【裏技も紹介】ホワイトペーパー外注のコツと依頼時に知っておくべきポイントまとめ
ホワイトペーパーを作りたいが、忙しくて制作する時間がなかったり、成果につながるものを制作するのが難しいと感じたりする方も多いため、外注を考える方もいらっしゃるかと思います。
そこでこの記事では、ホワイトペーパーを外注する際に知っておくべきポイントを解説します。
これから外注の依頼をご検討している方は、ぜひご一読ください。
なおナイルでも、ホワイトペーパーの制作サービスを行なっております。ウェブマーケティングに強い弊社だからこそ、成果につながる質の高いホワイトペーパーの制作が可能です。
ホワイトペーパーの外注をご検討の方は、お気軽にナイルへご相談ください!
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目次
ホワイトペーパーの外注費用の相場は?
ホワイトペーパーの制作を外注すると、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。
弊社が2022年8月に、ホワイトペーパーを提供している会社4社を確認したところ、おおよその費用は下記のとおりでした。
ホワイトペーパーの外注費用相場 |
|
A社 |
20万円〜 |
B社 |
23万円〜 |
C社 |
20万円〜40万円 |
D社 |
25万円〜 |
ホワイトペーパーの作成を完全に外注する場合は、約20万円〜25万円が妥当な相場かと思います。ただし、依頼する内容やページ数によって高くなったり安くなったりするため、依頼する際は上記の内容を参考に、詳しい見積もりを取るのがおすすめです。
ホワイトペーパーの外注で依頼できる5つのこと
外注を利用するにあたって、どこまでの範囲を依頼するかは外注先や依頼者の状況によってさまざまです。
一般的に作成代行でできることは、以下のようなものになります。
【できること1】ターゲティング
もっとも大切といっても過言ではないのが、ターゲットとなるユーザーを絞ることです。
ホワイトペーパーでは、ダイレクトに自社の商品やサービスの資料を提供するのではなく、ターゲット層に有益となる情報を提供することから始めます。
そのためには、自社製品やサービスで課題解決が期待できる潜在顧客層をリサーチし、的確にターゲティングすることが重要です。
中長期的なニーズを持つ潜在顧客へのアプローチとなるため、競合業者の調査やターゲット層の課題を分析する力が必要となるでしょう。外注業者では、こうしたことを踏まえ、どのようなユーザーにアプローチするべきかを見極めます。
【できること2】効果的なコンテンツの提案
競合やターゲット層への十分なヒアリングやリサーチにより、どのようなホワイトペーパーが求められているかを見定めながら計画します。
ターゲットとなる潜在顧客に対し効果的にパフォーマンスを発揮するには、市場調査レポートや最新技術の紹介、ノウハウ系、用語集、事例集など、適した種類の資料や構成を検討した上で最適なものが提案されます。
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【できること3】資料の作成
ホワイトペーパーの外注を利用する場合、実際の資料作成は外注先が担当することになります。
ターゲットとなるユーザーを惹きつけ、課題解決に訴求する資料を作成する必要があります。そのために内容はもちろんのこと、デザインも重要なポイントです。
【できること4】提供チャネルやフォームの最適化
自社サイトを訪問したユーザーだけでなく、より多くのユーザーに認知されなければ潜在層にはアプローチできません。
ホワイトペーパーの外注業者では、SNSや外部サイトなどのチャネルを見極め、より多くのユーザーに認知される施策を行います。
また、ホワイトペーパーをダウンロードする際に、入力項目が多くて面倒だったりエラーが頻発したりすると、ユーザーがストレスを感じ離脱してしまうことも懸念されます。
その点、外注業者に任せれば、ユーザーに負担のかからない最適なフォームを提案してもらえるでしょう。
【できること5】ダウンロード後のフォローシナリオ設計
業者によっては、資料がダウンロードされた後の営業戦略まで含めた一連のプロセスの提案を受けられる場合があります。
ダウンロードしたターゲットに対するフォロー方法など、ホワイトペーパー作成前の段階から営業戦略をセットで考えることはとても重要です。
ホワイトペーパーは、あくまで入り口です。ユーザーがダウンロードをしてからのフォローが受注などの成果につながるので、潜在顧客を顕在化するためには、その後のフォローについても考えておく必要があります。
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ホワイトペーパーの外注業者の選び方4つ
