noindexとcanonicalの併用に関して
こんにちは!ナイル株式会社の青木です。
引き続きコアアップデート展開中ですが、本日は「noindexとcanonicalの併用」に関する考え方など3つのニュースをお届けします!
※トピックは初級者~中級者くらいの方向けを想定して紹介します。
なお、本企画は取り上げるページを実際に読んでいただくことを想定しております。簡単なひとことコメントとお役立ち度(収集部隊の主観です)を参考に、該当ページを読んでみてください。
本日のSEOニュース
目次
①noindexとcanonicalの併用に関して
記事紹介:When To Use Rel Canonical Or Noindex ...Or Both
(Search Engine Journal)
お役立ち度:★★★★☆
ナイルのひとこと
まとめると以下のようになります。
前提
noindex…検索結果に表示させないという指示。
canonical…検索結果に表示させるURLの提案(ヒント)。
議論1「重複ページの処理などどちらを使えばいいか?」
検索結果に一切出したくない時はnoindex。
個別のページが表示されてもある程度は構わないが、評価を統合したい時などはcanonical。
議論2「併用できるの?」
併用もできます。
例えば、外部リンクがこのページを指している場合、noindexとrel canonicalの両方を使用することで、このページをインデックスさせたくないが、別のページも指定しているということを把握するのに役立ちます。いくつかのシグナルを転送することができるのです。
上記の「前提」を正しく理解すれば、どういった場面でどちらを使えばいいかわかりやすくなるはずです。
②インデックスしてもらう時代から、インデックスさせる時代へ
記事紹介:Why Getting Indexed by Google is so Difficult
(Moz)
お役立ち度:★★★★☆
ナイルのひとこと
「インデックスされにくくなった」は今年の下半期のメイントピックの1つですが、実際にインデックスされにくくなるケースが目立ってきました。
検出、クロール、レンダリング、インデックスという検索エンジンのインデックスのプロセスを意識しながら、「検索エンジンがわざわざインデックスするようなページなのか?」ということを自問自答する必要があるように考えられます。
インデックスに課題があるという方は、
- そもそも検索エンジンがインデックス対象のURLを見つけられているか?(検出)
- そのページをクロールできるか?意図していないクロールブロックやステータスコードが返却されていないか?(クロール)
- インデックスしてもしなくてもどちらでもいいようなページにばかりクローラーが訪れていないか?(クロール)
- 検索エンジンがそのページを、ブラウザで見るように表示できているか?(レンダリング)
- その上で、そのページがWeb全体でインデックスされるような、何らかの独自の情報などの価値を有しているか?(インデックス、ランキング)
など、フェーズに分けて、問題点を明確にし、対処してみて下さい。
③コアアップデート(November 2021 Core Update)に関するニュースまとめ
お役立ち度:★★★★★
ナイルのひとこと
引き続き展開中のNovember 2021 Core Updateですが、こちらに関するニュースを集めました。
順位変動に関して SEMRUSH-順位変動
→公開直後の18、19日の変動が一番大きいものの、その後も変動は続き、24日に再度順位変動が大きくなる。
公開に関するニュース
Google Launching November 2021 Broad Core Algorithm Update
Google November 2021 Core Update rolling out today
Google November 2021 Core Update Rolling Out Later Today
コアアップデートの初動考察記事
Google’s November 2021 core update hit fast and hard; here is what the data providers saw
→23日時点でのニュースです。特筆すべきは公開後すぐに大きな変動がはじまり、その後順位変動が落ち着くまでの日にちも少なかった点。変動としても7月のコアアップデートよりも大きい。というトピックです。
Google Core Update November 2021: erste Daten und Analysen
→順位が入れ替わったサイトを比較し、著者情報を明記している点と、冒頭に設置した「最も重要なことの概要」の有無の違いを挙げている。すべてで当てはまらない可能性はあるが、YMYLカテゴリなどではコアアップデート後の施策として参考にできそうです。
最後に
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