【担当者必見】SEO対策は外注すべき?判断の方法や費用相場、外注先の選び方を紹介

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【担当者必見】SEO対策は外注すべき?判断の方法や費用相場、外注先の選び方を紹介

SEOを成功させるためには知識やノウハウが欠かせない上、社内のリソースが必要になります。

このため、「SEOのノウハウがない」「リソースが足りない」などの場合には、外注を検討することも一手です。

そこで本記事では、「SEOの外注を判断する際のポイント」や「外注する内容と相場」「外注先の選び方」などをお伝えしますので、外注を検討する際の参考にしてみてください

なお、ナイルでもSEOのお手伝いをしています。ご興味のある方は、下記からお問い合わせください。

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SEOを外注すると出来ること

SEOを外注することで、検索エンジンからの自然流入を増やすために必要な施策を任せられます。

具体的な施策の例は、下記のとおりです。

  • 戦略設計の立案
  • 自サイトや競合サイトの分析
  • キーワード選定
  • コンテンツ制作
  • 内部対策
  • 外部対策

SEOで成果を上げるためには、自サイトや競合サイトを分析した上で、戦略を立てなければなりません。また、成果につながるキーワードを選定し、検索エンジンに評価されるコンテンツを作成することが効率よく成果を出すうえで重要です。

SEOは取り組むことが多い上、簡単に成果が出るものではありません。そこで、SEOの知見と経験を豊富に持つSEO会社への外注が有効になるわけです。

SEOを外注する際は、どのような施策を外部に依頼するかを決めておきましょう。SEO施策を総合的に任せる場合があれば、戦略設計やコンテンツ制作、内部対策など、一部の施策を依頼するケースもあります。

SEOを外注する内容は、次章で詳しく紹介します。

SEOを外注する際の内容と費用相場

SEOを外注する際の内容と費用の相場を表にまとめました。

SEOを外注する際の内容と費用相場 ※ 2024年4月ナイル調べ
外注する施策の内容 概要 費用の相場
総合型のSEOコンサルティング SEO周りを全体的にサポートしてもらう 約10〜80万円/月額
SEOの戦略設計コンサルティング SEOの戦略を設計してもらう 約10〜100万円/月額
コンテンツSEO対策 自社のサイトで公開するコンテンツを作ってもらう 約5〜30万円/月額
内部SEO対策 検索エンジンに正しく評価されるサイト構造にしてもらう 約10〜50万円/単発
外部SEO対策 被リンクを獲得してもらう 約1〜15万円 ※月額の場合と成果報酬型の場合がある

 

自社にとっての外注すべき内容を明確にするために、それぞれの施策の内容を順番に見ていきましょう。

総合型のSEOコンサルティング

総合型のSEOコンサルティングは、戦略設計からコンテンツ制作まで一貫してサポートするサービスです費用の相場は月額10〜80万円ほどです。

具体的な施策の内容は、下記の表にまとめました。

内容 具体的な施策
戦略設計 ・自社、競合のサイト分析
・キーワード調査
・コンテンツの企画
コンテンツ制作 ・キーワード選定
・レキュレーションの作成
ライティングサポート ・原稿の編集、フィードバック
・SEOライティングの添削

 

総合型のSEOコンサルティングは、自社にSEOの知見がない場合におすすめです。

SEOで成果を出すためには、検索エンジンが評価する仕組みやSEOライティングの方法など、学ぶべき知識が数多くあります。また、日々検索エンジンの評価項目もアップデートされるため、継続的な学習コストがかかります。

そのため、SEOの知見がない状態から始めると、成果を上げるまでに多くの時間を要します。また、誤ったSEOの知識で戦略を練ってしまったり、効果の出ないキーワードを選定しコンテンツを制作してしまうと、かけた労力に対し全く成果が出ないということもあります。

総合型のSEOコンサルティングを依頼するメリットは、自社に知見がなくてもSEO業務全般を頼ることが出来るため、学習コストもかからず最短での目的達成につながる点です。

社内にSEOに関するアセットがない場合は総合型のSEOコンサルティング会社に依頼すると良いでしょう。

SEOの戦略設計コンサルティング

SEOの戦略設計コンサルティングは、サイトを立ち上げる際や、リニューアルする際の調査や分析を任せられるサービスです。費用の相場は月額10〜100万円ほどで、サイトの規模によって大きく変わります。