実際にホワイトペーパーを外注する場合は、以下4つの点から選ぶことがおすすめです。
それぞれ詳しく紹介します。
【選び方1】目的に合わせて選ぶ
まずは、ホワイトペーパーによって何を獲得したいのか、その目的を明確にしてみましょう。
認知拡大・リード獲得したい場合は、SEOに強い「広告代理店」や「コンサルティング会社」がナーチャリング(顧客育成)なども含めたホワイトペーパーを作成します。計画から制作、評価、改善までのPDCAサイクルに長けた成果を高めたい場合は、「Web制作会社」などがおすすめです。
目的により作成する資料が異なるため、それぞれの分野に得意な業者を選ぶことが重要です。代行業者のウェブサイトを閲覧し過去の事例などを参考にして、自社と類似したクライアント企業への納入実績がある業者を選定するといいでしょう。
【選び方2】費用に合わせて選ぶ
自社でかけられる予算に合わせて、どこに依頼するか検討する選び方です。
ホワイトペーパーの外注にかかる費用は、20万円〜25万円ほどの場合が多いですが、あくまで目安になります。ホワイトペーパーの内容やページ数によっては、安くなったり高くなったりします。
そのため、ホワイトペーパーの内容に合わせて、費用は適正かを確認した上で検討するのがおすすめです。良さそうだと思う外注先の複数社に見積もりを取り、しっかりと比較し検討しましょう。
また、費用が安い点だけで決めてしまうと、成果につながるホワイトペーパーでなかったり、テンプレートのような決まった形式のものだったりして、目的を果たせないケースもあります。
そのため、価格の安さだけできめるのではなく、実績や内容と費用の相場が合っているかを確認した上で、最終決定するのをおすすめします。
【選び方3】依頼範囲に合わせて選ぶ
制作のみを依頼したいという場合は、視覚的な見せ方を得意とする「デザイン会社」を選ぶといいでしょう。
制作から効果測定まで総合的に依頼したい場合は、「広告代理店」や「コンサルティング会社」「Web制作会社」などが適しています。依頼したい範囲に特化した業者を選ぶことでスムーズなやりとりができるでしょう。
【選び方4】実績や制作物で選ぶ
最後は、実績や制作物で選ぶ方法です。
実績や制作物が確認できない外注先では、本当にイメージに合うホワイトペーパーを作ってもらえるのか不安を抱くことになります。
そのため、実績や制作物を事前に確認することが大切です。過去の成果物を見て、自社で制作したいと思っているホワイトペーパーのイメージに合うものを作ってもらえそうか判断しましょう。
ホワイトペーパーを外注する際の注意点6つ
外注することを決めたら、下記の6つのポイントを押さえておくことをおすすめします。
それぞれ確認していきましょう。
【注意点1】依頼する範囲を明確にする
まず考えたいのは、どこまでを依頼するかということです。
企画の段階から介入を求めるのか、自社で作成したホワイトペーパーを見やすいデザインや構成にしてほしいだけなのかは依頼前に明確にしておきましょう。
依頼する範囲によって工数や費用も異なってくるため、外注先の選び方も変わります。どこからどこまでを依頼したいのかを社内で話し合い、あらかじめ明確にしておくとスムーズです。
【注意点2】最終的な目的を明確にする
最終的にホワイトペーパーによって、どこまでの効果を期待するのかも押さえておきたいポイントです。
ダウンロードに誘導しリードを獲得できればOKなのか、効果測定や改善案まで期待するのか、といったホワイトペーパー作成業務の最終的な目的についても、あらかじめ明確にしておくことが大切です。
【注意点3】費用だけを重視しない
外注するにあたって、気になるのが費用です。
依頼範囲が大きくなるほど費用も高額になりますが、だからといって格安業者などは決まったテンプレートに沿って作成するだけというケースもあります。
また、「十分にヒアリングせず効果が得られない」、「外注したのに自社の負担が増える」といったケースも懸念されます。そのため費用面だけで考えず、費用対効果を見極めることが大切です。
【注意点4】制作にかかる時間を確認しておく
ホワイトペーパーに記載する内容に関わることだけでなく、制作にどのくらいの時間がかかるのかも確認しておきましょう。
制作にかかる時間の目安はおおよそ1ヵ月前後で、1ヵ月で企画からヒアリング、制作、納品となる場合が多いです。より短期間で納品してもらいたい場合は、どのくらいの期間で納品できるか確認しておくのがおすすめです。
また、制作にかかる時間を確認しておかないと、思ったよりも配信までに時間がかかってしまうこともあります。必要なタイミングに間に合わなくなる可能性もあるため、しっかりと確認しておきましょう。
ホワイトペーパー制作はこちらの動画も参考にしてください!
