インデックスされているのに「クロール済み-インデックス未登録」の対応に関して
こんにちは!ナイル株式会社の青木です。
本日は「クロール済み-インデックス未登録」に関するニュースなどの3つをお届けします!
※トピックは初級者~中級者くらいの方向けを想定して紹介します。
なお、本企画は取り上げるページを実際に読んでいただくことを想定しております。簡単なひとことコメントとお役立ち度(収集部隊の主観です)を参考に、該当ページを読んでみてください。
本日のSEOニュース
目次
①「クロール済み-インデックス未登録」だが、URL検査をすると「URL は Google に登録されています」と表示される場合の考え方
A few Google Search Console users reported that they saw URLs in the Index Coverage report marked as "Crawled - currently not indexed" that, when inspected with the URL Inspection tool, were listed as "Submitted and indexed" or some other status. (1/4)
— Google Search Central (@googlesearchc) October 11, 2021
お役立ち度:★★★★★
ナイルのひとこと
以前のニュースで「インデックスされているURLが[クロール済み – インデックス未登録]になるケースが増加中」というニュースを紹介しましたが、それに関してGoogle公式から考え方のアナウンスがありました。
簡単にまとめると、インデックスカバレッジで「クロール済み-インデックス未登録」と表示されていても、URL検査ツールで検査するとインデックスされていると表示される場合、URL検査の方を信頼できるものと見るべし。という内容です。
これはURL検査の方がリアルタイムに確認が走るためです。
どっちが結局正しいの?と不安な方もいたのではと思いますが、URL検査の表示内容を参考にしてください。
②コアウェブバイタルの順位への影響が明らかに
記事紹介:Core Web Vitals is a ranking factor
(SISTRIX)
お役立ち度:★★★★☆
ナイルのひとこと
6月に公開され、8月の中旬にロールアウトが完了したコアウェブバイタル(CWV)を含めたページエクスペリエンスアップデートの、順位への影響がSISTRIX社の調査によって明らかになりました。
これまでは影響範囲の特定が非常に難しく、ほとんど影響はないのでは?とされてきましたが、値の良いサイトはわずかに順位が高くなり、値の悪いサイトは順位の下落が目立ったとのことです。
ページエクスペリエンスアップデートの対象となる、コアウェブバイタルやSSL化などは、例え順位に影響はなくとも、ユーザーのサイト利用を考えると、確実に対応しておきたい項目です。
これまでに対応できなかった!という方は、このデータなどを参考に再度施策の検討を行ってみてください。
③AMP、モバイルフレンドリーテスト、リッチリザルトテストツールの仕様変更
記事紹介:Aligning Search Console testing tools and the URL Inspection tool
(検索セントラル | Google Developers)
お役立ち度:★★★☆☆
ナイルのひとこと
これまでの機能に加え、
・クロールに関する情報
・HTTPヘッダー情報
・ページのレンダリング結果のスクリーンショット
を表示するようになりました。
基本的にこれまでと同じ使い方で問題ありません。AMPに関してはAMPテスト。構造化データやリッチリザルトに関しては、リッチリザルトテストといった具合です。
色々なデータが見られるようになったのは歓迎ですが、仕様変更後から結果表示までに時間がかかるようになってしまったのが残念です。
最後に
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