされておらず、誰にも正解がわからないのが実際です。

ただ、日常的に行われる不明瞭なアップデートとは違い、コアアルゴリズムアップデートは事前に告知した上で実施される上に内容・目的が明確にあります。つまり、対処可能なケースが多いです。

【過去コアアルゴリズムアップデートの対策例】

ページエクスペリエンスアップデートの場合
→反応速度アップや読み込み時間の短縮など、ユーザーが使いやすいサイトに改善する

以上から、公開されているアルゴリズムの特徴を踏まえて、ウェブサイトのSEO施策を実施することが重要です。

2024年3月のGoogleコアアップデートについて

2024年3月6日から4月19日までの間で、Googleのアルゴリズムにおけるコアアップデートが行われました。

【2024年3月のGoogleコアアップデートの概要】

  • 完了までの期間は過去最長の約1ヶ月半(2024年3月6日~4月19日)
  • 2024年で1度目のコアアップデート
  • 前回のコアアップデートから約4ヵ月後の実施
  • スパムサイトに対する大規模な順位変動を観測

今回のアップデートの特徴とサイト運営者が取るべき初動の動きは次のとおりです。

2024年3月Googleコアアルゴリズムアップデートの特徴

昨今Googleの検索品質の低下として問題視されている以下の3つのスパム行為に対するアプローチがメインです。

  • 順位操作・獲得を目的とした大量のコンテンツ生成
  • サブディレクトリ型の寄生サイト
  • 中古ドメインを悪用した順位獲得

意図的にSEO攻略するやり方が見直され、Googleが最も大事にしている「ユーザーに役の立つコンテンツ」がより検索結果の上位に表示されることが想定されます。

順位操作・獲得を目的とした大量のコンテンツ生成への対応

順位操作・獲得を目的とした大量生産されたコンテンツはスパムの対象となります。こちらには、生成AIを悪用した大量生成コンテンツも含まれます。

企業が運用するサイトでは少ないものの、大量のコンテンツ生成は、世界的、あるいは個人サイトのレベルでは濫用されているため、今回見直しの対象となったと想定されます。

寄生サイトへの対応

いわゆるサブディレクトリ型の寄生サイトもスパム対象となります。

そもそもサブディレクトリは、同じドメイン内でテーマ毎にコンテンツを仕分けるときに用いられるものです。

例えば、運営しているサイトのURL(ルートドメイン)が「https://example.com/」だった場合、サブディレクトリを使って仕分けるとURLは「https://example.com/sub/」となります。この“sub”の部分をサブディレクトリと呼んでいます。

ルートドメインの中にサブディレクトリを作成する

 

寄生サイトとは、SEOで評価されているサイトのサブディレクトリを間借りし、そこでアフィリエイトサイトを展開して、上位表示と収益獲得を狙っているサイトのことです。

具体例を挙げると、病院サイトのサブディレクトリ内で、病院とは無関係の第三者がサプリメントや脱毛などのアフィリエイトサイトを展開し、収益を得るようなサイトを指します。

寄生サイトへの対応は、2024年3月時点では事前告知となり、実際の対応は2024年5月5日より行われます。

Googleは身に覚えがあるサイト運営者に対して、対象となるコンテンツを早急に削除することを求めているので、該当者はこの期間までに対応しましょう。

また、新しいスパムポリシーでは、すべてのサードパーティコンテンツを違反とはみなしておらず、厳密な監視なしに投稿され、検索ランキングを操作することを目的としたコンテンツのみを違反とみなとしています。

あくまで意図的な順位操作を目的とした、ドメイン借りサイトが規制の対象になりそうです。

中古ドメインを悪用した順位獲得への対応

Googleは新しいスパムポリシーで、中古ドメインの悪用をスパム施策とみなすと明言しました。

中古ドメインとは、使用期限が切れ放棄されたドメインのことを指しており、サイト運営やSEOの文脈においては、企業や省庁が使用していた高評価ドメインを第三者が取得して、全く別のサイトを運営する手法のことをいいます。

Google検索セントラルブログでも、かつて医療サイトで使われていた中古のドメインを購入し、低品質のカジノ関連コンテンツを投稿することを具体例として挙げています。

中古ドメインを悪用したサイトは、アップデートの影響により大きな順位変動が生じるとアナウンスされています。

また、上述したスパム施策を実施していると明確に判定された場合には、ペナルティが課され、サーチコンソールで通知が届くようになっているので、自社サイトが該当していないか確認しましょう。

