無料で使える!サイト分析ツールおすすめ7選
サイト分析を行う際には、サイトを取り巻くさまざまなデータを抽出・閲覧できるようになる各種ツールを用いなければなりません。
そこで今回は、サイト分析で役立つ無料ツールをまとめてご紹介します。自社サイトを分析できるものや他サイトを分析するものなど多岐にわたりますので、状況に応じて使い分けながら、サイト運営を成功に導きましょう。
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目次
サイト分析にはツールが必要不可欠
サイト運営において、細かく分析して課題を見つけ出し、それを解決するための施策を打っていくことは非常に重要です。そもそもサイトは、一つひとつ改善を積み上げていくことで、最適化するものです。そこで必要になってくるのが、サイトにまつわるさまざまなデータを抽出することが可能な分析ツールです。
分析ツールを用いて、さまざまなデータを具体的な数値として見ることができるようになれば、サイトが抱える課題も自ずと見えてくることでしょう。
無料で使える!おすすめしたいサイト分析ツール
ここからは、サイト分析において役立つ無料ツールをご紹介していきます。
Google アナリティクス
サイト分析ツールの代表格とも言えるのが、Google アナリティクスです。Google アナリティクスを用いれば、自社サイトにどのぐらいのユーザーが訪れ、そこでどのような行動をしたのかを細かく把握することができるようになります。また各ユーザーの属性や、使っているデバイスなども見ることができるのも魅力の一つと言えるでしょう。サイト分析を行う際には、必ず最初に導入すべき分析ツールです。
なお、最新版のアナリティクスとして「GA4(Google アナリティクス4)」がリリースされています。今後、分析ツールの主流となる可能性が高いので、導入しておくことをおすすめします。
Google Search Console
Google Search Consoleは自社サイトの検索パフォーマンスを確認することができるツールです。Google Search Consoleを用いれば、ユーザーがどんな検索キーワードで自社サイトに流入してきたか、自社サイトが特定の検索キーワードにおいてどれくらい表示されたのか、表示された回数のうちクリック数はどれくらいだったのか、といった情報を調べることができます。
これらの情報があれば、自社サイトが狙うべきキーワードを特定し、よりアクセスを集めやすいコンテンツとなるようにリライトすることも用意になるでしょう。サイト運営において欠かせない、SEOを強力にバックアップしてくれる分析ツールです。
SimilarWeb
サイト分析においては、自社サイトの状況を細かく把握することも大切ですが、その一方で競合サイトがどのような状況になっているかを調査することも、非常に重要な要素となっています。そんな競合サイトの分析をサポートとしてくれるのが、このSimilarWebです。
SimilarWebを使えば、競合サイトのアクセス数や流入元、検索キーワードのボリュームやSNSのシェア数など、自社サイトであればGoogleアナリティクスとGoogle Search Consoleの両方を使って調べなければならないような情報を一気に取得することが可能です。
競合サイトが特定の検索キーワードから多くのアクセスを稼いでいるようであれば、自社サイトでも新たなコンテンツを用意するなどすれば、集客数を伸ばしやすくなるでしょう。
Juicer
Juicerは、自社サイトのアクセスを分析するのに長けたツールです。どのようなユーザーがアクセスしていきているのかを細かく分析することができるので、自社サイトが想定しているターゲットに対し、用意したコンテンツがしっかりとはまっているのかを把握することができるでしょう。
またJuicerならではの機能として、ターゲットとするユーザーと自社サイトが集客できているユーザーが近しいものであるかを判断できる「ペルソナ分析」や、異なる2つのページを比較しより効果性の高い方を選べる「ABテスト機能」などが備わっています。
PageSpeed Insights
PageSpeed Insightsは、サイトの表示速度を調べることができる分析ツールです。URLを入力すれば、自社サイトはもちろん、競合サイトも簡単に調査することが可能です。
サイト運営者にとって、サイトの表示速度は普段あまり意識しないポイントかもしれませんが、人気のサイトを作っていくためには、非常に重要な改善点となります。なぜなら、画像などが多く読み込みが遅いサイトは、閲覧しているユーザーに大きなストレスを与えてしまいます。場合によっては、エラーと勘違いされて離脱されてしまうケースもあるでしょう。そうして直帰率や滞在率が下がってしまえば、検索エンジンからの評価も下がりやすくなってしまい、サイトの検索上位を目指すのが難しくなってしまいます。
User Heat
User Heatは、サイト内でのユーザーの動きを可視化した「ヒートマップ」を作成できる分析ツールです。ヒートマップを見れば、ユーザーがページ内のどこに注目しているのか、どこをクリックしようとしたのか、といった情報を視覚的に判断することができるようになります。
こうした機能は、ページのデザインを改善していく上で、特に効果を発揮してくれるでしょう。本来見てほしかったポイントにユーザーの目が留まっていなかった場合などは、画像を入れたり文字の大きさや色を変えたりといった改善策を練っていきましょう。
FARO REPORT
FARO REPORTは、Google アナリティクスとGoogle Search Consoleを連携させることによって、分析レポートを簡単に作ることができるようになる便利なツールです。サイト運営では、複数のメンバーと情報を共有したり、上長に追加施策や追加予算の打診を行わなければならなかったりするケースもあるでしょう。そんなときに必要となるのがサイトの分析レポートであり、この作成をサポートしてくれるFARO REPORTは、サイト運営者の業務改善に大いに役立ってくれるはずです。
分析結果はしっかりとレポートにまとめよう
分析ツールによって得た各種データは決してそのままにせず、しっかりとまとめてレポートにしておきましょう。サイト分析のレポートを作成しておくことで、課題を明確にしつつ、改善策立案のための材料になっていきます。
また、サイト運営をしていく中では、社内メンバーと情報を共有したり、上長にサイト改善の打診をしたりといった機会も少なくありません。すべての人が自分と同じだけのサイト運営に関する知識を持ち合わせているわけではありませんから、わかりやすいレポートにまとめ上げることによって、周囲を巻き込みながらサイト運営をしていくことを目指してください。
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分析ツールを使いこなしてサイト改善を図ろう
自社サイトの状況を細かく分析し、サイト改善を積み重ねていくことは、サイト運営を成功に導く上でなくてはならない要素です。そしてその作業を強力にサポートしてくれるのが各種分析ツールであり、これらをいかに活用できるかが、今後のサイト運営の成否を大きく左右すると言っても過言ではないでしょう。
なお、ナイルでは、豊富な経験・データに裏付けされたコンサルティング力で、サイト改善の支援が可能です。大きく3つのステップに分けて、対応させていただきます。
- 調査・設計:現状のヒアリングやKPIの設定、ツールの導入などを行う
- 分析:アクセスやヒートマップの分析、ユーザー行動観察などを行う
- 分析・試作の効果検証や定例レポーティング、継続施策の提案などを行う