Googleからウェブマスターツール経由で「手動ペナルティでの処置を変更したよ」のような珍しい通知が来た
※本記事は、2013年公開当時の情報を基にした記事です。
普段あまりこういう時事ネタは書かないんですが、本日Googleからなんだか興味深い、新しい対応(のような気がする)通知を受け取りましたのでこちらに書いておこうと思います。
http://******* の再審査リクエストを処理しました2013年7月21日
http://******* のウェブマスター様から再審査リクエストを受け取りました。貴サイトはこれまで、Google の品質に関するガイドラインに違反しているとの判断に基づき、Google が対策を適用していました。今回、お送りいただいた再審査リクエストを検討した結果、この対策を変更いたしました。これによるサイトの状態の変更が、Google 検索結果に反映されるには、時間がかかることがあります。
なお、サイトの一部またはサイトへのリンクが現在も品質に関するガイドラインに違反しています。品質に関するガイドラインへの違反がサイトにないことを確認したうえ、Google 検索結果に表示するためのサイトの再審査をリクエストしてください。
他にご不明な点がある場合は、ウェブマスター ヘルプフォーラムをご利用ください。
文面はいつもと同じテイストなのですが、これまでの通知と内容が大きく異なる点としては
お送りいただいた再審査リクエストを検討した結果、この対策を変更いたしました。
なお、サイトの一部またはサイトへのリンクが現在も品質に関するガイドラインに違反しています。
の部分ですね。再審査リクエストによって、ペナルティで課せられていた処置が変更されたが、未だにガイドライン違反は解消されないためペナルティの根本的な解除はされない、という内容のようです。
これまではウェブマスターツール上で受け取る通知としては大きくは「処置を取り消しました」という解除通知か、「ガイドラインに違反しています」という差し戻し、しかなかったと思いますが、今回は「処置を変更したよ」です。この通知を受け取った事例を他に見ていませんのでだからどうこう、ということは言えないわけですが、何と言いますかGoogleも色々試行錯誤しているんだろうなということは伺えます。
少なくとも今回の通知を素直に解釈すれば、「ある程度解消されていることが分かれば、その分だけレベルは緩和してあげるよ」というメッセージと前向きに受け取れないこともありません。もちろん、今まで内部的には普通に行なっていた対応を、ご親切にアウトプットしてくれるようになった、というだけかもしれませんけれども。
個人的にはあんまりこういうのにイチイチ何かを期待することはないのですが、引き続き何か新しいものがあればお知らせします。
ナイル株式会社 土居
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