2024年3月のコアアップデートの動き

今回のGoogleコアアップデートでは期間内で断続的にに大きな変動が観測されました。(グラフオレンジ色の期間が特に変動が大きい)

SEO対策ツールSEMRUSHが公表している2024年3月のGoogleコアアップデートの影響のグラフ画像1

SEO対策ツールSEMRUSHが公表している2024年3月のGoogleコアアップデートの影響のグラフ画像1

 

出典:Semrush Sensor

特に今回のGoogleコアアップデートでは、上記のようなスパムサイトに対して、Googleの手動によるペナルティの実施が目立ちました

手動ペナルティを受けると下記のサイトのように急激にサイトの流入数が落ちてしまいます。

特にアメリカで多く報告されていますが、日本でも手動ペナルティによる報告が確認されていますので、このような動向は押さえるようにしましょう。

2024年3月のコアアップデートの手動ペナルティを受け順位が急激に下落しているサイトの流入数のグラフ

 

出典:SERACH ENGINE ROUNDTALE

コアアルゴリズムアップデートの影響を受けてしまったら、ぜひナイルへご相談下さい。

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今回のコアアップデート後のSEOの傾向について

Googleコアアップデートに伴い、2024年4月にGoogle検索セントラル英語版「Debugging drops in Google Search traffic(Google 検索トラフィックの減少をデバッグする)」のページ内容の一部が修正されました。今回のコアアップデート後のSEOの傾向について予測するうえで重要なので、要点をかいつまんでご紹介します。

変更点1 トラフィック減少からの回復への期待が薄まった

元々の文章では、トラフィックが減少に対して回復することは可能であることが明記されていましたが、今回の変更で削除されました。下記は掲載箇所の改定前後の違いです。(訳は筆者によるもの)

(改定前)
「オーガニック検索トラフィックの減少はいくつかの理由で発生する可能性がありますが、そのほとんどは元に戻すことができます。あなたのサイトに何が起こったのかを正確に理解するのは簡単ではないかもしれません。」
(改定後)
「オーガニック検索トラフィックの減少はいくつかの理由で発生する可能性があり、サイトに何が起こったのかを正確に理解するのは簡単ではないかもしれません。」

上記内容からスパムサイトへのGoogleへの対処はより強まる事が予測されるので、いわゆるブラックハットSEO的な対策は行わないようにしましょう。

変更点2 セキュリティまたはスパムによるトラフィック減少についての言及

「サイトレベルの技術的な問題(手動による対策、アルゴリズムの強力な変更)」のグラフの見出しが、以下の内容に変更されました。

(改定前)
「サイトレベルの技術的な問題(手動による対策、アルゴリズムの強力な変更)」
(改定後)
「アルゴリズムのアップデート、サイト全体のセキュリティ、またはスパム問題による大幅な減少(Large drop from an algorithmic update, site-wide security or spam issue)」

オーガニック検索トラフィックが減少する主な原因のグラフの変更

 

今回の変更では「セキュリティとスパム」の項目が追記されており、スパム行為等がトラフィックの大幅減少の原因の一つであるとされました。今後自サイトで大幅な下落が見られたときはスパム行為がないか確認するようにしましょう。

変更点3 技術的問題によるトラフィック減少についての言及

「ページレベルの技術的な問題(アルゴリズムの変更、市場の混乱)」のグラフの見出しが、以下の内容に変更されました。

(改定前)
「ページレベルの技術的な問題(アルゴリズムの変更、市場の混乱)」
(改定後)
「サイト全体の技術的な問題、関心の変化(Technical issue across your site, changing interests)」

オーガニック検索トラフィックが減少する主な原因のグラフの変更2

 

今回の変更では「ページレベルの技術的問題」から「サイトレベルの技術的問題」の項目に変更されいる点と「市場の混乱」が「関心の変化」に変更されている点がポイントです。

あくまで筆者の持論ですが「関心の変化」は検索意図の変化を指していると考えております。特に2024年以降は検索意図に細かくマッチしたコンテンツが上位表示されている傾向もあるので、自サイトが対策しているキーワードの順位変動は細かくチェックし検索意図が変わっていないか確認しましょう。

変更点4 アルゴリズム更新による順位下落に関する考え方についての言及

今回の更新で「少しの順位低下」と「大幅な順位低下」の項目と考え方が追加されました。

「少しの順位低下」とは、自サイトの検索順位が2位から4位に下落するような場合を指しています。「少しの順位低下」は、いつでも発生する可能性があるとしており、ページのパフォーマンスが良好な場合はページ内容を大幅に変更しないことを勧めています。