任せられる具体的な施策は下記のとおりです。

  • 競合調査
  • 自サイト分析
  • キーワード調査
  • サイト全体の構成構築

先ほど紹介した総合型のSEOコンサルティングとの大きな違いは、コンテンツ制作やライティングサポートといった実務は対象外という点です。

特に依頼するシチュエーションとして多いのは、サイト全体の戦略立案やリニューアル時のサイト設計の見直しなど、SEOに取り組む上で根幹的な部分に対し改善したい場合です。

なお、サイトの規模が大きくなるにつれて料金も高くなります。

コンテンツSEO対策

コンテンツSEO対策は、記事作成に関する施策を任せられるサービスです。費用の相場は月額5〜30万円ほどで、依頼する内容やコンテンツの数によって変わります。

依頼できる内容は以下のとおりです。

  • 競合調査
  • キーワード選定
  • 記事構成の作成
  • SEOライティングの指導
  • 文章の添削

これらすべてを任せるのではなく、一部の支援だけを依頼することもできるため、自社の知見やリソースに合わせて依頼内容を決めましょう。

業者によっては内製化を支援している場合もあります。最初は全工程を依頼し、少しずつ内製化して依頼内容を少なくしていくことも可能です。

内部SEO対策

内部SEO対策は、自サイトのリンク設定やサイト高速化など、内部対策のために行う施策です

内部対策の施策は、大きく「検索エンジンに対する対策」と「ユーザーに対する対策」に分けられます。

検索エンジンに対する対策の具体的な施策は、XMLサイトマップの設置や内部リンクの最適化、画像の最適化などです。ユーザーに対する対策は、ページスピードの改善やモバイルフレンドリー化などが挙げられます。

費用は1回約10〜50万円ほどが相場で、単発での相談が一般的です。具体的な施策案の提示や実行は別途料金がかかる場合もあるため、どのようなことを実施してもらえるか確認しておきましょう。

外部SEO対策

外部SEO対策は、基本的に外部サイトからの被リンク獲得を目的とする施策です。費用の相場は1〜15万円ほどで、月額制の場合と成果報酬型の場合があります。

被リンクとは、外部のサイトから自社のサイトへ向けて設置されたリンクのことです。質の良い被リンクは検索エンジンからのサイト評価を高める一方で、質の悪い被リンクはサイト評価を落とす原因になりかねません。

質の良い被リンクを獲得するためには、外部SEO対策をプロに依頼することが有効です。

なお、ここまで紹介したすべての外注の費用は、具体的な契約内容や依頼先によって異なります。

成果が同じなら費用が安い方が理想です。しかし、「費用が安い」という理由だけで依頼先を決めると、成果が出ないだけではなく、「出来上がったコンテンツのクオリティが低く、自社での手直しが多くなり手間が増えてしまった」という失敗を招きかねません。

そのため、費用だけではなく「実績」「提案内容」「担当者との相性」などを考慮して、総合的に判断することが大切です。

下記の記事で、SEOコンサルティングを依頼する際のチェックポイントを紹介しているので、併せてご覧ください。

SEOを外注するか判断するための3つの質問

自社でSEOを外注するかどうかの判断をする際は、以下の3つの内容を確認してください。

下記の質問で、1つでも回答に「No」がある場合には、外注することをおすすめします

反対にすべて「Yes」と答えられるのであれば、外注の優先度を低くして、ほかの施策に予算をあてるのも一手です。

その理由を、詳しく見ていきましょう。

SEOをプロに外注する3つの判断材料

質問1 社内にSEOの知見やノウハウを持ったスタッフはいますか?

社内にSEOの知見やノウハウを持ったスタッフがいない場合、まずは勉強するところから始めなければなりません

SEOは専門知識が必要なので、まったく知識がない状態からSEOに取り組むまでには時間がかかってしまいます。

一方、プロに外注すれば、社内にSEOの知見・ノウハウがなくても、すぐにSEOを始められます。

外注する場合はプロの仕事の様子を観察しながら、SEOの実務を勉強することも併せて行うと良いでしょう。

質問2 SEOに長期継続して取り組むリソースと体制はありますか?

