絶対URLと相対URLでSEO対策上の違いはありますか?
絶対URLと相対URL(相対パス)についてSEO対策上の観点も交えて解説をしています。
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それぞれの言葉の意味
「絶対URL」「相対URL(相対パス)」はどちらもHTMLでリンク先のURLをどのように記述するかを表す言葉です。それぞれにメリット・デメリットがあります。
まず絶対URLですが、リンク先のURLをhttp://~まで含み全てそのまま記述する記載方法です。相対URL(相対パス)は、リンク先のURLをディレクトリの位置関係に合わせてファイルの位置だけを指定するような記載方法です。
また、これらとは別にルート相対URL(ルート相対パス)というものがあり、相対パスと異なりルートディレクトリを起点にしてファイルの位置を指定するような記載方法になります。
SEO対策上の違い
どちらの記載が最も優れている、ということはありませんが、少なくともランキングアルゴリズム上でどちらかをより高く評価するということは無い、と考えて頂いて良いと思います。少なくともコンテンツの品質やアンサー度に関わるものではありませんので、記載方法の違いが直接ランキングに与える影響は全く無いか、仮にあっても微々たるものでしかありません。
Googleはウェブマスターツールヘルプの中で絶対URLでの記載を推奨しています。
可能な場合は、相対リンクではなく絶対リンクを使用します(たとえばサイト内の別のページにリンクする場合、mypage.html ではなく www.example.com/mypage.html とします)。
ただし上記のヘルプの主旨では特にランキングに関する話はされておらず、Googleのクローラーがより正確にWEBサイト内のページを巡回・インデックスできるようにするための推奨として記載されています。もっと正確には、特に相対パスの使用は、ディレクトリ構造の変更などの際にリンク切れを引き起こすなどのデメリットもあるためクロールエラーを生じさせやすいため、「可能であれば」(真意は、「制作者からすれば色々大変だと思うけど可能であれば」だと思いますが)という枕詞をつけて推奨をしています。
結論から言えば、サイト全体が正常にクロールされる状態であればどちらでも構わないですが、相対パスを使用する場合にはリンク切れには十分に注意をして下さい、ということで問題ないと思います。
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