一方で「大きな下落」とは、自サイトが4位から29位に下落するような場合を指しています。「大きな下落」が起こった場合は、自サイトが有用で信頼性の高い、ユーザー第一のWebサイトとなっているか確認するように勧めています。もし、サイトに変更を加えた場合、効果が現れるまでに数日から数か月時間がかかる場合があるとアナウンスしています。

自サイトが順位下落をしてしまった場合は上記のどちらのパターンに該当するかを確認し、正しい改善方法や経過観測期間を取るようにしましょう。

2024年5月7日時点で「Googleに手動ペナルティが課された」といった報告を多数観測しています。「検索順位が下がった」「流入が減少した」といった影響を受けてしまった方、具体的な影響は受けていないが不安がある方は、以下のバナーよりナイルへご相談ください。

2023年11月のGoogleコアアップデートについて

ここで、2023年11月に実施されたコアアップデート「November 2023 core update」について解説します。

【2023年11月のGoogleコアアップデートの概要】

  • 期間は、日本時間の2023年11月3日〜11月29日(26日間)
  • 2023年で4度目のコアアップデート
  • 前回のコアアップデートからは約2週間後、8月以降の4ヵ月間で3度目の実施

では、順位変動の状況や対策をそれぞれ見ていきましょう。

ツールで確認できる順位の変動状況 

今回のコアアップデートの影響をSEO対策ツールが公表しているグラフで確認すると、完了した2023年11月29日より後に変動しています。

SEO対策ツールSEMRUSHが公表している2023年11月のGoogleコアアップデートの影響のグラフ画像

 

出典:Semrush Sensor

以上のように、コアアップデートが完了したとされる11月29日以降に、それぞれ変動が見られます。

各業界・ジャンルにおける順位変動状況

ここで、各業界・ジャンルにおける順位変動状況を見ていきましょう。今回のアップデートも「健康と医学」「財務、金融、法律」といったYMYL領域で順位変動が確認されました。

 各業界・ジャンルにおける2023年11月のGoogleコアアップデートによる順位変動状況

 

出典:namaz.jp

YMYL(Your Money or Your Life)とは、人の健康や経済などに影響を与える可能性のあるページのことを指します。これらのジャンルは人々の人生に大きな影響を与える可能性があるため、ほかカテゴリのページよりも正確で高い品質が求められています。

また、「就職、転職」「IT総合」「住宅、引越し」といったジャンルの順位変動も見受けられました。このようにアップデートは、業界やジャンル全体で影響を受けるケースがあるので、自社サイトのみではなく、所属する業界単位でどのような動きがあったのか確認しましょう。

2023年11月のコアアップデートの傾向や影響

今回のアップデートは、開始から終了までの期間が歴代最長である26日を要しました。その要因として、レビューシステムのアップデートや、ブラックフライデーやサイバーマンデーといったショッピングイベントと重なったことが考えられます。

ここで、今回のアップデートの傾向とどのような影響があったのかを見ていきましょう。

コアアップデートの概要

今回のアップデートは、10月のコアアップデートからわずか2週間後の実施であったため、告知された当初は前回の改修ではないかと考えられていました。ですが、別システムを更新するためだったと公式サイトで発表されています。

参考:Google 検索の更新に関する Q&A

また、このタイミングの前後でサイトの専門性や信頼性を評価基準とした動きも見られています。

新たにプロフィールページの構造化データがサポートされ、Search Consoleに新しいレポート機能が追加されたことを、11月27日にGoogleが発表しました。

また、11月の下旬には検索結果にSNSのフォロワー数が表示されるようになっています。 

2023年11月のGoogleコアアップデートによりSNSのフォロワー数がGoogleの検索結果に表示された例

 

いずれの変更も、ユーザーが必要な情報をスムーズに得られるような仕組みが強化されている状況であると考えられます。

影響を受けた後の対処方法

コアアップデートの影響を受けて表示順位が下がった場合、考えられる原因の仮説を立て、1つずつ改善しなければなりません。前述のとおり、アルゴリズムは複数の要素が組み合わさっています。そのため、1つのポイントだけを対応しても回復するとは限らないからです。

