WordPress初心者でもできるSEOの施策とは?おすすめプラグインも紹介

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WordPress初心者でもできるSEOの施策とは?おすすめプラグインも紹介

WordPressでサイトを作ってみたものの、なかなかアクセスが伸びない…。そんな悩みを持つ人は多くいることでしょう。サイトにユーザーを集めるには、検索エンジンからの流入を伸ばすSEOが欠かせません。

ここでは、WordPressの初心者であっても、すぐに実践できるSEOの施策について解説します。また、SEOに効果的なWordPressのプラグインもご紹介します。

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WordPressのサイトでSEOが必要な理由

WordPressは無料のCMS(コンテンツ管理システム)で、ブログやサイトを簡単に作成することができます。WordPressを用いれば、プログラミングの知識がない初心者でも、サイトの立ち上げから運用までを行うことが可能です。その手軽さから、さまざまなウェブサイトがWordPressを使って運営されています。

WordPress seo 初心者

しかし、「サイトはできたものの、なかなかアクセスが増えない」という声もよく聞かれます。それも当然のことで、WordPressはデフォルトの状態では、SEOが十分とはいえません。そのため、記事投稿時に、SEOを意識して細かい設定を行う必要があるのです。

SEOの前提として押さえておきたいのが、検索エンジンに対して効果がある施策と、ユーザーにとって読みやすくするための施策があるということ。後者は、検索エンジンに効果があるとは限らないのですが、検索エンジンは最終的にはユーザーに有益な情報を評価します。そのため、ユーザーによって読みやすいかどうかを意識してSEOを実施することは、間接的に上位表示につながる可能性があるのです。

SEOは、検索エンジンとユーザー、両方に向き合って施策を実施することを心掛けてください。

WordPressの記事投稿時にやっておくべきSEO対応

WordPressで記事を投稿する際には、流入等を増やすためにできることがいくつかあります。SEOの施策などを中心に、具体的に解説していきましょう。

タイトルを設定する

SEOを意識する場合、「ターゲットとするユーザーは、どんなキーワードで検索するのか」を考えて記事を作ります。このとき決めたキーワードを、記事のタイトルに入れるようにしましょう。

記事のタイトルにキーワードを入れることで、ユーザーが求めている内容だと伝えることができます。ユーザーに向けてだけではなく、タイトルタグを指定することで、検索エンジンにも記事の内容を伝えることが可能です。WordPressでは、「タイトル」に記入したテキストが、タイトルタグに反映されます。

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なお、検索結果に表示されるタイトルは、Googleの場合、全角で30文字程度が表示されます。長文のタイトルをつけると途中で文章が途切れ、「…」と表示されますので注意してください。

ディスクリプションを設定する

WordPressで、ディスクリプションを設定しておくようにしてください。ディスクリプションとは、検索結果で表示されるページの説明文のこと。ディスクリプションは、PCとスマートフォンの両方とも、最大80文字程度表示されます。SEOには関係ないのですが、検索結果でのユーザーのクリック率に影響しますので、記事の内容を的確に伝える文章を書きましょう。

なお、WordPressでディスクリプションを設定するには、「All in One SEO Pack」などのプラグインを利用する必要があります。All in One SEO Packの場合、ページ投稿画面の「メタタグを設定」に、「メタディスクリプション」と記載されています。「メタディスクリプション」の枠内に説明文を書いて、ディスクリプションを設定してください。

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見出しを設定する

WordPressで記事を投稿するとき、見出しはhタグを使って設定するようにしてください。「h1タグは大見出し」「h2は見出し」「h3は小見出し」といったように、見出しh1タグからh6までを適した形で設置していきます。見出しが整理されることで、ユーザーは記事の内容を理解しやすくなるでしょう。

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また、Googleの「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」においても、見出しタグを正しい順序で使用することを推奨しており、hタグを使った見出しの設定は、SEOに良い影響を与えると考えられます。

文章を強調する

WordPressで投稿する記事内に、特に強調したい文章があれば、「strongタグ」を使ってテキストを太字にしましょう。ユーザーが読みやすくなるだけではなく、検索エンジンにもページ内の大事な部分を伝えることにつながります。タグについては、主に「strongタグ」と「bタグ」の2つで、どちらを使えばいいか迷うかもしれませんが、「bタグ」にはテキストを太字にするだけで強調の意味がないため、「strongタグ」がおすすめです。

なお、WordPressでは、ビジュアルモードの場合は「B」ボタン、テキストモードの場合は「b」ボタンで、本文が強調されますが、どちらも「strongタグ」が挿入されます。

