サイトリニューアルの企画書はどう作る?説得力のある内容にする方法
サイトリニューアルでは、大きな予算の獲得が欠かせません。そのため、いかにして上長や社内の理解を得られるかで頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。そこで必要になってくるのが、サイトリニューアルの意義を相手に伝え、予算を引き出す材料となるサイトリニューアルの企画書です。
ここでは、サイトリニューアルの企画書の作り方について、詳しく解説します。
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目次
サイトリニューアルの企画書に必要な要素
まずは、サイトリニューアルの企画書に絶対に入れるべき要素について確認していきます。サイトリニューアルの内容や規模は会社によって千差万別ですが、企画書として最低限必要な要素に大きな違いはないため、しっかりと把握しておきましょう。
サイトリニューアルの概要
おすすめしたいのが、冒頭に企画書全体のサマリーをまとめた概要ページを入れることです。サイトリニューアルの意義を伝えるべき相手は、必ずしも企画書全体をじっくり読んでくれるとは限りません。またプレゼンをする際でも、導入として全体概要を説明しないままでは、相手に聞く姿勢をとってもらいにくくなります。一目見ただけでおおよその内容が理解できる概要ページを、用意しておきましょう。
サイトリニューアルの目的
次に、サイトリニューアルの目的を記載します。ここで大切なのが、「目的」と「手段」を混同しないことです。例えば「デザインが古いので新しくしたい」「操作性が悪いのでシステムを見直したい」というのは手段であり、目的ではありません。「PV数を向上させて問い合わせ件数を増やしたい」「資料請求を増やすことで売上を増加させたい」といったことが目的であり、その手段としてデザインやシステムの刷新が必要となるのです。
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サイトの課題や問題点
目的と併せて、なぜ現状のサイトではそれが達成できていないのか、課題や問題点となっている部分についてもしっかり説明するようにしましょう。課題を明確にすることで、サイトリニューアルの必要性を強力にアピールすることができるため、説得材料としてよりよいものになります。自身が感じている課題や、社内メンバーから寄せられた課題、数値上の課題など、複数の目線から課題を挙げるようにするのも効果的です。
リニューアルによって期待される効果
リニューアルによって期待される効果も、企画書では重要な要素となります。リニューアル後の効果や目標については必ず数値で示すようにし、実行する意義をしっかりと伝えることを心がけてください。経営層は、コストに見合う効果があるのかを特に重視する傾向がありますので、熱い思いだけではなく、具体的なメリットを提示します。
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リニューアルに必要な予算・スケジュール
リニューアルに必要な予算やスケジュールといったコストについて、記載するようにしましょう。いくら高い効果が期待できるリニューアルであっても、そのために必要な予算やスケジュールが膨大であれば、投資金額の回収に時間がかかってしまうため、GOサインを出しにくくなってしまいます。
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制作会社の見積書や提案書
制作会社などからすでに見積書や提案書をもらっている場合は、その内容についても企画書に記載するようにします。複数社から見積もりを取っている場合は、それぞれの特徴やメリットを一覧にまとめるようにすれば、よりわかりやすい企画書となるでしょう。
サイトリニューアルの注意点を解説!企画書作りにお役立てください!
サイトリニューアルの企画書作成時に気をつけるポイント
企画書の作成時には、上記で説明した要素を網羅するだけでなく、1ページ1ページの中身にも気を配らなければなりません。ここからは、企画書作成時に気をつけるポイントについて見ていきます。
端的にわかりやすい言葉で伝える
サイトリニューアル時は、やりたいことや伝えたいことが多くあるはずですが、だからといって内容を盛り込みすぎてしまうと、わかりにくく読む気もしない企画書になってしまいます。「ワンスライド・ワンメッセージ」を心がけ、1ページ内に載せる内容は可能な限り絞るようにしましょう。
また、この企画書を読む相手が必ずしも自身と同じ知識を持っているとは限りません。そのため、専門用語などは使わず、誰が読んでも意味が理解できる言葉で説明することが大切です。
数字を用いて具体的な目標や効果を示す
目標や効果、課題については、できるだけ数字を用いて語るようにし、具体性を出すようにしましょう。そうしなければ、何のためにリニューアルをするのかや、リニューアルによってどうなるのかがわかりにくく、説得力の低い企画書になってしまいます。
メリットの伝え方を工夫する
企画書を読む人に、サイトリニューアルのメリットを感じてもらうために、伝え方は工夫しましょう。例えば、「PVが10%増える」となれば、それだけでもリニューアルの効果を理解してもらうことができるでしょう。さらに「PVが10%増えることで、売上も10%伸びる」といったように、より具体的にサイトリニューアルのメリットを伝えていくことが大切です。
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企画書作成はサイトリニューアルの第一歩
サイトリニューアルは、企画書そのものの質が低ければ、いくら現状のサイトに大きな課題を抱えていたとしても、リニューアルを実行に移すのが難しくなる可能性すらあります。ポイントを押さえて、サイトリニューアルの企画書を作成するようにしてください。
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