【注意点5】業務理解につながる共有を積極的に行う
ホワイトペーパーを作成する場合、業務理解につながる共有は積極的に行うことをおすすめします。
ホワイトペーパー制作のプロとはいえ、自社の業務に関して詳しいわけではありません。そのため情報共有を怠ると内容が薄いものになってしまったり、サービスや会社の魅力が伝わらなかったりしてしまうため注意が必要です。
スムーズにホワイトペーパーを作成してもらうためにも、外注先に盛り込む内容や業務・業界の知識などを積極的に共有するのがおすすめです。
例えば、自社サービスを紹介するホワイトペーパーを作成してもらうときは、下記のことが必要になるため事前にわかりやすく伝えておくといいでしょう。
【スムーズにホワイトペーパーを作成してもらうための共有事項】
- どんな人がターゲットなのか
- ターゲットの人は何に悩んでいるのか
- どんなサービスでターゲットの悩みを解決するのか
- 他社とは違う自社の強みはどこなのか
- 導入することでどういった実績が出たのか
このように、作成してもらうホワイトペーパーの内容に合わせて、事前に情報共有することが重要になります。
また、質の高いホワイトペーパーを作成してもらうためには、事前にイメージが伝わるようすでに作成済みホワイトペーパーの共有など具体的なイメージを伝え、しっかりとすり合わせておきましょう。
【注意点6】修正にも対応してくれるか確認しておく
ホワイトペーパーの質が高かったとしても、内容に関して修正を依頼するケースはゼロではありません。
そのため、修正が入る可能性を考慮して「修正に対応してもらえるか」を確認しておくことがおすすめです。
外注先によっては、修正は別料金となっているケースもあります。ホワイトペーパー制作の予算やリリースタイミングに関わる部分も多いため、下記のことを事前に確認しておくとよいでしょう。
【ホワイトペーパー制作の修正についての確認事項】
- 納品後の修正対応はしてもらえるか
- 修正回数は何回まで無料か、何回目から追加料金がかかるか
- 修正にかかる日数の目安はどの程度か
裏技?安くホワイトペーパーを外注する方法
「ホワイトペーパーは作成したいけれど、費用をあまりかけることができない」という人も多いはずです。
そういう方へ向けて、最後になるべく安くホワイトペーパーを作成する方法を紹介します。
【裏技1】すでにある記事コンテンツをホワイトペーパー化する
ホワイトペーパー作成で、一番時間がかかるのが内容の検討です。
しかし、すでに公開している記事をホワイトペーパー化すれば、その時間をかなり短縮できるほか、資料作成等をサポートしてくれる会社に外注することで、費用も押さえることができます。
「記事の内容とまったく同じでいいのか」と、疑問に感じる人もいるかもしれません。記事をホワイトペーパー仕様にして、チーム内で共有したり後でゆっくり読み返したりなどの別のニーズもあるのです。
どうしても気になる場合は、「過去に作成して自信があったのに、あまり読まれなかった記事」をホワイトペーパー化する方法もあります。今までよりも多くの人の目にふれることになり、ホワイトペーパー化する意味を感じられるかもしれません。
【裏技2】社内研修用資料などを調整する
会社のGoogleドライブなどを漁ってみると、1回きりの勉強会のために相当な時間を費やした資料が結構眠っているものです。
そういった資料を、外部展開できるように調整するのが裏技の2つ目です。
調整する際の注意点としては、下記の事項を確認するとよいでしょう。
【社内研修資料をホワイトペーパー化するときの注意事項】
- 社外秘情報が載っていないか?
- 他社の人がわからない社内用語などはないか?
- 著作権に反する部分はないか?
上記くらいであれば、基本的には自分でも対応できると思います。文章に不安がある場合はフリーの編集者さん、デザインに不安がある場合は資料作成サポートサービスなどを活用するとよいでしょう。
【裏技3】部分的に外注する
裏技1と2は、もとになる資料がある前提で話を進めましたが、完全に新規でホワイトペーパーを作成するときもあるはずです。
そんなときには、自分ががんばらないといけないところ以外は外注するというのもひとつの手です。例えば、「内容だけ自分で考えて、その内容に沿ってホワイトペーパーを作成してもらう」、または「編集者にヒアリングを依頼し、その内容をホワイトペーパーにしてもらう」などです。
全部丸投げするよりも、自社での経験談なども加わるため、より良い内容になることも期待できるでしょう。また、確認工数が少し減る分、完成までの時間短縮にもなります。
ホワイトペーパーの制作はうまく外注業者を活用しよう!
ホワイトペーパーを外注するには、あらかじめ依頼する範囲や目的、最終的にホワイトペーパーによる効果をどこまで求めるのか、といったことを明確にするのが成功のカギです。
これらを踏まえておけば、業者選びや作成依頼をスムーズに進められます。また、ホワイトペーパーは制作した後の過程も非常に重要になります。制作にかかったコストの回収や顧客を増やし売り上げにつなげるためにも、制作後は社内に共有したり、実際に掲載したりするなどしっかりと活用していきましょう。
なお、成果につながるホワイトペーパーの制作を依頼したい場合は、ウェブマーケティング全般に強い、弊社ナイルがおすすめです。
ナイルでは、ホワイトペーパーの制作だけでなく、メディア運用の相談や運用支援なども行なっております。ホワイトペーパーの制作とウェブメディアでのお悩みがある方もぜひ、無料相談よりお問い合わせください。
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