もし順位が大幅に下落してしまった場合、回復には時間を要します。2〜3ヵ月程度で徐々に改善されるサイトもあれば、半年以上の時間が必要なケースもあり、サイトによってさまざまです。自社だけではなく競合も分析し、考えられる対策を1つずつ進めましょう。

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コアアルゴリズムアップデートの対策

コアアルゴリズムアップデートの対策として、以下の3つが有効です。 

コアアルゴリズムアップデート3つの対策

では、順に見ていきましょう。

対策1 ユーザーファーストな記事を心がける

まず念頭に置きたいのが「ユーザーが求める情報を提供すること」です。

「ユーザーファースト」という言葉は、Googleの経営理念を示す「Googleが掲げる10の事実」でも述べられており、Googleのコンテンツに関する基本的な考え方として公式で何度も登場する言葉でもあります。

Googleの考えるユーザーファーストとは、具体的に「ユーザーの検索意図を満たしていること」です。十分な情報が得られればそれ以上の検索の必要がなくなるので、検索意図が満たされるのは「検索を終えたとき」と判断されます。

つまり、コアアップデート対策として、ユーザーが検索を終了できる有益なコンテンツを目指すべきであることは重要です。

対策2 E-E-A-T対策を行う

E-E-A-Tとは、Googleの「検索品質評価ガイドライン」で定義されている、ウェブサイトを評価する基準のひとつで、それぞれ以下の頭文字から取っている言葉です。

E-E-A-Tの説明画像

 

項目 対策
Experience(経験)
  • 専門家や体験者の一次情報を伝える
Expertise(専門性)
  • 専門家への取材監修を依頼する
  • 内部リンクでページの関連性を強め専門性を高める

Authoritativeness(権威性)

  • 大手メディアや公的機関に掲載される
Trustworthiness(信頼性)
  • 運営者情報・問い合わせ先や、出典元を明記する
  • 情報を最新にアップデートする

 

上記のようにコンテンツの質を高めれば、ユーザーが安心して利用できるため、Googleからの評価を得ることにつながります。

対策3 モバイルでの使いやすさを意識する

モバイル端末で閲覧するユーザーは多い(※)ため、モバイルユーザーの利便性を考慮するとユーザーからの評価が高まります。※参考令和4年通信利用動向調査 ポイント | 総務省

なお、チェック項目としては以下のとおりです。

【モバイルでの使いやすさをチェックする項目例】

  • 最適なテキストサイズや画像サイズであるか?
  • ページの読み込み速度が遅くないか?
  • ページのメインとなる情報の起点がファーストビューに存在しているか?
  • 広告表示量がページの情報量に対して多くないか?

ただ、上記のような改善施策は、直接SEOに貢献するわけではありません。ですが、Google理念である「ユーザーファースト」に反しないためにも、対策は重要です。

コアアルゴリズムアップデートの影響を受けたときにプロが確認すること

ここでは、コアアルゴリズムアップデートの影響を受けた場合の対策として、実際に私が確認しているポイントを3つ紹介します。

影響を受けた時にプロが確認する3つのポイント

順に見ていきましょう。

ポイント1 自社サイトの影響範囲

まずは、「自社サイトのどの部分が影響を受けているのか」を確認しましょう。コアアップデートの影響が、サイト全体か個別のページかによって対策が異なるためです。

具体的には、Googleアナリティクス4で、コアアップデート前後2週間ほどの数字を確認します。

探索レポートでページ一覧表を作成し、セッション数の変化率を見ていきましょう。各ページに対する影響度の度合いを数値で確認することによって、改善の優先度付けができます。

なお、「Googleアナリティクス4の使い方がわからない」という方は以下の資料をご活用ください。

 

ポイント2 キーワードの検索順位の状況

Googleアナリティクス4で下落したページを特定できたら「どのキーワードで順位が下がったのか?」を確認しましょう。

基本的には、検索順位チェックなどのツールでも確認が可能です。ただ、優先度が高いページについてはGoogleサーチコンソールを使って確認することをおすすめします。

なぜなら、登録していないキーワードで順位が落ちていたり、順位の下落幅が大きくてもクリック数に問題がないケースがあったりするからです。

対象ページごとにコアアップデートの前後で「どのキーワードからのクリック数が減っているか」を分析しましょう。

ポイント3 コアアップデートの評価軸

3つ目のポイントは、コアアップデートの「評価軸」の把握です。クリック数が減っているキーワードの検索順位を確認し、上位サイトと自社サイトの差分を見極め、「何が不足していて影響を受けたか」を分析します。