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ただ、SEOにおいては、この2つに明確な差はないとされています。Googleのマット・カッツ氏が、2013年にYouTubeにて「SEOの観点でstrongタグとbタグに差はない」と回答しているからです。

内部リンクを設置する

記事同士に関連があった場合、しっかりと内部リンクを設置するようにしましょう。ユーザーのサイト内における回遊を促すだけではなく、内部リンクを集めることで、どの記事が重要なのか、検索エンジンに伝えることにもなります。

内部リンクを設置する際には、記事のURLをそのまま記述するのではなく、アンカーテキストで設置するようにしてください。アンカーテキストとは、言語にURLを埋め込むタイプのリンクのこと。アンカーテキストで設定することにより、検索エンジンが「リンク内容」と「リンク先の情報」が一致していることが判断しやすくなります。

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箇条書きを設置する

WordPressの記事で項目を列挙するときは、箇条書きを使うことでユーザーが内容を把握しやすくなります。

「ulタグ」を使って設定することで、検索エンジンにも箇条書きだと伝えることができます。 また、番号つきの箇条書きにしたい場合は、「olタグ」を使うことで設定することが可能です。内容に合わせて、「ulタグ」「olタグ」を使い分けていきましょう。

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画像を設定する

WordPressで記事を作成するとき、ユーザーに印象づけるために有効なのが、アイキャッチ画像の設定です。記事のクリック率を高めることにつながるため、必ず設定するようにしてください。

また、アイキャッチ画像および記事内画像には、必ず「altタグ」を設定しておきましょう。「altタグ」とは、ウェブ上で表示される画像の意味を説明するテキストを指し、「代替テキスト」とも呼ばれます。「altタグ」を設置することで、画像検索で表示される可能性が高まりますので、細かいところですが手を抜かないようにしましょう。

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パーマリンクを設定する

WordPressの設定項目のひとつに、「パーマリンク」があります。パーマリンクとは、ウェブページごとに設定するURLのこと。パーマリンク自体は、SEOに直接的な影響を及ぼすものではありませんが、ユーザーが混乱しないようなシンプルでわかりやすいURLにしておくことをおすすめします。

WordPressのデフォルトの状態では、パーマリンクは「?p=123」のような形式となりますが、設定により「日付と投稿名」「月と投稿名」「数字ベース」「投稿名」といったパーマリンクにすることが可能です。

ほかにも、パーマリンクは日本語でも設定することはできますが、SNSでシェアされる場合には長い英数字記号文字列に変換されてしまいますので、パーマリンクは「半角英数字」での設定がおすすめです。

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注意したいのが、パーマリンクを軽はずみに変更してしまわないこと。パーマリンクを変えると、変更前のURLが被リンクされていたとしても、ユーザーがアクセスできなくなるため、SEOの効果がなくなってしまいます。内部リンクを調整する必要も出てきますので、パーマリンクは、よほどの理由がない限り変更しないようにしてください。

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SEOに特化したWordPressのプラグイン

WordPressでは、SEOに特化したプラグインを入れることができます。続いては、おすすめのプラグインを2つご紹介しましょう。

All in One SEO Pack

基本的なSEOの施策を設定できるプラグインが、「All in One SEO Pack」です。All in One SEO Packを用いれば、タイトルやディクスリプションが設定できるほか、SNSなどで表示されるOGPの設定、Google アナリティクスとの連携などが可能となります。SEOを考えるならば、最初に導入を検討したいプラグインです。

WebSub

記事を公開したら、すぐにGoogleに知らせてくれるプラグインが「WebSub」です。WebSubを活用すれば、迅速にGoogleに通知してくれるので、検索エンジンにいち早くインデックスされる可能性が高くなります。

WebSubは、以前はPubSubHubbubという名称でした。2017年の情報になりますが、Googleのジョン・ミューラーは、PubSubHubbubをGoogleはサポートしていると公言しています。

現在もサポートしているかは、はっきりしていませんが、WebSubはインストールして有効化するだけで機能するので、導入を考えてもいいでしょう。

上位表示を目指すためにSEOの施策を実施しよう

WordPressの記事投稿においてSEOの施策を実施しておくことで、検索結果の上位表示の可能性を高めることができます。細かい作業になりますが、しっかりと対応していきましょう。

なお、ナイルでは、集客だけではなく成果につなげるためのSEOコンサルティングが可能です。自社でSEOを実施するインハウスSEOの体制構築に関するサポートも可能ですので、ぜひ一度ご相談ください。

編集者情報

ナイル編集部
ナイル編集部

2007年に創業し、約15年間で累計2,000社以上の会社にマーケティング支援を行う。また、会社としても様々な本を出版しており、業界へのノウハウ浸透に貢献している。(実績・事例はこちら

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