SEOで成果を出すためには「サイト構造の見直し」や「コンテンツの制作」など、やるべきことが多く、これらの施策を長期間、継続して取り組まなければなりません。

特にコンテンツの制作にはリソースがかかります。 特に初期はコンテンツの公開量を担保しないと検証までの時間がかかってしまうのと、それらのコンテンツのメンテナンスするリソースが必要となります。

社内のリソースに余裕がない場合には、SEOで成果を上げることは難しくなるため、外注の検討をおすすめします。

質問3 SEOに取り組んでいるのに成果が出ない悩みはありますか?

SEOに取り組んでいるのに成果が出ていない場合は、その要因を探って対策することが大事です

しかし、社内で検討しただけでは原因が突き止められず、一向に改善できないケースがあります。 特にツールの使い方がわからず正しい分析が出来ていない、成果があがりやすいポイントから改善出来ていないなどはあるあるの悩みだと思います。

そのような場合は外注をすることで、経験・知識の豊富なプロに現状を分析してもらえて、改善の糸口がつかめます。

SEOの外注先を選ぶ際の6つのチェックポイント

SEOの外注先を選ぶ際は、下記6つのポイントをチェックしてみましょう。

SEOの外注先を選ぶ際の6つのチェックポイント
1 依頼先のサービス内容は自社目標に合っているか
2 依頼する内容の費用対効果は希望に適っているか
3 SEOの成果を考え、柔軟に契約期間を設定できるか
4 サービスサイトにこれまでの実績を掲載しているか
5 依頼先のサイトの品質とSEO成果を上げているか
6 インハウスSEO(内製化)の支援をしてくれるか

 

それぞれのポイントの詳細については、下記の記事をご参照ください。記事の中では、外注先の候補となる代表的なSEO会社も紹介しています。

SEOの外注先候補が複数ある場合の決め方

SEOの外注先を選定する際、「サービス内容」や「費用」など基本的な項目だけでは、どの会社も似たり寄ったりで、決めきれないことも多いです

その場合、最終的な判断は以下4つの観点で選んでみてください。下記のチェックシートを保存して、チェックをつけてみましょう。

それぞれ、解説していきます。

SEOをプロに外注する最終的な4つの判断ポイント

ポイント1 そのSEO会社は、自社に寄り添ってくれていますか?

1つ目のチェックポイントは、「自社に寄り添ってくれそうかどうか」です

具体的には、下記のような特徴を持ったSEO会社には、安心して発注できると考えられます。

【安心できるSEO会社の特徴】

  • 連絡したことへの返信が早い
  • 依頼したことはすぐに対応する
  • 依頼する前に先回りで行動する
  • ミスを繰り返さない
    など

支援会社との円滑なコミュニケーションは、成功と直結しているといっても過言ではありません。

基本的な部分ですが、ストレスなくやりとりができるか確認しましょう。

ポイント2 そのSEO会社は、本気で提案をしてくれていますか?

ポイントの2つ目は、「今回の提案への本気度」です

クライアントが抱える課題に本気で向き合ってくれるSEO会社は、提案段階で詳細な調査をした上で資料を用意するため、自然と担当者の熱意が伝わってきます。

また、一般論だけではなく、社内事情に合わせた提案をしてくれることも、良いSEO会社の特徴です。

例えば、エンジニアが少なく実装可能な範囲に限りがある場合は、それを考慮した内容から提案してもらえるかなどを見ると良いでしょう。

ポイント3 そのSEO会社は、SEO実務担当者を紹介しましたか?

外注先を決める際は、「実際に誰が自社の担当者になるのか」も大事なチェックポイントです

「提案をしてくれた“営業担当”は優秀だったものの、SEOの実務を担当するSEOディレクターは新人だった」というケースもあるため、事前に担当者を紹介してくれるSEO会社、もしくは複数人で一つの案件に取り組む体制の会社のほうが安心して外注できます。

ポイント4 そのSEO会社は、内製化を支援してくれますか?

