noindexとcanonicalの併用に関して

更新日:
SEO
noindexとcanonicalの併用に関して

こんにちは!ナイル株式会社の青木です。

引き続きコアアップデート展開中ですが、本日は「noindexとcanonicalの併用」に関する考え方など3つのニュースをお届けします!

※トピックは初級者~中級者くらいの方向けを想定して紹介します。

なお、本企画は取り上げるページを実際に読んでいただくことを想定しております。簡単なひとことコメントとお役立ち度(収集部隊の主観です)を参考に、該当ページを読んでみてください。

最新のSEOについて知りたい方はこちら

前回のニュース(2021年11月18日収集分)はこちらから

次回のニュース(2021年12月6日収集分)はこちらから

本日のSEOニュース

①noindexとcanonicalの併用に関して

記事紹介:When To Use Rel Canonical Or Noindex ...Or Both
(Search Engine Journal)

お役立ち度:★★★★☆

ナイルのひとこと
まとめると以下のようになります。

前提
noindex…検索結果に表示させないという指示。
canonical…検索結果に表示させるURLの提案(ヒント)。

議論1「重複ページの処理などどちらを使えばいいか?」
検索結果に一切出したくない時はnoindex。
個別のページが表示されてもある程度は構わないが、評価を統合したい時などはcanonical。

議論2「併用できるの?」
併用もできます。
例えば、外部リンクがこのページを指している場合、noindexとrel canonicalの両方を使用することで、このページをインデックスさせたくないが、別のページも指定しているということを把握するのに役立ちます。いくつかのシグナルを転送することができるのです。

上記の「前提」を正しく理解すれば、どういった場面でどちらを使えばいいかわかりやすくなるはずです。

②インデックスしてもらう時代から、インデックスさせる時代へ

記事紹介:Why Getting Indexed by Google is so Difficult
(Moz)

お役立ち度:★★★★☆

ナイルのひとこと
「インデックスされにくくなった」は今年の下半期のメイントピックの1つですが、実際にインデックスされにくくなるケースが目立ってきました。

検出、クロール、レンダリング、インデックスという検索エンジンのインデックスのプロセスを意識しながら、「検索エンジンがわざわざインデックスするようなページなのか?」ということを自問自答する必要があるように考えられます。

インデックスに課題があるという方は、

  • そもそも検索エンジンがインデックス対象のURLを見つけられているか?(検出)
  • そのページをクロールできるか?意図していないクロールブロックやステータスコードが返却されていないか?(クロール)
  • インデックスしてもしなくてもどちらでもいいようなページにばかりクローラーが訪れていないか?(クロール)
  • 検索エンジンがそのページを、ブラウザで見るように表示できているか?(レンダリング)
  • その上で、そのページがWeb全体でインデックスされるような、何らかの独自の情報などの価値を有しているか?(インデックス、ランキング)

など、フェーズに分けて、問題点を明確にし、対処してみて下さい。

③コアアップデート(November 2021 Core Update)に関するニュースまとめ

お役立ち度:★★★★★

ナイルのひとこと
引き続き展開中のNovember 2021 Core Updateですが、こちらに関するニュースを集めました。

順位変動に関して SEMRUSH-順位変動

SEMRUSH-順位変動
→公開直後の18、19日の変動が一番大きいものの、その後も変動は続き、24日に再度順位変動が大きくなる。

公開に関するニュース
Google Launching November 2021 Broad Core Algorithm Update

Google November 2021 Core Update rolling out today

Google November 2021 Core Update Rolling Out Later Today

コアアップデートの初動考察記事
Google’s November 2021 core update hit fast and hard; here is what the data providers saw
→23日時点でのニュースです。特筆すべきは公開後すぐに大きな変動がはじまり、その後順位変動が落ち着くまでの日にちも少なかった点。変動としても7月のコアアップデートよりも大きい。というトピックです。

Google Core Update November 2021: erste Daten und Analysen
→順位が入れ替わったサイトを比較し、著者情報を明記している点と、冒頭に設置した「最も重要なことの概要」の有無の違いを挙げている。すべてで当てはまらない可能性はあるが、YMYLカテゴリなどではコアアップデート後の施策として参考にできそうです。

最後に

みなさまのSEO施策にお役に立てるように、今後もSEOニュースまとめを平日数回更新する予定です。

また、SEO情報やセミナー情報などを配信しているメールマガジンもご用意しておりますので、よろしければご登録ください。

※もしSEOでお困りであれば、こちらのお問い合わせからお気軽にご相談ください!

前回のニュース(2021年11月18日収集分)はこちらから

次回のニュース(2021年12月6日収集分)はこちらから

また、ナイルではSEO内製化にも役立つ、「お役立ち資料」を公開しております。

今後も種類を増やしていきますので、よろしければご覧になって下さい。

集客・コンバージョン数を増やしたい方へ

ナイルのSEOコンサルティングは流入数の改善はもちろん、売上に貢献するコンバージョンも増やします。予算未定でも構いません。ぜひお気軽にご相談下さい!

サービス紹介をダウンロードする

ナイルに無料相談する

PIVOTにもスポンサード出演しました!

PIVOTにもスポンサード出演しました!
チャンネル登録者数が100万人を超えるYoutubeチャンネルPIVOTにスポンサード出演しました!
動画内では、マーケティング組織立ち上げのための新しい手段についてお話しています。
マーケティング組織に課題がある方はぜひご覧下さい。
動画を見る

関連記事

本日のSEOニュース(2021年4月13日収集分)

最近ソフト404が急に増えたサイトは、検索エンジンの不具合が影響しているかも

本日のSEOニュース(2021年5月11日収集分)

2021ゴールデンウィーク期間のSEOニュース

本日のSEOニュース(2021年2月24日収集分)

GoogleはJavaScriptのリダイレクトを処理できるが、他の検索エンジンではできない可能性がある

新着記事

検索ボリューム_アイキャッチ

検索ボリュームはどう調べる?調査ツールやキーワード選定方法を解説

サイト内検索_アイキャッチ

サイト内検索とは?やり方や導入方法・メリットをわかりやすく解説

SEMとは_アイキャッチ

SEMとは?SEOとリスティング広告の違いなどを、事例を交えて解説

サイト内検索

目次に戻る

もっと効果的な集客施策
してみませんか?

Web戦略の情報を
定期的に受け取りたい方

取材・メディア掲載に関するお問い合わせは、こちらからお問い合わせください。