上位サイトの分析は、以下3つの観点で行います。

【上位サイトを分析する3つの視点】

  • E-E-A-T対策
  • コンテンツの充実度や独自性
  • 内部対策の充実度

これらは、昨今のSEO対策で重要視されているポイントです。まずはこの観点から改善できる点はないかを考えてみましょう。

なお、SEOの内部対策については以下の記事にチェックリストとしてまとめていますので、ご活用ください。

これまでの主なGoogleアルゴリズムアップデート

ここからは、Googleがこれまでに実施された主なアルゴリズムアップデートの変遷をたどります。

Googleは、これまでどのようなアルゴリズムアップデートを実施してきたのでしょうか。コアアップデートのまとめに関しては、こちらの記事を参考にしてください。

パンダアップデート(Panda Update):2011年2月

パンダアップデートは、クオリティの高いウェブサイトを検索結果の上位に表示するようにしたアップデートです。

パンダアップデートが実施される以前は、単にコンテンツの量が多ければ中身が伴わなくても検索にヒットして上位表示される傾向にありました。

例えば、自動的に生成されたコンテンツや無断でコピーしたコンテンツなど、質の低いコンテンツを含むウェブサイトが検索結果に出ていました。つまり、ワードサラダなどの手法が蔓延していたのです。

そこでGoogleは、ユーザーにとって適切な形で有益なコンテンツを発信しているウェブサイトを評価することにしました。パンダアップデートにより、ユーザーの便益を図るべく、クオリティの低いウェブサイトの評価を下げることに踏み切ったのです。

フレッシュネスアップデート(Freshness Update):2011年11月

フレッシュネスアップデートは、検索結果に最新の情報が必要と考えられるキーワードにおいて、最新の情報が上位表示されるようにしたアップデートです。

上位表示される最新情報は、ニュースなどの最新の出来事や注目されている話題、選挙やオリンピックなど定期的に開催されるイベントです。

また、iPhoneなど一定期間ごとに更新されるプロダクトの各種調査結果など、ユーザーから新しい情報が求められているであろうキーワードをGoogleが判断してアルゴリズムを適用しています。

なお、フレッシュネスアップデートによって、検索結果のおよそ35%が最新情報を表示するように改善されたと公式から発表されています。

Update 11/7/11: To clarify, when we say this algorithm impacted 35% of searches, we mean at least one result on the page was affected, as opposed to when we've said noticeably impacted in the past, which means changes that are significant enough that an average user would notice. Using that same scale, this change noticeably impacts 6 - 10% of searches, depending on the language and domain you're searching on. 2011 年 11 月 7 日の更新:明確にするために、このアルゴリズムが検索の 35% に影響を与えたという場合は、ページ上の少なくとも 1 つの結果が影響を受けたことを意味します。これは、平均的なユーザーが気付くほど重要な変更を意味します。同じスケールを使用すると、この変更は、検索している言語とドメインに応じて、検索の 6 ~ 10% に著しく影響します。

参考:Giving you fresher, more recent search results(Google official blog)

ペンギンアップデート(Penguin Update):2012年4月

ペンギンアップデートは、スパム行為や、ウェブマスター向けガイドラインに著しく違反しているウェブページの評価を下げるようにしたアップデートです。

ペンギンアップデートが実施される前のアルゴリズムは、「外部サイトからたくさんのリンクを張られたウェブサイト=信頼性が高い」というような比較的単純な判断がされていた傾向があります。

有益な情報がないウェブサイトなのに外部リンク用のダミーサイトを大量に作ってリンクさせたり、外部リンクを購入したりといった悪質なウェブサイトでも上位表示されることがありました。

そこで、Googleはペンギンアップデートで、ガイドラインに違反するサイト、特にリンクに関する調整を行ったのです。

なお、ペンギンアップデートは、2012年4月から2016年9月まで断続的に行われ、合計7回更新されました。それ以降ペンギンアップデートという名前での告知はされていませんが、ガイドライン違反がNGなのは変わらないままです。

参考:PenguinがGoogleのコアアルゴリズムの一部になりました(Google検索セントラルブログ)

パイレーツアップデート(Pirate Update):2012年8月

Googleは、パイレーツアップデートで著作権を侵害している、つまり「海賊(パイレーツ)行為」を行っているウェブサイトの評価を大きく下げる措置を取りました。

デジタルミレニアム著作権法(DMCA)に則って、著作権侵害を申請されているウェブサイトが低評価の対象になります。

2014年10月には、2回目のパイレーツアップデートも実施されていて、著作権侵害についてGoogleが重く見ていることがわかります。

参考:An update to our search algorithms(The official Google Search blog)