外注先を決める際は、内製化支援を実施している業者がおすすめです

長期間にわたってSEO会社に外注していると、コストがかさみ続けます。費用対効果を考えるならば、自社で内製できることが理想です。初めのうちはSEO会社に一任していても、少しずつ内製化できれば、外注に要するコストを圧縮できます。

一方で、そもそも自社のノウハウを伝えようとしないSEO会社も多くあります。内製化を見据えている場合は、外注を依頼する前に内製化支援も行っているかや、内製化の実績があるかを確認しておきましょう。

ナイルではSEOコンサルティングと併せて、内製化の支援も行っています。依頼いただいた企業の中には、SEOで成果を出しながら、1年で内製化に成功した事例もあります。

内製化支援サービスの詳細は下記ページで紹介していますので、ぜひお読みください。。

SEOを外注する際の3つの契約形態

契約形態には、「月額固定」「一括支払い」「成果報酬」などのパターンがあります

基本的には月額固定になることが多く、一括支払い・成果報酬はごく稀のケースです。特に成果報酬に関しては聞こえは良いのですが注意が必要です。

成果報酬型では、キーワードの順位で報酬を決めることが多く、「何をしているか」ではなく「何位であるか」に焦点があたります。その場合、外注先が何もしていなくても、キーワードが上位にいる限り報酬をしなければならないなどのデメリットがあります。

特定のキーワードの順位以外は気にしないというスタンスであれば問題はありません。しかし、SEOの目的はあくまで順位を上げるだけではなく、サイトの集客やコンバージョンというところにあります。サイト全体で集客の最適化をしたい場合は気をつけるようにしましょう。

契約形態について、ナイルで特にお客様からご要望をいただくケースとしては下記のようなお言葉をいただきます。

  • 「1本作成して様子を見たい」
  • 「まずは3ヵ月だけお願いしたい」
  • 「半年試して成果が出たら引き続き依頼したい」

弊社ではこれらを含めて、ご希望の「期間」や「費用」に合わせて、施策のご提案が可能ですので、柔軟なコンサルティングサービスを求めている方はぜひご相談ください。

「今月はコンテンツ制作を一時ストップで、サイト分析に全振りしたい」など、施策の内容も状況に応じて臨機応変に対応いたします

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SEOをプロに外注する6つのメリット

SEOをプロに外注するメリットは、6つあります。

それぞれ、詳細を見ていきましょう。

SEOをプロに外注する6つのメリット

メリット1 リソースに余裕が生まれコア業務に集中できる

SEOはやるべきことが多く、工数の多い作業です

このため、業務の一部を外注できれば、社内の負担は大きく軽減されます。SEO関連の業務の中でも、「コンテンツ制作」は特に時間がかかります。

これは、1記事を書くだけでも、「キーワード選定」「構成書の作成」「本文の執筆(文献調査)・編集」「入稿(コーディング)」「校正・校閲」など工数が多いためです。

記事を作る流れについては、下記の記事もご参照ください。

コンテンツ制作だけでも外注すると、社内のリソースにだいぶ余裕が生まれます

このように、他社へ任せられる仕事は外注することで、自社のスタッフが「マーケティングの戦略設計」などのコア業務に集中できるようになります。

メリット2 自社の求める成果につながるSEOが実施できる

プロに外注することで、広い視野を持ってSEOに取り組み、会社の売上につなげられるようになります

SEOで陥りがちなのが、単に「SEO=検索上位を獲得すること」と捉えて、それだけに執着することです。しかし、これでは「企業としての利益」にはつながりません。

なぜなら、検索上位を獲得しても、そこからサイトに流入してもらって、「商品の購入」や「問い合わせ」などがない限り業績は上がらないからです。

SEOのプロは豊富な経験やノウハウを活かし、発注元の求める成果から逆算してSEO戦略を立てています。これによって、「成果につながるSEO施策」が実施できます。

メリット3 自社のターゲットユーザーが明確に設定できる

SEOはどんなユーザーをサイトに集客するのか、的確なターゲット設定が重要です

SEOの外注先が、これまでの経験にもとづいて、ターゲットユーザーを明確化するためのアドバイスをしてくれます。

外注先のアドバイスに従い、ターゲットのイメージを固められれば、情報発信すべき内容も定まっていきます。

メリット4 正確な現状分析を把握して適切な対策が打てる

SEOを外注することで、サイト分析のアドバイスをもらうこともできるため、正確に現状を把握した上で、適切な対策をとることができるでしょう

自サイトがどのような状況なのか、数字から分析できることは、実にたくさんあります。

アクセス数が減っているとしたら、どこからの流入が減ったのか、どんな検索キーワードで検索順位が落ちたのか、、サイトを分析することで把握できます。

もし、専門知識がなければ、なぜ検索順位が下がったのかもわかりません。

また、万が一、Googleから自社サイトにペナルティを与えられた場合、プロのアドバイスがなければ気づくことが難しいです。

メリット5 アルゴリズムアップデートに素早く対応できる

SEOを実践したことがなければ、ピンとこないかもしれませんが、Googleの検索アルゴリズムがアップデートされると、検索順位が大きく変動します。

このとき、すぐに施策を打つべきなのか、それほど緊急性が高くないのか、冷静な判断を下すことができるのは、SEOを外注する大きなメリットです

また複数の案件を抱えているコンサル会社であれば、アップデートの傾向をより精緻に分析することが可能です。

SEO会社は、Googleアルゴリズムのアップデート情報に常に敏感です。

必要な対策がある場合、具体的な施策を提案してくれるため、安心してサイト運営を行うことができるでしょう。

メリット6 SEOの最新情報やノウハウを共有してもらえる

SEOを外注するとプロの仕事を間近で見られるため、「SEOの考え方」から「ツールの使い方」まで幅広く学べます。その結果、自社スタッフのSEOスキルが磨かれます。

また、外注先となるSEO会社は、さまざまな業界・企業と関わっており、SEOの最新情報を得やすい立場にいるので、一緒に仕事をしているなかで情報提供してもらえることもあります。

ナイルでもSEOのノウハウをわかりやすく噛み砕いて共有することを心がけており、要望に応じてインハウス化を見据えた支援も可能です。

「少しでもSEOの知識を付けたい」「ゆくゆくはインハウス化も考えている」という場合は、簡単な相談だけでも結構ですので、無料相談・お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。壁打ちとしてのお申し込みも歓迎しております。

SEOを外注する際の4つの注意点

SEOを外注する際は、注意点が4つあります。

SEOを外注する際の4つの注意点

SEOの外注で成果を出すためには、目的に合わせて外注先や依頼内容を決定することが大切です。これから解説する内容を押さえることで、外注での失敗の確率を下げられるので、順番に見ていきましょう。

注意点1 SEOの基礎知識は事前に身につける

SEOを外注する前には、基本的なSEO知識を事前に身につけましょう

その理由は、SEOでよく使われる用語を知らなければ、外注先と円滑なコミュニケーションがとれず、提案内容を適切に評価できないからです。

下記の記事では、初心者の方向けにSEOの基礎知識をお伝えしていますので、興味のある方はチェックしてみてください。

注意点2 外注する前にSEOの目的を決める

SEOを実施して、集客した上で、どんな目的を達成したいのかは、外注する前に決めておくことが望ましいです

「とにかくユーザーを集めたい」といった漫然とした目的では、「SEOで集客したものの、売上につながらなかった」となる可能性が高くなります。

もちろん、目的の設計から外注先に入ってもらうことも可能です。SEOの目的を明確にすることが重要だと、認識しておくようにしましょう。

注意点3 外注先の実績や評判をチェックする

外注先の企業の規模感や得意分野、そして実績は必ず確認し、どのような評判があるのかもチェックしておけると安心です

SEOの外注を請け負っている業者はさまざまにあり、SEO施策は長期間にわたります。パートナー選びは慎重に行いましょう。

注意点4 CV改善までやってくれる会社か確認する

総合的にSEOを外注したい場合は、コンバージョン(CV)改善まで行ってくれるかを確認しましょう。

目的が「サイトへの流入」だけであれば必要ありません。しかし、問い合わせ獲得や資料請求などのコンバージョンが目的なら、集客だけを強化する施策では不十分です。

特に既存記事をリライトする際、目的が「上位表示の獲得」なのか「コンバージョン率の改善」なのかで、取り組むべき施策が変わります。最初は上位表示の獲得を目指し、ある程度上位表示を獲得できたら、コンバージョン率の改善に取り組むことも多いです。