イグザクトマッチドメインアップデート(Exact Match Domain Update):2012年9月

イグザクトマッチドメインアップデートは、検索キーワードがそのままドメインになっている「完全一致ドメイン」を持つウェブサイトに対して評価を上げないアップデートです。

イグザクトマッチドメインアップデートが実施される以前は、完全一致ドメインが有利に働くケースがありました。

例えば、「パンダアップデート」というキーワードがよく検索されているとして、「pandaupdate.co.jp」といったドメインを取得し、中身はパンダアップデートとはまったく関係のないウェブサイトが多数存在していたのです。

このようにキーワードとドメイン名が一致していたとしても、実態が伴わないことを踏まえ、「完全一致ドメイン」だとしてもプラスに働きにくい結果となります。

なお、イグザクトマッチドメインアップデートは英語版を皮切りに、以後は各言語版でも実施されています。

参考:Your Guide to Google’s Exact Match Domain Algorithm Update(Search Engine Journal)

Google検索のアルゴリズムアップデートを踏まえたSEO施策を考えているなら、ぜひ以下の資料をダウンロードください(無料)。

ペイデイローンアップデート(Payday Loan Update):2013年6月

ペイデイローンアップデートは、ローンやクレジットカードなどの金融関係やギャンブル、アダルトといった分野のキーワードで検索した場合に、不正なSEOを行って順位操作されたスパムサイトの表示順位を下げる目的で実施されました。

「ペイデイローン(Payday loan)」は、アメリカ版の消費者金融を意味します。「即日融資」というキーワードに対して、アルゴリズムを適用したアップデートです。

評価の下落対象となるのは、特定のキーワードで上位表示されるスパムサイトです。通常のキーワードでSEOを行っている大多数のウェブサイトには、アップデートの影響はほぼありませんでした。

なお、ペイデイローンアップデートは、2013年6月から2014年6月まで合計3回行われています。

参考:What You Need to Know About the Google Payday Loan Algorithm Update(Search Engine Journal)

ハミングバードアップデート(Hummingbird Update):2013年9月

ハミングバードアップデートとは、会話型の検索キーワードや、意図を汲み取りにくい検索キーワードに対して、そのキーワードの背景と文脈を理解してより関連性が高く的確な検索結果を提示するためのアルゴリズムアップデートです。

ハミングバードアップデートは、低品質なサイトやスパムサイトのインデックス削除などを目的にしたパンダアップデートやペンギンアップデートとは種類が違います。

ユーザーの検索行動の質を改善するもので、Google検索エンジンのランキングアルゴリズムの技術基盤自体の刷新に位置づくものです。ハミングバードアルゴリズムは、のちの音声検索やスマートスピーカーの基盤的な技術となっています。

ベニスアップデート(Venice Update):2014年12月

ベニスアップデートにより、検索結果にユーザーの位置情報が大きく影響するようになりました。

例えば、渋谷駅で「カフェ」と検索した場合、渋谷駅周辺のカフェが検索結果に表示されます。どこのカフェかキーワードを追加して限定しなくても、ユーザーの位置情報から近くのカフェを割り出してくれるので、モバイルでの検索を強く意識したアップデートだといえます。

ベニスアップデートで飲食店や美容院、歯医者といった地域密着型ビジネス(ローカルビジネス)のウェブサイトに強い影響を及ぼしました。

ドアウェイアップデート(Doorway Update):2015年3月

ドアウェイアップデートは、ドアウェイページ、すなわち誘導ページを検索結果上位から排除するために実施されました。

誘導ページとは、キーワードごとに検索結果で上位表示させるために、異なるキーワードでユーザーを同一サイトに誘導するページのことです。そのために、複数のウェブサイトのリンクをひとつのページに張るといったアフィリエイトサイトでよく見られる手法でした。

ドアウェイアップデートが実施される前は、例えば、「肩こり 治療」の検索で「肩こり治療なら〇〇マッサージ治療院」というウェブサイト、「腰痛 治療」の検索で「腰痛治療なら〇〇マッサージ治療院」という別のウェブサイトが表示されますが、いずれも同一サイトに誘導されることになります。

【誘導ページの例】

【誘導ページの例】イメージ画像

 

誘導ページはほかにも、地域別や都市別にドメインやページを複数作ったものなどが見られていました。ドアウェイアップデートにより、複数キーワードで同一ページに誘導するサイトは現在、検索上位に上がりません。

参考:誘導ページについて、品質に関するガイドラインを更新しました(Google 検索セントラルブログ)

モバイルフレンドリーアップデート(Mobile Friendly Update):2015年4月

モバイルフレンドリーアップデートは、スマホをはじめとしたモバイル端末での表示に適したウェブページを高く評価するアップデートです。

この頃からパソコンよりもモバイル端末でのインターネット利用が一般的になり、検索においてもモバイル検索がパソコンでの検索を上回りました。

2016年5月にGoogleは、ページがモバイルフレンドリーかどうかをさらに重視することを明らかにし、モバイル検索重視の姿勢は揺るぎないものとなったのです。

参考:モバイルフレンドリーアップデーを開始します(Google 検索セントラルブログ)

フレッドアップデート(Fred Update):2017年3月

フレッドアップデートは、Googleが公式発表したアップデートではありません。

品質に関するガイドラインに則って何らかのアルゴリズムアップデートがなされたことが、Googleのスタッフから明かされたにすぎません。

フレッドアップデートで評価を落としたウェブサイトの共通点としては、「過剰に広告が掲載されている」、「コンテンツのオリジナリティや正確さに欠けている」といった特徴が見られました。

フレッドアップデートを経て、ウェブサイトを運営するにあたって、より誠実に、Googleの品質に関するガイドラインを重視する必要が出てきたといえるでしょう。

参考:A Complete Guide to the Google Fred Algorithm(Search Engine Journal)

アウルアップデート(Owl Update):2017年4月

アウルアップデートのターゲットは、フェイクニュースです。

検索結果が正しいかどうか、人の手によって確認するための「検索品質評価者ガイドライン」が改訂されました。さらに、Google検索の強調スニペットやオートコンプリートに誤った情報をユーザーが発見した場合、Googleにフィードバックできる機能が追加されたのです。

アウルアップデートによって、「発信する情報の正確性に配慮する」というSEOの基本中の基本をより強く意識することが求められるようになりました。

参考:Google 検索における最新の品質向上について(Google 検索セントラルブログ)

医療・健康アップデート:2017年12月

医療・健康アップデートは、日本語検索におけるアルゴリズムアップデートです。

医療や健康に関する情報を発信する場合、専門家や専門機関から提供された信頼できる情報であるか否かが検索結果に影響することとなりました。

YMYL(Your money or Your life)、すなわちユーザーの生活や健康、経済面に直接影響を及ぼすような情報は誤った情報も多いため、Googleはより信頼性を重視することを明らかにしています。

医療・健康に関する情報だけでなく、今後もさまざまな分野の情報で信頼性を重視する傾向が強まるものとみられます。

参考:
医療や健康に関連する検索結果の改善について(Google 検索セントラルブログ)
YMYLとは?Googleが求める品質を達成するための5つのポイント

スピードアップデート(Speed Update):2018年7月

スピードアップデートによって、モバイルページにおけるページスピードが検索結果の表示順位に影響することになりました。

ページスピードが遅いと、ユーザーの離脱率が高くなってしまいます。Googleは良好なページスピードの基準を明らかにしていないものの、ユーザーファーストを掲げ、かねてからページスピードを評価指標として重視しています。

とはいえ、コンテンツの中身が伴わずにスピードだけ早いサイトが評価されるわけではないので、注意しましょう。

参考:
Using site speed in web search ranking(Google Search Central Blog)
ページ表示速度のSEOへの影響は?サイトの表示速度改善のメリット

BERTアップデート(BERT Update):2019年10月

BERTアップデートによって、アルゴリズムは検索キーワードの文脈や細かなニュアンスを理解できるようになりました。

BERT(Bidirectional Encoder Representations from Transformers)は、人工知能を活用して自然な言語処理を可能にした技術です。

単なる検索キーワードの組み合わせでは出力できなかった「ユーザーが本当に調べたかったこと」を、文脈やニュアンスから読み取り、ユーザーのニーズにより適合した検索結果の出力が可能になりました。

さらに、2019年11月のアップデートではローカル検索においてもニューラルマッチングが導入されました。ニューラルマッチングとは、ユーザーの意図を柔軟に汲み取る技術でBERTもこれに含まれます。