そのため、コンバージョン率の改善、いわゆるCROを任せられるかも、外注先選びの基準として、押さえておきましょう

SEOを外注する際は将来のインハウス化も見据えよう

SEOを外注する際には、将来のインハウス化も見据えておくことをおすすめします。

この「インハウス化」とは、外部に頼らず自社内でSEOを完結させることです

外注した当初は、SEOの全体的なコンサルティングをお願いしていても、少しずつ社内にノウハウを蓄積することで、委託先から業務を巻き取っていけます。

こうして、自社でできることを増やすと、外注費の削減につながります。

SEOのインハウス化については、下記の記事も参考にしてみてください。

SEOを外注して成功した事例

ここからは、ナイルが支援したSEOの成功事例を3つ紹介します。

ローンチから2年で月間100万セッション達成 | 株式会社トライアルカンパニー

トライアルカンパニー事例

株式会社トライアルカンパニーは、スーパーマーケット「トライアル」を全国展開している企業です。TVや新聞のチラシなどの広告を活用して集客していた同社では、顧客への新しいアプローチとしてオウンドメディアの立ち上げを決定しました。

外注先を決める際に重視していたのが、「どんな人が編集長になるのか」と「どういう向き合い方をしてくれるか」の2点です。サイトのイメージやコンセプトが曖昧な状態での外注だったため、トライアルがターゲットとしている「生活感がある人」に編集長をしてほしいという希望がありました。担当者と実際に会って話をして、サイトの方向性などの具体的な提案をしたナイルにご依頼いただきました。

ナイルが支援し始めて最初に行ったのがコンセプト決めです。オウンドメディア「トライアルマガジン」を立ち上げ、メインターゲットを20〜30代の女性に設定しました。本来、トライアルのボリュームゾーンは60代の女性ですが、オウンドメディアのターゲットはそれよりも若い層に設定します。新規顧客の獲得はもちろん、若い世代を狙うことでLTVを高めようとする意図もありました。

実際にコンテンツを作成する際は、「トライアルのことを認知しているものの、まだ来店していない」というユーザーの利用促進にも注力しました。また、新規コンテンツの作成だけではなく、既存記事の改善も進めています。

結果的に、オウンドメディアのローンチから2年で月間100万セッションを達成しました。 中でも、「数の子の塩抜き」を解説した記事は、ローンチから半年でGoogle検索から17万クリック獲得するヒット記事となりました。

PV数の推移

今後は、トライアルに来店するお客様全員がトライアルマガジンの存在を知っている状態を目指し、運営を続けています。

この案件・類似案件を担当したメンバー

 加藤 直子

加藤 直子(かとう なおこ)

・主に女性向けメディアや食関連のコンテンツ制作を担当。担当メディアではローンチから約3年で月間200万セッション達成などの実績を持つ
・一般情報誌、ムック本、ウェブメディア等の制作経験があり、コンテンツ制作の造詣が深い

半年でCV数を3.4倍に | 株式会社ライフワークス

株式会社ライフワークス事例

株式会社ライフワークスは、キャリア研修・開発支援事業を軸に、人事課題の解決支援を行う企業です。以前は別の企業へコンテンツ制作を委託していましたが、流入は増える一方でコンバージョンが伸び悩んでいました。

そこでコンバージョン率最適化(CRO)に着手しようと思ったものの社内に知見がなく、SEO・コンテンツ・サイト改善を一貫して支援できるナイルへ外注していただきました。

まず取り組んだのが、アクセスログ解析によるサイトのボトルネック調査です。コンバージョンが増えない理由を探ったところ、フォームへの到達率や完了率が低いことがわかりました。そこで、「問い合わせ・資料ダウンロードフォーム項目の精査」「サービスページへのコンバージョンポイント追加」などの施策を実行しながら効果検証を行い、継続的なPDCAサイクルを実行し、コンバージョン率の改善を目指します。

SEOでは既存コンテンツの内容やキーワードを調査し、新たにコンバージョンへつながりそうなキーワードを中心にコンテンツを作成しました。

SEOとCROの両面で改善施策を実施したところ、CROの開始から1ヵ月でサイト全体の目標コンバージョン数に到達し、半年でCV数が3.4倍まで増加しました

CV数の推移

また、SEOの面では、約3ヵ月で合計クリック数が1,900も増加し、順調に成果が出ています。

この案件・類似案件を担当したメンバー

 橋本 直樹

橋本 直樹(はしもと なおき)