ニューラルマッチングによって、ユーザーが入力した検索キーワードの意図を理解し、入力されていないキーワードによって表示されるページをも出力できるようになったのです。

参考:Understanding searches better than ever before(Google The Keyword)

ページエクスペリエンスアップデート:2021年6月

ページエクスペリエンスアップデートによって、ユーザー体験(ユーザーエクスペリエンス/UX)もウェブサイトの評価基準となりました。

具体的には、ユーザーがウェブページで行った操作に対する反応速度(FID)やレイアウトの安定性(CLS)、コンテンツの読み込み時間(LCP)といったCore Web Vitalsが評価指標として追加されたのです。

ただし、現状では検索結果の表示順位への影響は軽微で、引き続きコンテンツ内容の評価がポイントになります。

参考:
ページエクスペリエンスの更新に対応するための期間、ツール、詳細情報(Google 検索セントラルブログ)
FIDを改善して自社サイトのパフォーマンスを高めよう!計測から改善まで解説
CLSを改善してより良いユーザー体験を!CLSの計測から改善方法までを解説
LCP改善で快適なWebサイトを実現!問題点や改善方法を解説

スパムアップデート:2021年6月・11月

スパムアップデートは2021年、数回にわたって実施されました。

Googleは、悪質なウェブサイトに対策をされないように、どのようなアップデートを行ったのか明らかにしていません。

しかし、クオリティの低いコンテンツを発信していたり、不自然な外部リンクが見られたりといった「ユーザーにとって有益ではないスパムサイト」が全般的に対象になっていると推測されます。

参考:
2020年のGoogleの検索スパム対策(Google 検索セントラルブログ)
2021年のGoogleの検索スパム対策(Google 検索セントラルブログ)

パソコン検索でのページエクスペリエンスアップデート:2022年2月

2022年2月から3月にかけて、パソコンでの検索でもページエクスペリエンスアップデートが適用されるようになりました。

モバイルと同じくCore Web Vitalsが評価指標として導入されたほか、httpsに対応しているかどうかも評価基準です。

また、不正なウェブサイトやマルウェアに感染したウェブサイトへのアクセス時に警告するセーフブラウジングに対応しているかどうかや、ポップアップを展開するインタースティシャル広告の有無といった要素も評価指標となっています。

参考:
パソコン向けページエクスペリエンスによるランキングの導入スケジュール(Google 検索セントラルブログ)
インタースティシャル広告の導入における禁止事項(Google AdMob ヘルプ)

ヘルプフルコンテンツアップデート(August 2022 helpful content update):2022年08月

ヘルプフルコンテンツアップデートは、「人のために作られた役に立つ独自性の高いコンテンツを見つけやすくする」取り組みで、英語の検索結果を対象に実施されました。

導入後の評価は、ランク付けするためのシグナルのひとつとして考慮されます。ユーザーに有用でないページはもちろん、そうしたコンテンツを比較的多く含むサイトと判断されれば、サイト自体の順位が下がるものです。

このコアアップデートの背景には、検索結果での上位表示のみを意識した「ユーザー目線不在のコンテンツ」や「自動化されて作られたコンテンツ」の増加などによる、検索結果の品質の低下防止が考えられます。日本語での導入はまだですが、将来的には英語圏以外での検索結果にも適用されるとのことです。

参考:Google のヘルプフル コンテンツ アップデートについてクリエイターが知っておくべきこと(Google 検索セントラルブログ)

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ユーザーファーストを心がければアルゴリズムアップデートも怖くない

Googleは、ここ10年で多数の大規模なアルゴリズムアップデートを行ってきました。

Googleは数々のアルゴリズムアップデートを通じて検索順位に影響を及ぼし、インターネットを支配しているように感じるウェブサイト管理者もいるかもしれません。しかし、Googleの意図はインターネットの支配ではありません。

Googleが頻繁にアルゴリズムをアップデートするのは、ユーザーにとって有益で満足度の高い検索体験を提供したいからで、そのためにあらゆるウェブサイトを適正に評価しようとしているのです。

ですから、SEOとは、常にユーザーファーストなWebサイトを作り続けることで、Webサイトを運営する側もGoogleの理念を共有・協力していくことだと考えるとよいでしょう。

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2007年に創業し、約15年間で累計2,000社以上の会社にマーケティング支援を行う。また、会社としても様々な本を出版しており、業界へのノウハウ浸透に貢献している。(実績・事例はこちら

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