ソフトウェア開発会社にて、クライアントのWebサイト制作ディレクション・リスティング広告運用・アクセス解析などを経験。製造・卸・小売とさまざまなクライアントを担当。
ナイルには2020年より入社し、Web分析・課題解決提案では、数字で語ることができない問題の本質を見抜いた提案に評判がある。

1年間で内製化達成 | ヒューレックス株式会社

ヒューレックス株式会社事例

ヒューレックス株式会社は、仙台に本社を置く人材会社です。東北地方の求人をメインターゲットとしたサイトから、全国への展開を目指してサイトリニューアルに着手し、その際にナイルへご依頼いただきました。

外注先としてナイルを選んだ理由は、技術的な課題に対する具体的な改善策の提案があったことと、内製化を見据えた支援を実施していることの2つです。

仙台に拠点を置く同社では、直接顔をあわせる機会を作ることが難しい東京に拠点を置く企業へ依頼することに対して、不安があったと言います。しかし、週1の定例会議や、チャットでの小まめな情報共有によって、SEO施策をスムーズに進められました。

同社には「地方に強い」「Uターンに強い」という特徴があります。そのため「地方に転職したいユーザーがどういったキーワードを調べるか」を洗い出し、カスタマージャーニーをもとにキーワードを選定しました。加えて、コラムからの流入が増加したタイミングで、「コラムからどのページに遷移させるとコンバージョンしやすいか」といったコンバージョンの改善にも取り組みました。

結果として、制作キーワードのうち5割で検索順位1位を獲得し、月50件のコンバージョンが発生しています。さらに、支援から1年でSEOの内製化にも成功しました。

この案件・類似案件を担当したメンバー

 川野 紗和穂

川野 紗和穂(かわの さわほ)

SEOの外注ならナイルにお任せください

SEOで成果を上げるには豊富な知識と経験が必要なため、自社にノウハウがない場合は外注するのもひとつの方法です。

SEOの外注には、総合的に支援してもらったり、コンテンツ制作を任せたりなど、さまざまな種類があります。自社のリソースや知見に合わせ、どのような内容を外注するかを明確にしておきましょう。また、将来的にSEOを内製化したいかどうかも、業者を選ぶ前に決めておきたいポイントです。

「SEOを外注して成果に結びつけたい」「SEOの施策と併せて内製化支援も依頼したい」とお考えの方は、ナイルにお任せください。ナイルは2,000社以上の支援実績があり、「コンテンツの改善で検索流入700%アップ」「半年間でコンバージョン数3.4倍」といった成功事例も数多くあります。

ナイルのSEOコンサルティングの強みは、SEOやマーケティングの知見を活かした一気通貫の支援ができることです。コンテンツ制作やサイト改善など、専門チームと連携しながら、サイトの目的達成に向けた施策を進めています。

ナイルの SEOコンサルティングの体制

SEOでの検索上位表示だけではなく、コンバージョン率の改善も支援できるため、売上につながるサイトの構築が可能です。

例えば新たにサイトを立ち上げる際は、下記のような流れでSEO施策やコンバージョン獲得のための施策を行います。

ナイル SEOコンサルティングの流れ

加えて、ナイルでは内製化支援も行っています。ナイルの内製化支援は、ノウハウをお伝えするだけではありません。体制構築のための予算・人員獲得交渉もサポートします

コンサルティングの詳しい内容は下記で紹介していますので、SEOの外注先を探している方はご覧ください。

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編集者情報

金子 光(かねこ ひかる)
金子光

新卒で楽天グループ株式会社に入社。営業管理として40人規模のチームをマネジメント。その後社員3人のベンチャー企業に入社し新規事業立ち上げを経験。現在はナイルのSEO相談室編集長として、Webマーケティングに従事している。

PIVOTにもスポンサード出演しました!

PIVOTにもスポンサード出演しました!
チャンネル登録者数が100万人を超えるYoutubeチャンネルPIVOTにスポンサード出演しました!
動画内では、マーケティング組織立ち上げのための新しい手段についてお話しています。
マーケティング組織に課題がある方はぜひご覧下さい。
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